名サキソフォニスト・ジュアレスの貴重3作品が世界初CD復刻
ブラジル北東部ペルナンブーコ出身のサキソフォニストで ボサ・ノヴァ期に活躍したジュアレス・アラーウジョMASTERPLAYというマイナー・レーベルに残した
1962-63年までの3作品をDISCOBERTASが世界初CD復刻。
いわゆるジャズ・ボサノヴァがサンパウロを席巻する数年前の1950年代前半、ブラジル北東部のペルナンブーコ州ヘシーフェからミュージシャンを志して大都会へ進出した若きクラリネット / サキソフォニストがいた。ジュアレス・アシス・ヂ・アラウージョ(1930-2003)その人だ。
故郷のローカル・ラジオ局 「ラジオ・ポチ」 が主催するオーケストラでプロ・キャリアをスタートさせ、1954年にサンパウロに拠点を移してからはClovis Elly楽団、そして60年代初頭のリオにおいてOsvaldo Borbaというラジオ・ステーション系のオーケストラに参加し腕を磨いていく。ソリストとして出演した第三回サウス・アメリカン・ジャズ・フェスティヴァルで注目を集め、サンパウロのTV RECORD専属のプレイヤーとしても活躍。同時期にブラジル音楽ムーヴメントの中心にあったボサ・ノヴァを、ラウンジー・ジャズにアレンジしたプレイスタイルで人気を博し、自身のリーダー作をマスタープレイというインディレーベルからリリースした。
今回復刻となるのはそのレコーディング・デビューとなる1962-63年までの3作品で、アナログ・マニアの間で珍重されている貴重音源。ボサ・ノヴァを基調に、ジャズ、そしてダンス・セッション・バンドとしての風情を漂わせるサウンドは、いわゆるタンバ・トリオなどに代表されるジャズ・サンバ派の鬼気迫るアグレッシヴなプレイスタイルよりも、より優しく響き渡るのが特徴。
カーネギー・ホールのボサ・ノヴァ・コンサート以降、USで一大ブームとなったボサノヴァの人気作品の中に、ジュアレスのレコーディングも含まれていたと言われているのも、この聞きやすさが功を奏したことが起因しているといえよう。放送局バンド出身という、引き立て役に徹したパフォーマンス性の中に、サキソフォニストとしての確かな存在感を感じさせるジュアレス・アラウージョ。この後に、JOVEM GUARDAの帝王と崇められるホベルト・カルロスのレギュラー・バンドの専属メンバーとして名を上げたほか、70年代以降は、ガル・コスタ、エリゼッチ・カルドーゾ、イタマーラ・コーラクス、ハイムンド・ファギネルなどのレコーディングにも参加し、生涯現役の名プレイヤーとして名を残すこととなった。その礎ともいうべき今回の初期3作の復刻を心から喜びたい。 (メーカー資料より)※ すべて輸入盤。日本語解説等は付属されていませんのでご注意くださいませ。
- SERIE DISCOBERTAS (ワーナー・ブラジル作品復刻)
- 70-80's サンバ復刻
- 60-80's MPB
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- 名サキソフォニスト・ジュアレスの珍盤復刻
- FESTIVAIS DA CANCAO (BOX)
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※表示のポイント倍率は、ブロンズ・ゴールド・プラチナステージの場合です。
