絶頂期のジミー・スミスが新しいトリオで録音した人気盤。マーチのようなイントロから始まる「ジョニーが凱旋する時」や、おなじみのスタンダード「チュニジアの夜」、「マック・ザ・ナイフ」などでアーシーな熱演を繰り広げる。

ジャズ・ロック調の色彩感覚で迫る才人トランペッターと次世代を担う新主流派のスター、ハービー・ハンコック、ウェイン・ショーターとの絶妙なブレンドから生まれた快作。「ペンタコスタル・フィーリング」のクールなリレー・ソロがカッコいい。

鮮烈なデビュー作『テイキン・オフ』から一年ぶりに録音された第ニ弾！オープニングはジャズ・ロック調の大人気曲「ブラインド・マン、ブラインド・マン」。天才ハービーならではの斬新なセンスが随所に光る快作。

スクエアな奴お断り！と、ひときわハードボイルドに迫る人気盤。ドナルド・バード、ハービー・ハンコックとリー・モーガンとアンドリュー・ヒルという2種類のクインテットを率いてオリジナリティ溢れる“モブレー節”を展開。

当代の人気テナー奏者によるカウント・ベイシーへのトリビュート作品。おなじみの名曲「ワン・オクロック・ジャンプ」などで、シャーリー・スコットの絶妙な伴奏に乗ってグルーヴィー＆ソウルフルな演奏を繰り広げる。

哀愁漂うタイトル曲やMJQ「ジャンゴ」の名カヴァーで知られる大人気盤。ボビー・ハッチャーソン、ジョー・ヘンダーソン等BN新主流派が加わった異彩あるセクステットによる屈指の名セッション。

ハービー・ハンコックが加わった『ノー・ルーム・フォー・スクエアーズ』の同日セッションとフレディ・ハバードを擁した別セッションから収録。ダンサブルなタイトル曲、ハード・ドライヴィングなオリジナル「ストレート・ライフ」などを逞しいトーンで伸び伸びと吹きまくる。

“オルガンのコルトレーン”とも呼ばれる革命の風雲児ヤングの衝撃的なBNデビュー作。気鋭のテナー、サム・リヴァース、屈指のドラマー、エルヴィン・ジョーンズら共演陣も熱演。「プラザ・デ・トロス」は、ロンドン・アシッド・ジャズ・シーンで熱狂的に迎えられたナンバー。

60年代に活躍した人気オルガニストのBN最終作。ワン・ホーンのオルガン・カルテットに男女3名の混成コーラスを加えたゴスペル色の強い意欲作。レイ・チャールズも歌っている「バステッド」、ケニー・バレルの「ロイエ」などのカブァーも収録。

リー・モーガンが復帰したJM三管作品でBN最終作品。ショーター〜モーガンのコンビによって、ハード・バップからモードまで縦横無尽に行きかう成熟したサウンドが復活。カーティス・フラーの壮大なオリジナル「ジ・エジプシャン」の妖しさに心躍る。

オリヴァー・ネルソン編曲・指揮、16ピースのオールスター・オーケストラによる豪華盤。ハービー・ハンコック、ケニー・バレル、フィル・ウッズ、J.J.ジョンソンらが集められ人気沸騰の“ザ・マン”タレンタインを讃えるかの超大作。デビュー盤から「リトル・シェリ」の再演やビートルズも取り上げていた「蜜の味」などの選曲も嬉しい。

ブルージーなプレイの人気ギタリストがビートルズやボサ・ノヴァなどおなじみの名曲をカヴァー。レノン〜マッカートニーがゴスペル・カラーを取り入れたと言われるタイトル曲、エモーショナルな感性が光る「コルコヴァド」などリラックスした快演が続く。バックの新進オルガン奏者ラリー・ヤング、名手エルヴィン・ジョーンズらも好サポート。

「黒いオルフェ」の名演で知られる巨人デックスの人気盤。新鋭ボビー・ハッチャーソンのフレッシュなヴァイブ・ソロにも注目。艶やかで逞しいテナーがくつろいだ雰囲気の中でリラックスした名人芸を披露。美しいバラッド、キュートなオリジナルなど全曲傾聴すべき名作。

フレディ・ハバード〜リー・モーガンというBNが誇る2大トランペッターによる豪華な共演その1。クレア・フィッシャー作の名曲「ペンサティヴァ」で両者の一歩も譲らない白熱したバトルが凄い。マイルスでおなじみの「ウォーキン」ではリー・モーガンの快調なプレイが楽しめる。

フレディ・ハバード〜リー・モーガンというBNが誇る2大トランペッターによる豪華な共演その2。アフロ・テイストのフレディ作「ブレイキング・ポイント」で聴けるお互いのアグレッシブなソロの応酬に注目。同じく自作の「ジョド」ではフレディが大熱演を繰り広げる。

世紀の大ヒット『ザ・サイドワインダー』に優るとも劣らないジャズ・ロック・エイジの金字塔。天才トランペッターだけが昇りつめたモダン・ジャズの極致。愛らしいメロディーを持つ「セオラ」の人気も高い。

ジョー・ヘンダーソンを加えたクインテットとオリヴァー・ネルソン編曲指揮のビッグバンドという2種類の編成で吹き込んだ後期モーガンを代表する人気盤。ビートルズの名曲「イエスタデイ」は数あるジャズ・カヴァーの中で屈指の出来栄え。ホーン・アンサンブルをバックにしたトランペット・ソロは限りなく美しい。

ジョー・ヘンダーソンを加えたクインテットとオリヴァー・ネルソン編曲指揮のビッグバンドという2種類の編成で吹き込んだ後期モーガンを代表する人気盤。ビートルズの名曲「イエスタデイ」は数あるジャズ・カヴァーの中で屈指の出来栄え。ホーン・アンサンブルをバックにしたトランペット・ソロは限りなく美しい。

ジャズを超えてダンス・ミュージック・シーンを席巻したメガ・ヒット・アルバムにして、時代を超えて聴き継がれるジャズ・ファンクの傑作。若きジョージ・ベンソン参加。おなじみのタイトル曲は、当時日本のグループサウンズにもカヴァーされた。

名プロデューサー／ピアニスト／コンポーザーとして多彩な活動をしていたピアソンが、ヴァイブのボビー・ハッチャーソンやラテン・パーカッションのパタートらを迎えて録音したラテン・フレイバー溢れる一枚。

当時のレギュラー・グループに木管やブラスを加えオーケストラ的なサウンドを追求した意欲作。オープニングの「アイ・ハヴ・ア・ドリーム」で見られるように、名作『スピーク・ライク・ア・チャイルド』の叙情性を引き継ぎ、さらに進化させたBN最終作。

リラックスした内容で楽しめる60年代後期の作品。タイトル曲は、ビリー・ヒギンズのリズミックなドラムから始まる哀愁のボサ・ロック。一度聴いたら忘れられない脱力的メロディーがナイス。ストレート・アヘッドな「アンチ・クライマックス」ではジャッキー・マクリーンと共に貫禄のソロを示す。

哀愁のアルト奏者がBN時代の最後に残した大人気盤。甘美なメロディーを持つウディ・ショウの名曲「スイート・ラヴ・オブ・マイン」を収録。若きジャック・デジョネットの天才的ドラムにも注目。

70年ニュージャージー州のクラブにおけるライヴ盤。クール＆ザ・ギャングのナンバー、「レット・ザ・ミュージック・テイク・ユア・ハンド」などを取り上げたR&B色の強い作品。オルガンのロニー・フォスターと共にグルーヴ感満点の演奏で観客を盛り上げる。ボーナス・トラックにはハービー・ハンコックの「処女航海」のカヴァーも収録。

ヒット・チャートを駆け上った大ヒット作『ブラック・バード』の前作にあたるジャズ・ファンク作品。ボビー・ハッチャーソンのヴァイブが印象的な「ジ・エンペラー」、甘いトランペットのメロディーが印象的な「ジェイミー」など全曲バードのオリジナルが占める。