ジュリアス・カッチェン[1926-1969]は、これまで「MELOCLASSIC」でも度々リリースされ再評価されています。今回の歴史的なコレクションは、これまで未発表だったミュンヘンの放送録音を中心に、ブラームスのピアノ協奏曲第1番のルクセンブルクでの素晴らしい録音が追加されています。
初期のミュンヘンの録音は特に注目に値します。ギリシャの作曲家マノス・ハジダキスの『小さな白い貝殻のために』のカッチェンによる唯一の録音が含まれており、彼の録音されたレパートリーを理解する上で貴重な情報を提供します。ガーシュウィンのピアノ協奏曲と『ラプソディ・イン・ブルー』の魅惑的なライヴ演奏も収録。さまざまな音楽スタイルにわたるカッチェンの多才さを堪能できます。(輸入元情報)
【収録情報】
1. ブラームス:ピアノ協奏曲第1番ニ短調 Op.15
2. ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第23番 Op.57
3. リスト:ハンガリー狂詩曲第12番嬰ハ短調 HS.244
4. ガーシュウィン:ピアノ協奏曲 ホ長調
5. ガーシュウィン:ラプソディ・イン・ブルー
6. ハジキタス:小さな白い貝殻のために Op.1
7. ブラームス:4つの小品 Op.119
ジュリアス・カッチェン(ピアノ)
ルイ・ド・フロマン指揮、ルクセンブルク放送管弦楽団(1)
カーメン・ドラゴン指揮、ミュンヘン放送管弦楽団(4,5)
モノラル録音:
1965年10月8日 ルクセンブルク、RTL大劇場(放送用スタジオ録音:1)
1951年11月4日 ミュンヘン放送フンクハウス(放送用スタジオ録音:2,6)
1963年11月20日 ミュンヘン放送フンクハウス(放送用スタジオ録音:3)
1961年3月16日 ミュンヘン、ドイツ博物館コングレスザール(ライヴ:4,5)
1963年9月15日 ミュンヘン、フライマン・スタジオ(放送用スタジオ録音:7)
プラスチック・トレイ付のデジパック仕様