全59曲収録!フィル・コリンズのコラボ/サポート楽曲を集めた4CDボックスが登場

フィル・コリンズ

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全59曲収録!フィル・コリンズの半世紀にわたる栄光のキャリアから様々なアーティストとのコラボやサポート楽曲を集めた4CDボックスが登場


いい人生を送ったね、と人は言うかもしれない。自分は人生のほとんどでやりたいことをやっただけ。ただでやっていたのに、良いお金をもらえたんだ。やりたいことっていうのは、つまりドラムを叩くっていうことさ。僕のヒーローたちと演奏してきた間に、ほとんどの人と親しい友達になった。

この4枚のCDを聴けば、それらの瞬間が少しは分かってもらえると思う。これらの曲を集めることを許してくれたアーティストたちに感謝したい。そんなに簡単なことではないからね。 ─ フィル・コリンズ


イギリスの最も重要なロックバンドのメンバーであり、世界で最も成功した男性シンガーであるフィル・コリンズはいろいろなアーティストと常にコラボレーションを行なってきた。ドラム、ヴォーカル、ソングライティングなど、彼の才能は彼の音楽的なヒーローたちを助けてきた。そんな彼の数々のコラボレーションのハイライトが、59曲にも及ぶ楽曲を4枚組のCD『Plays Well With Others』という結晶となった。

フィル・コリンズが初めて参加したバンドとして知られるフレイミング・ユースから、70年代の伝説のアーティストであるブランドX、ブライアン・イーノ、ロバート・フリップ、ジョン・ケイルとの曲や、スーパースターとなった80年代の楽曲、さらにクインシー・ジョーンズやトニー・ベネットとの共演まで収録している。

アルバムタイトルは深い真実を含む、洒落の効いたプレゼントからとられている。フィル・コリンズがジェネシスのフロントマンになったとき、ジェネシスの専属ドラマーとなったチェスター・トンプソンがフィルに特別な誕生日プレゼントを贈った。それは高価なものではなく、ただのTシャツだった。そのTシャツの表には、ドラムのスティックを持って、どんなセッションにも顔を出し、彼が尊敬しているミュージシャンのために喜んでプロデュースを行うというフィル・コリンズの気持ちを象徴するスローガンが書かれていたのだ。“プレイズ・ウェル・ウィズ・アザーズ”と。


フィル・コリンズ


ジェネシスのプロデューサーだったジョン・アンソニーはフィル・コリンズを様々な音楽的な環境に適応するミュージシャンとして見ていた。フィル・コリンズは思い起こす。

「彼はいろんなレコードをプロデュースしていて、いいドラムを求めていたから、僕を使ってくれた。よく夜中にトライデントスタジオに行って、ただ楽しんでプレイして、朝の6時か7時に家に帰ってきた。ただプレイして時折お金になるってことを楽しんでいた。お金のためではなかった、ただプレイするためだったんだ」。

ピーター・ガブリエルの3枚目のソロアルバムの仕事を通じて、エンジニアのヒュー・パジャムと、80年代のポップを席巻する”ゲートリバーブ”のドラムサウンドに偶然出会うことになる。それは、ピーター・ガブリエルの「Intruder」で初めて聴かれ、後にフィル・コリンズの象徴的なヒット曲「夜の囁き」のドラムフィルで使われることになる。

アルバム『夜の囁き』でソロとして成功をしてく中で、すでに成功しているアーティストから新たな何かを求められ、アダム・アント、エリック・クラプトン、ロバート・プラント、アバのフリーダなどを手助けして、彼らを新たなキャリアに導いた。

この『Plays Well With Others』には、音楽の歴史の中の成功物語がとらえられている。そのために彼は様々なジャンルの、様々なミュージシャンからリスペクトを受けてきた。フィル・コリンズのトリビュートアルバム『Urban Renewal』に収録され、ここにも収録されたリル・キムの曲がそれを示す最もいい例だ。



Plays Well With Others

収録曲
CD1
1969‐1982

01. Guide Me Orion / Flaming Youth
02. Knights (Reprise) / Peter Banks
03. Don't You Feel It / Eugene Wallace
04. I Can't Remember, But Yes / Argent
05. Over Fire Island / Brian Eno
06. Savannah Woman / Tommy Bolin
07. Pablo Picasso / John Cale
08. Nuclear Burn / Brand X
09. No-One Receiving / Brian Eno
10. Home / Rod Argent
11. M386 / Brian Eno
12. And So To F / Brand X
13. North Star / Robert Fripp
14. Sweet Little Mystery / John Martyn
15. Intruder / Peter Gabriel
16. I Know There's Something Going On / Frida
17. Pledge Pin / Robert Plant
18. Lead Me To The Water / Gary Brooker

CD2
1982‐1991

01. In The Mood / Robert Plant
02. Island Dreamer / Al Di Meola
03. Puss ‘n’ Boots / Adam Ant
04. Walking On The Chinese Wall / Philip Bailey
05. Do They Know It's Christmas (Feed The World) / Band Aid
06. Just Like A Prisoner / Eric Clapton
07. Because Of You / Philip Bailey
08. Watching The World / Chaka Khan
09. No One Is To Blame (Phil Collins version) / Howard Jones
10. If Leaving Me Is Easy / The Isley Brothers
11. Angry / Paul McCartney
12. Loco In Acapulco / Four Tops
13. Walking On Air / Stephen Bishop
14. Hall Light / Stephen Bishop
15. Woman In Chains / Tears For Fears
16. Burn Down The Mission / Phil Collins

CD3
1991‐2011

01. No Son Of Mine / Genesis
02. Could've Been Me / John Martyn
03. Hero / David Crosby
04. Ways To Cry / John Martyn
05. I've Been Trying / Phil Collins
06. Do Nothing ‘Till You Hear From Me / Quincy Jones
07. Why Can't It Wait Til Morning / Fourplay
08. Suzanne / John Martyn
09. Looking For An Angel / Laura Pausini
10. Golden Slumbers / Carry That Weight / The End / George Martin
11. In The Air Tonite / Lil' Kim featuring Phil Collins
12. Welcome / Phil Collins
13. Can't Turn Back The Years / John Martyn

CD4
LIVE 1981‐2002

01. In The Air Tonight (Live At The Secret Policeman's Other Ball) / Phil Collins
02. While My Guitar Gently Weeps / George Harrison
03. You Win Again / The Bee Gees
04. There'll Be Some Changes Made / Phil Collins and Tony Bennett
05. Stormy Weather / Phil Collins and Quincy Jones
06. Chips And Salsa / The Phil Collins Big Band
07. Birdland / Phil Collins with The Buddy Rich Big Band
08. Pick Up The Pieces (Live At The Montreux Jazz Festival 1998) / The Phil Collins Big Band
09. Layla (Live At Party At The Palace, 3 June 2002) / Eric Clapton
10. Why (Live at Party At The Palace, 3 June 2002) / Annie Lennox
11. Everything I Do (I Do It For You) (Live at Party At The Palace, 3 June 2002) / Bryan Adams
12. With A Little Help From My Friends (Live at Party At The Palace, 3 June 2002) / Joe Cocker

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