ベン・タッカー（b）デイヴ・ベイリー（ds）のトリオ編成による、余裕あるセッティングと頑丈なサポートでギタープレイが堪能できる1961年のアルバム。「No.1 Green Street」のようなオリジナル曲でブルージーなラインを、セロニアス・モンク「'Round About Midnight」ではその特異な音色を披露。

代表作に上げる人も多い、全編スピリチュアルで構成された1962年録音のゴスペル曲集。ハービー・ハンコック、ブッチ・ウォーレン、ビリー・ヒギンズ、ガーヴィン・マッソーのタンバリンというモダン・ジャズ・ラインと共に、深い魂のこもった演奏が堪能できる。コールマンホーキンスでお馴染み「ジェリコの戦い」、「時には母のない子のように」等収録。

1963年録音、ブルー・ノートの人気代表名盤。グリーンのソウルフルなギターに加え、デューク・ピアソン（p）ボビー・ハッチャーソン（Vib）ボブ・クランショウ（b）アル・ハーウッド（ds）ジョー・ヘンダーソン（tsax）によるユニークなアンサンブルが淡々と展開。グリーンのオリジナル曲「Jean de Fleur」他収録。

1962年録音、1980年リリースのブルーノート作品。ソニー・クラーク（p）サム・ジョーンズ（b）アート・ブレイキー（ds）のカルテットによるワンセッション。ソニー・ロリンズ「Airegin」、 ガーシュウィン 「It Ain’t Necessarily So」、コール・ポーター「I Concentrate On You」等収録。

1962年録音作品ながら1985年までリリースされることのなかった曰く付きの作品。1985年に本格的活動を再開した「新生ブルーノート」が最初期に発掘した一枚で、グリーン〜クラーク・コンビによる最後のフル・アルバム・セッション。前々月録音の『Oleo』のメンバーにアイク・ケベックを加えたクインテットで、魅力的なスタンダードを演奏。