トランペットのアート・ファーマー、アルト・サックスのジャッキー・マクリーン、ベースのポール・チェンバース、ドラムのフィリー・ジョー・ジョーンズという一流クインテットを従えて、1958年ブルーノートに録音されたハード・バップ・ジャズの聖典。時代を超えたジャズ名盤として日本でも長年愛されている。秀逸な“足ジャケット”はぜひアナログ盤で。

モダン・ジャズ界2人のジャズ・ジャイアンツ、セロニアス・モンクとジョン・コルトレーンによる最高のコラボレーションとして知られているジャズランド・セッション・アルバム。本作品に収録されている1957年の演奏は、ドラマーなしのトリオ、カルテット、セプテット、ソロ・ピアノとバラエティに富み、モンクの魅力的で風変わりな作曲が強調されている。

ヴァーヴ移籍後の1963年、自ら弾いた3台のピアノを多重録音することで完成させた、ビル・エヴァンスにとって初めての全編ソロ・アルバム。自己との対話によってスコット・ラファロの死を乗り越えようとしたエヴァンスだが、悲壮感というより静かな海を感じさせる、内省的な作品。スタンダードを中心にソニー・クラークに捧げたオリジナル曲も収録。

ジョン・コルトレーンのバンドから独立後、初リーダー作となった1967年録音のブルーノート第一弾。テナー・サックスのジョー・ヘンダーソン、ベーシストのロン・カーター、ドラマーのエルヴィン・ジョーンズが参加したカルテットで、時代を超越した5曲のオリジナルを披露。自身の創造力としての地位を確固たるものにし、最高傑作の一つとなった。

若き日のキース･ジャレットが当時のレギュラー･アンサンブルでIMPULSEに録音した、1974年発表の隠れ名盤。全レパートリーをジャレットのオリジナルでまとめ、作曲家としての才も大いに発揮。フォーク・ロック調の音作りの中で、みずみずしいピアノ・プレイを存分に披露する。伝説のギタリスト、サム・ブラウンがゲスト参加。