パンク・ムーヴメントの舞台となったCBGB'sでの活躍で注目を集めたトーキングヘッズ、1977年発表のデビュー作。数多くのアーティストにカヴァーされたヒット曲「サイコ・キラー」収録。

1978年に発表したセカンド・アルバムで、トーキング・ヘッズとブライアン・イーノが出会った記念すべき作品。アル・グリーンのカヴァー「テイク・ミ・トゥ・ザ・リヴァー」は全米26位にランクのスマッシュヒットとなった。

ブライアン・イーノとのコラボレーションにより実現したロックとアフリカン･ビートの融合という華麗にして大胆な企てが結実した不朽の大ベスト･セラー作品。

1983年発表作。今作よりブライアン・イーノが去り、セルフプロデュース作となっている。「バーニング・ダウン・ザ・ハウス」はUSシングルチャート9位まで上昇、トーキング・ヘッズ最大のヒット曲となった。

デヴィッド・バーンの初監督・脚本による映画『トゥルー・ストーリーズ』の中で使われていた曲を、トーキング・ヘッズが演奏したという、サントラのようでサントラでないという不思議な作品。「ラジオ・ヘッド」はUKのバンドレディオ・ヘッドの由来となっている。

ラスト作となってしまった1988年度作。ここまで数作、素朴ともいえる作風が続いていたヘッズだが、本作ではアフリカン、ラテン、レゲエ、ファンクなどの要素をアグレッシヴなアプローチで聴かせ、周囲を驚かせた。