スティングのロック回帰なニューアルバム『57TH & 9TH』

©Eric Ryan Anderson

スティング 13年ぶりにロックに帰還！12枚目のソロ・アルバムが到着

生まれ故郷の町を舞台にしたブロードウェイ・ミュージカルのために書き下ろした前作『ザ・ラスト・シップ』(2013)で人生を振り返ったスティング。音楽人生第2章の幕開けといえる新作は、ファンが聴きたかったロック・アルバム！

今作は、スティングのソロとしては12枚目となるスタジオ・アルバムで、ポップ/ロック・アルバムの制作を行ったのは、スティングにとって10数年振りだという。映画「マッドマックス2」風のイメージを想起させる、激しい1曲“Petrol Head”から、典型的なフォークの物語り風の“Pretty Young Soldier”まで、スティングの作曲スタイルの幅の広さを象徴する内容に。

アルバムからのシングル第1弾となる“I Can't Stop Thinking About You”は、スティングが持つ力強いノリと、ダンサブルな面が余すところなく発揮された楽曲で、彼の音楽が今日のポップ・ミュージックにも変わらず影響を及ぼしていることの証拠となっている。

もしもこのアルバム『57th & 9th』を通して、歌詞にテーマがあるとすれば、それは旅や移動のイメージだとスティングは言う。テーマが最もはっきりと反映されているのは、自伝的な“Heading South On The Great North Road”と、もう1曲、人道的な見地から世界的な難民危機を扱った"Inshallah”だ。

輸入盤CDは全10曲を収録した通常盤、スティング自身によるライノーツ＆ボーナス3曲収録のデラックス盤、さらにスティングの独占インタビューとライヴ映像を収録したDVDとフォトグラフをセットにした完全限定スーパーデラックスBOXの3形態。国内盤は全13曲収録の通常盤とDVD付きのデラックス盤の2形態がSHM-CD仕様で発売されます。

参加アーティスト

＜参加ミュージシャン＞
■Dominic Miller (guitar)
■Vinnie Colaiuta (drums)
■Josh Freese (drums - Nine Inch Nails, Guns n' Roses)
■Lyle Workman (guitar), The Last Bandoleros他

＜プロデュース＞
■Martin Kierszenbaum