ボブ・マーリーに並ぶレゲエ界最高のレジェンド、ジミー・クリフが主演したジャマイカン・ニュー・シネマ『ザ・ハーダー・ゼイ・カム』のサントラ。クリフの曲を中心に、クラシックな名曲が網羅された秀逸の内容で、レゲエの入門盤としても最適な一枚。（1972年発表）

ボブ・マーリーに並ぶレゲエ界最高のレジェンド、ジミー・クリフ。強靭なメッセージ性とキャッチーなメロディ、そしてクリフの抜群の歌唱力が最高のレベルで融合した、1970年代を代表する傑作。名曲「ストラグリン・マン」、「カム・オン・ピープル」他収録。（1973年発表）

新曲5曲に、代表曲のニュー・レコーディング4曲やおなじみの大ヒット曲5曲を収録したアルバム。（1996年作品）

1982年公開のコメディ映画『カントリーマン』のサウンドトラック。アイランド・レコードの総帥＝クリス・ブラックウェルが監修、ボブ・マーリー、スティール・パルス、アスワド、リー・ペリーなどのレゲエ・アーティストたちがこぞって参加。（1980年発表）

1978年に公開されたジャマイカ発レゲエ・アクション・コメディ映画のサントラ。リロイ・ホースマウス・ウォレス、バーニング・スピアー、グレゴリー・アイザックス、ビッグ・ユース、ジェイコブ・ミラー他が実名で出演。インナー・サークル、ジュニア・マーヴィン、ザ・ヘプトーンズ、ピーター・トッシュ、ジ・アップセッターズ、サード・ワールド等々、錚々たるラインアップが参加した秀作。（1978年発表）

音楽プロデューサーのコクソン・ドッドが、自らのレーベル＜スタジオ・ワン＞のハウス・バンドとして1963年に結成した、レゲエ創成期を代表する伝説的なバンド。65年にいったん解散後、83年に久々に発表したスライ＆ロビー、タクシー・ギャングとの共演作『The Skatalites With Sly And Robbie And The Taxi Gang』に続く本格復帰作。（1984年発表）

ボブ・マーリーを支えたバック・バンド、ザ・ウェイラーズのオリジナル・メンバーで、ピーター・トッシュとの活動でも知られる偉大なレゲエ・シンガー、バニー・ウェイラーのソロ・デビュー作。（1976年発表）

70年代から活動を続けるレゲエ・シンガー、バーニング・スピアの代表作である5作目と6作目をカップリングした2in1。彼はラスタファリ運動のメッセージを広く伝えることを中心としており、ボブ・マーリーと並ぶジャマイカン・ミュージックの最重要人物のひとりとして聴かれている。（1976年＆1977年発表）

60年代から活動を続けるヴォーカル・グループ、ウェイリング・ソウルズの正統派ルーツ・レゲエとしての魅力溢れる2作目。チャンネル・ワン・レコーディング・スタジオとの絶妙なコラボによる「ヴェリー・ウェル」は空前のヒットとなった。ダブ・ヴァージョン7曲を収録。（1979年発表）

3人組ヴォーカル・グループ、トゥーツ&ザ・メイタルズの代表作。R&Bに通じるソウルフルなヴォーカルが光り、スカとロックステディのフィーリングを湛えた抜群にグルーヴィな1枚。リチャード・ベリーの「ルイ・ルイ」やアイク・ターナーの「アイ・キャント・ビリーヴ」などのカヴァーを収録。（1973年発表）

60年代末に結成し、73年にジャマイカでデビューしたインナー・サークルの3枚目でワールドワイド・デビュー盤。ジェイコブ・ミラーの伸びやかだが粘りのある特徴的なヴォーカルをフィーチャーした、正当派レゲエの真骨頂を聴かせる傑作。日本初CD化。（1976年発表）

イアンとロジャーのルイス兄弟を中心に結成されたインナー・サークルの4枚目。レゲエのリズムとR&Bのフィーリング、そしてファンキーなフュージョン・サウンドが同化した痛快な作品。埋もれていた名盤が遂に日本初CD化。（1977年発表）

ルーツレゲエを基本としながらも、ポップ、ソウル、ジャズの素養を併せ持つクロスオーヴァー・レゲエ・バンド、サード・ワールドの2作目にして最高傑作。1965年に勃発した黒人によるジャマイカ事件をテーマにした内容で、世界に向けて強烈なメッセージを発信することに成功した作品。（1977年発表）

ジャマイカのキングストン生まれのレゲエDJシンガー、ディリンジャーの1枚目と2枚目をカップリングした2in1。70年代当時のキングストンのダンスホール・サウンドを世界に広めたDJとして知られる彼の真のルーツ・サウンドを覗かせる楽曲が並ぶ。世界的なヒットとなった「コカイン・イン・マイ・ブレイン」を収録。（1976年発表）

ボブ・マーリーのバック・コーラス隊アイ・スリーズの一員として活動していた女性レゲエ・シンガー、ジュディー・モワットのソロ・アルバム。ソウル・シンガーのごとく太く存在感のある歌声は、内外から高く評価されている。当時は珍しかった女性歌手による明るいルーツ・レゲエの傑作。（1980年発表）

時代を先取りした尖鋭的なサウンド・プロダクションを武器に1960年代から活躍するプロデューサー／エンジニアで、現代における再評価も華々しいダブの先駆者、リー・ペリー。彼がジ・アップセッターズ名義で制作し、早すぎたサウンド・コラージュの傑作として名高い1976年作品。（1976 年発表）

ダブ・サウンドの先駆者として、自身のブラック・アーク・スタジオを拠点にボブ・マーリー＆ザ・ウェイラーズ、ザ・ヘプトーンズ、マックス・ロメオ等々の作品を次々と手がけた敏腕プロデューサー／エンジニア。7thソロ・アルバム。（1984年発表）

ダブ・サウンドの先駆者として、自身のブラック・アーク・スタジオを拠点にボブ・マーリー＆ザ・ウェイラーズ、ザ・ヘプトーンズ、マックス・ロメオ等々の作品を次々と手がけた敏腕プロデューサー／エンジニア。ゲストにダブ・シンジケート、ザ・ルーツ・ラディックス、共同プロデューサーにエイドリアン・シャーウッド、スタイル・スコットを迎えた（1990年発表）

ジャマイカのキングストン出身で、60年代から英国を拠点に活躍。2トーン・ブームの代表格＝ザ・スペシャルズへの参加でも知られる、ジャマイカン・スカを代表するトロンボーン奏者。至高のインストゥルメンタル・レゲエ作品となった2ndアルバムにボーナス・トラック9曲を追加した拡大盤。（1977年発表）

ジャマイカのキングストン出身で、60年代から英国を拠点に活躍。2トーン・ブームの代表格＝ザ・スペシャルズへの参加でも知られる、ジャマイカン・スカを代表するトロンボーン奏者。1977年の3rdアルバム。（1977年発表）

ジャマイカ出身で英ロンドンを拠点に活躍する詩人。ジャマイカのクレオール語を多用した詩をレゲエのリズムに乗せて朗詠する＜ダブ・ポエトリー＞スタイルで人気を集める。デニス・ボーヴェルがプロデュース、リコ(trombone)も参加した名作2ndアルバム。（1979年発表）

ジャマイカのクレオール語を多用した詩をレゲエのリズムに乗せて朗詠する＜ダブ・ポエトリー＞スタイルで人気を集める、ジャマイカ出身で英ロンドンを拠点に活躍する詩人。前作『フォーシズ・オブ・ヴィクトリー』に続いてデニス・ボーヴェルがプロデュース、リコ(trombone)も参加した3rdアルバム。（1980年発表）

ジャマイカのクレオール語を多用した詩をレゲエのリズムに乗せて朗詠する＜ダブ・ポエトリー＞スタイルで人気を集める、ジャマイカ出身で英ロンドンを拠点に活躍する詩人。旧作『フォーシズ・オブ・ヴィクトリー』、『ベース・カルチャー』に続いてデニス・ボーヴェルがプロデュース、リコ(trombone)も参加した4thアルバム。（1980年発表）

ジャマイカはキングストン出身のローウェル・ダンバー(ds)とロバート・シェークスピア(b)の二人によるレゲエ界屈指のリズム・セクション・ユニット。自身のレーベル＜タクシー＞を拠点に活動し、斬新なリズムを次々と創出。現在のダンスホール・レゲエにも多大な影響を与えた。ビル・ラズウェルがプロデュース、ボブ・ディラン、バーニー・ウォーレル、ハービー・ハンコック、マヌ・ディバンゴ、アフリカ・バンバータ他がゲスト参加した1985年作品。（1985年発表）

ジャマイカはキングストン出身のローウェル・ダンバー(ds)とロバート・シェークスピア(b)の二人によるレゲエ界屈指のリズム・セクション・ユニット。自身のレーベル＜タクシー＞を拠点に活動し、斬新なリズムを次々と創出。現在のダンスホール・レゲエにも多大な影響を与えた。ビル・ラズウェルがプロデュース、ブーツィ・コリンズ、バーニー・ウォーレル、シャインヘッド他がゲスト参加した1987年作品。（1987年発表）

アフロ・カリブ系移民の街でもある英ノッティング・ヒルで結成され、R&Bやソウル・ミュージックに強い影響を受けたメッセージ性の高いサウンド人気を集めたスーパー・レゲエ・グループの記念すべきデビュー・アルバム。（1976年発表）

アフロ・カリブ系移民の街でもある英ノッティング・ヒルで結成され、R&Bやソウル・ミュージックに強い影響を受けたメッセージ性の高いサウンド人気を集めたスーパー・レゲエ・グループの2ndアルバム。（1979年発表）

アフロ・カリブ系移民の街でもある英ノッティング・ヒルで結成され、R&Bやソウル・ミュージックに強い影響を受けたメッセージ性の高いサウンド人気を集めたスーパー・レゲエ・グループ。よりメッセージ性を高めた4thアルバム。（1981年発表）

アフロ・カリブ系移民の街でもある英ノッティング・ヒルで結成され、R&Bやソウル・ミュージックに強い影響を受けたメッセージ性の高いサウンド人気を集めたスーパー・レゲエ・グループの5thアルバム。（1982年発表）

アフロ・カリブ系移民の街でもある英ノッティング・ヒルで結成され、R&Bやソウル・ミュージックに強い影響を受けたメッセージ性の高いサウンド人気を集めたスーパー・レゲエ・グループ。ヒット・シングル「ネクスト・トゥ・ユー」、「スマイル」、「ベスト・オブ・マイ・ラヴ」等のポップでキャッチーなサウンドでファン層を広げた10thアルバム。（1990年発表）

スワヒリ語で自由を意味する＜ウフル＞をグループ名に冠し、1977年にデビューしたハーモニック・レゲエ・トリオ。スライ＆ロビーをプロデューサー/ミュージシャンに迎えたアイランド移籍第一作。（1980年発表）

スライ＆ロビーの全面バック・アップを受け、1980年代のアイランド・レコードで名盤を連発したハーモニック・レゲエ・トリオ。アイランド総帥クリス・ブラックウェルとスライ＆ロビーのプロデュースによる5thアルバム。（1981年作品）

スライ＆ロビーの全面バック・アップを受け、1980年代のアイランド・レコードで名盤を連発したハーモニック・レゲエ・トリオ。スライ＆ロビーのプロデュースによる9thアルバム。（1982年作品）

スライ＆ロビーの全面バック・アップを受け、1980年代のアイランド・レコードで名盤を連発したハーモニック・レゲエ・トリオ。スライ＆ロビーのプロデュースによる10thアルバム。（1983年発表）

1975年にジャマイカ移民二世たちによりイングランドで結成されたルーツロックレゲエ・バンド、スティール・パルスのメジャー・デビュー作。人種差別やパンキッシュな歌詞など、時代に呼応した英国ならではのサウンドが渦巻く必聴作。（1978年発表）

イングランド出身のルーツロックレゲエ・バンド、スティール・パルスの7枚目のアルバム。ボブ・マーリーの影響を受けながらも、クロスオーヴァーなサウンドで独自路線を貫いてきた彼らが到達した、UKレゲエを極めた逸品。（1988年発表）

UKレゲエを代表するバンド、スティール・パルスの8枚目。ニューヨークのタクシーにおける差別的な扱いに端を発した「タクシー・ドライヴァー」がヒットし、英国出身のレゲエ・バンドとして初めてグラミーにノミネートされた、彼らの最高傑作。（1991年発表）

UKレゲエ・シーンでは珍しく硬派として知られる、スティール・パルスの9枚目のアルバム。創設メンバーのアルフォンソ・マーティンが抜けたが、トニー・レベルほか多彩なゲストを迎えて制作された気迫の1枚。全米レゲエ・アルバム・チャートで7位を獲得。（1994年発表）

イギリスの失業者給付金の申請書様式名の頭文字を並べてバンド名にした、UB40のデビュー・アルバム。人種差別や失業率についての懸念など、社会の代弁者としての役割を担い、いきなり全英アルバム・チャート2位の大ヒットとなり、UKレゲエ・ブームの火付け役に躍り出た傑作。(

UKレゲエを代表するバンド、UB40の4作目で初のカヴァー・アルバム。全米No.1ヒットを記録した「レッド・レッド・ワイン」（ニール・ダイアモンドのカヴァー）をはじめ、名曲の数々をレゲエ・スタイルでアレンジして好評を博し、初めて全英アルバム・チャートで1位を獲得した。（1983年発表）

UKレゲエ・バンド、UB40の10枚目。映画『硝子の塔』に使用されたタイトル曲は全米、全英のほか、世界各国で軒並みナンバー・ワンとなる大ヒットを記録し彼らの代表曲となったほか、アルバムも世界中で900万枚以上を売り上げ、真のモンスター・ヒット作品となった。（1993年発表）

ジャマイカ系移民の子として英国で生まれたポップ・レゲエ・シンガー、マキシ・プリーストの3枚目のアルバム。キャット・スティーヴンスのカヴァー「ワイルド・ワールド」が全英・全米で大ヒットを記録し、一躍ヒット・シンガーの仲間入りを果たした出世作。（1988年発表）

ソフィスティケイテッド・レゲエ・シンガー、マキシ・プリーストの5枚目で彼の代表作。全米No.1ヒットの「クロース・トゥ・ユー」をはじめ、「ヒューマン・ワーク・オブ・アート」や「ジャスト・ア・リトル・ビット・ロンガー」などのヒット曲が満載。全英アルバム・チャート11位を記録。（1990年発表）

ジャマイカに生まれ、18歳でニューヨークに移住したレゲエ・シンガー、シャギーのデビュー・アルバム。1958年のジャマイカン・ヒットをカヴァーしたタイトル曲「おぉキャロライナ!!」は全英No.1を記録し、いきなり注目を浴びる存在となった。（1993年発表）

レゲエ、スカ、ダンスホールなど、多彩な音楽性を聴かせるシャギーの3作目。マンゴ・ジェリーの世界的なヒット曲「サマータイム」の抜群のカヴァー（全米3位）やタイトルが全英No.1を獲得するなど、後の大ブレイクを予感させる興奮で一杯の意欲作。（1993年発表）

英国出身のインド系レゲエ・シンガー、アパッチ・インディアンのデビュー・アルバム。在英アジア人でラガマフィンを聴かせる希有な存在感を活かしたサウンドは実に個性的。マキシ・プリーストが参加した「フェ・リアル」、フランキー・ポールが参加した「ドント・タッチ」を収録。（1993年発表）

在英インド系レゲエ・シンガー、アパッチ・インディアンのセカンド・アルバム。世界各国でヒットした「BOOM 釈迦-楽!（シャカラック）」をはじめ、フランキー・ポールをフィーチャーしたタイトル曲などを収録した、ラガマフィンを代表する傑作。（1995年発表）

ジャマイカ出身のレゲエDJ、ブジュ・バントンの3枚目にしてメジャー・デビュー作。移民に対する圧力や政治的暴力、AIDSに対するセイフ・セックスの主張など、社会問題を取りあげて大きな話題となった代表作。全米レゲエ・アルバム・チャート6位を獲得している。（1993年発表）

レゲエDJ、ブジュ・バントンの4作目。暴力的な内容で若者をあおる巷のダンスホール・レゲエの歌詞を批判した「マーダラー」をはじめ、ラスタファリ運動に傾倒したスピリチュアルな楽曲が並び、真のダンスホール・レゲエのスタイルを確立した傑作。全米レゲエ・アルバム・チャートで2位を獲得。（1995年発表）

DJのチャカ・デマスと歌手のプライヤーズのふたりによるレゲエ・デュオによるメジャー・デビュー作。全米No.1ヒットとなったアイズレー・ブラザーズの「ツイスト&シャウト」のほか、全英3位の「ティーズ・ミー」や全英4位の「シー・ドント・レット・ノーバディ」など、ラガマフィンの名曲揃いの傑作。（1993年発表）