Quiet Corner クワイエット・コーナー Vol.2
幻想的な音空間 〜デイドリーム・ビリーヴァー〜

Quiet Corner クワイエット・コーナー

センシティヴでメランコリックなジョルジオ・トゥマの世界

まばゆい星が煌く広大な銀河の中に静かな音と光が生まれる。いくつもの星を結ぶ星座をたよりに、ジョルジオ・トゥマの音楽は長い尾をひく青白い彗星のように音の宇宙を自由に旅していく。アルバムのイントロダクションから、おぼろげなアコースティック・ギターと淡いコーラスが幻想的に漂い、儚く繊細なジョルジオ・トゥマ・ワールドが広がっていく。2009年の秋に、次回作は「よりフォーキーにジャジーにメランコリックに、ホーンやストリングスを加えるアイディアもある」と語ってレコーディングを始めた彼は、約1年の歳月をかけてニュー・アルバム『In The Morning We'll Meet』を完成させた。ポップなアイディアを詰め込んだ2005年のファースト『Uncolored (Swing'n'Pop Around Rose)』から、メロディアスな楽曲と生音の響きを生かした2008年の名作セカンド『My Vocalese Fun Fair』のリリースを経て、彼は様々な音のエッセンスを集めて新たな境地へと踏み出した。“美しいメロディー・ラインと詩的な歌詞がひとつにとけあったコーラスの魅惑的な響き”という彼の音楽の魅力が、ストリングスやホーンのアレンジメントという新たな衣をまとい、さらに映画音楽のようなイマジネイティヴな世界を創りあげる。彼が時間をかけてじっくりと取り組んだ新作には、彼の音楽に対する接し方が見えてくる。彼の音楽には目の前の風向きに左右される波とは無縁な、海底の奥深くを流れる静かな潮流のようなゆるぎのない芯の強さを感じさせる。(ライナーノートより)
文●吉本宏(音楽文筆家/bar buenos aires)
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