MELOCLASSIC

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  • アレグザンダー・ウニンスキー/欧州楽旅 1951〜1962年

    ピアノ作品集

    Ponta2倍

    価格 (税込)
    ¥3,619
    会員価格 (税込)
    ¥2,712
    発売日
    2022年05月27日
    まとめ買い価格(税込)
    ¥2,712

    アレグザンダー・ウニンスキー(ユニンスキー)[1910-1972]はキーウ(キエフ、当時はロシア帝国領)の生まれ。幼くして才能を発揮し、キエフ音楽院の名教師でホロヴィッツの恩師セルゲイ・タルノフスキーに師事。ロシア革命に巻き込まれ一家は1923年にパリに移住、パリ音楽院でラザール=レヴィ門下生となります。1932年、第2回ショパン国際ピアノ・コンクールで優勝。ドイツのフランス侵攻後に新大陸に移り、1943年から米国を拠点にし、第二次世界大戦後はフランスを中心とした欧州でも活躍しました。ウニンスキーは、19世紀の伝統に連なるヴィルトゥオーソ・ピアニストの豊かな音楽性と、近代的な高い技術とやや硬質で繊細な響きで音楽を紡ぐ現代的ピアニストの性格が両立しており、21世紀のいま聴いても実に素晴らしいものです。かつて「PHILPS」にショパンなどを録音、CD化もされましたが今はすべて廃盤。このドイツ、オランダ、ベルギーでの放送録音はウニンスキーの素晴らしい芸術を伝えてくれる貴重なものです。(輸入元情報)

    【収録情報】
    ● ショパン:ピアノ協奏曲第1番ホ短調 Op.11
     カール・メレス指揮、RTL交響楽団
     1958年11月19日、ベルギー、ルクセンブルク 放送スタジオ録音(モノラル)

    ● ラフマニノフ:パガニーニの主題による狂詩曲 Op.43
     ヴィリ・シュタイナー指揮、NDRハノーファー交響楽団
     1961年4月11日、ドイツ、ハノーファー 放送スタジオ録音(モノラル)

    ● ショパン:ピアノ・ソナタ第2番変ロ短調 Op.35
     1961年4月10日、ドイツ、ハノーファー 放送スタジオ録音(モノラル)

    ● プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第3番ハ長調 Op.26
     アンドレ・リュー・シニア指揮、リンブルフ交響楽団
     1951年6月29日、オランダ、マーストリヒト 放送スタジオ録音(モノラル)
    ● J.S.バッハ:パルティータ第2番ハ短調 BWV.826
     1961年4月16日、ドイツ、ミュンヘン 放送スタジオ録音(モノラル)

    ● シューマン:謝肉祭 Op.9
    ● ラヴェル:夜のガスパール〜オンディーヌ
     1962年2月15日、フランス、パリ 放送スタジオ録音(モノラル)

     アレグザンダー・ウニンスキー(ピアノ)

     簡易収納紙ケース装丁

  • フリーダ・クヴァスト=ホダップ/ドイツでの放送録音 1948年

    ピアノ作品集

    Ponta2倍

    価格 (税込)
    ¥3,619
    会員価格 (税込)
    ¥2,712
    発売日
    2022年05月27日
    まとめ買い価格(税込)
    ¥2,712

    20世紀前半に活躍したドイツのピアニスト、フリーダ・クヴァスト=ホダップ[1880-1949]晩年の貴重な録音が世に出ます。クヴァスト=ホダップ(クヴァストは夫の姓)は南西ドイツのバルゲン(当時はドイツ帝国内のバーデン大公国の領地)の生まれ。天才少女だったホダップは十代のうちにピアニストとして成功を収め、1910、20年代には絶大な人気を誇りました。しかし1930年代には活動を大幅に縮小し、商業録音もおそらくまったく残していません(ピアノロールが少しありました)。また彼女は1941年にナチ党員になっており、これは当然彼女の戦後復帰の障害となりました。なんとか1948年に活動を再開したものの、ほどなくして病に倒れ、翌年亡くなってしまいました。こうした事情からクヴァスト=ホダップはこれまでほぼ文献上の存在でした。
     今回「MELOCLASSIC」が世に出す短い戦後復帰活動での録音は、クヴァスト=ホダップがいかに偉大なピアニストであったを伝えてくれます。ことにバッハの平均律クラヴィーア曲集は少しも時代がかっていない知的で清明な演奏で、とても19世紀生まれのピアニストの演奏とは信じられません。(輸入元情報)

    【収録情報】
    ● スクリャービン:前奏曲集 Op.11より(18曲)
    ● レーガー:私の日記 Op.82〜アンダンティーノ・エスプレッシーヴォ
     1948年3月19日、西ベルリン 放送スタジオ録音(モノラル)

    ● フォルトナー:ソナティーナ
     1948年5月4日、ドイツ、フランクフルト 放送スタジオ録音(モノラル)

    ● J.S.バッハ:平均律クラヴィーア曲集 第1巻より
     前奏曲とフーガ第1番ハ長調 BWV.846
     前奏曲とフーガ第2番ハ短調 BWV.847
     前奏曲とフーガ第3番嬰ハ長調 BWV.848
     前奏曲とフーガ第4番嬰ハ短調 BWV.849
     前奏曲とフーガ第5番ニ長調 BWV.850
     前奏曲とフーガ第6番ニ短調 BWV.851
     前奏曲とフーガ第7番変ホ長調 BWV.852
     前奏曲とフーガ第8番変ホ短調 BWV.853
    ● J.S.バッハ:平均律クラヴィーア曲集 第2巻より
     前奏曲とフーガ第6番ニ短調 BWV.875
     前奏曲とフーガ第17番変イ長調 BWV.886
     1948年4月26日、ドイツ、シュトゥットガルト 放送スタジオ録音(モノラル)

    ● ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第29番変ロ長調 Op.106『ハンマークラヴィーア』
     1948年10月10日、西ベルリン 放送スタジオ録音(モノラル)

    ● レーガー:ピアノ協奏曲ヘ短調 Op.114
     エヴァルト・リンデマン指揮、RIAS交響楽団
     1948年3月7日、西ベルリン ライヴ録音(モノラル)

     フリーダ・クヴァスト=ホダップ(ピアノ)

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  • ハリーナ・チェルニー=ステファンスカ/ドイツでの楽旅 1958〜1971年

    ピアノ作品集

    Ponta2倍

    価格 (税込)
    ¥3,619
    会員価格 (税込)
    ¥2,712
    発売日
    2022年05月27日
    まとめ買い価格(税込)
    ¥2,712

    偉大なポーランド人ショパン弾き、ハリーナ・チェルニー=ステファンスカ[1922-2001]のドイツでの放送録音集。ハリーナ・チェルニー=ステファンスカはポーランドのクラクフの生まれ。戦後初となった1949年の第4回ショパン国際コンクールで第1位(ベラ・ダヴィドヴィチと同位)、以来20世紀半ばのポーランド人ショパン弾きとして大活躍しました。一方で、たしかに彼女はショパンを中心に弾いていたのですが、他の作曲家の作品の録音が極端に少なくなっています。この2枚組には、ピアノ協奏曲第1番を含めたショパン4曲の他に、リスト、グリーグ、メンデルスゾーン、ラモー、スカルラッティ、マチェイェフスキと、今まで知らなかったチェルニー=ステファンスカの姿が多数。そしてどの演奏も彼女ならではの気高くも激しい情熱で満ちています。グリーグのピアノ協奏曲のあの有名な冒頭の見事な捌きひとつをとっても彼女のファンにはたまらないでしょう。加えてチェルニー=ステファンスカの弾くラモーとスカルラッティ、これもまたたいへんに見事な出来栄えです。(輸入元情報)

    【収録情報】
    ● リスト:ピアノ協奏曲第1番変ホ長調
     ハインツ・フリッケ指揮、シュターツカペレ・ベルリン
     1964年6月3日、東ベルリン 放送スタジオ録音(モノラル)

    ● グリーグ:ピアノ協奏曲イ短調 Op.16
     オタカール・トルフリク指揮、ベルリン放送交響楽団
     1962年4月7,8日、東ベルリン 放送スタジオ録音(モノラル)

    ● メンデルスゾーン:ピアノ協奏曲第1番ト短調 Op.25
     ハンス・シュミット=イッセルシュテット指揮、NDR交響楽団
     1963年2月24-25日、ドイツ、ハンブルク 放送スタジオ録音(モノラル)

    ● ショパン:夜想曲 ホ短調 Op.72-1/ワルツ ロ短調 Op.69-2/前奏曲 変イ長調 Op.28-17
     1958年9月25日、ドイツ、ハノーファー 放送スタジオ録音(モノラル)

    ● ショパン:ピアノ協奏曲第1番ホ短調 Op.11
     ロルフ・クライネルト指揮、ベルリン放送交響楽団
     1971年2月4,5日、東ベルリン 放送スタジオ録音(モノラル)

    ● ラモー:サラバンド/ガヴォット/タンブーラン/鳥の囀り/優しい訴え/メヌエット/雌鶏
    ● D.スカルラッティ:ソナタ ニ短調 K.9/ソナタ ニ長調 K.430/ソナタ ハ長調 K.159
    ● マチェイェフスキ:三連作
     1963年2月27日、ドイツ、ハンブルク 放送スタジオ録音(モノラル)

     ハリーナ・チェルニー=ステファンスカ(ピアノ)

     簡易収納紙ケース装丁

  • ジュリアス・カッチェン/ピアノ・リサイタル 1946〜1965年

    ピアノ作品集

    Ponta2倍

    価格 (税込)
    ¥3,619
    会員価格 (税込)
    ¥2,712
    発売日
    2022年05月27日
    まとめ買い価格(税込)
    ¥2,712

    米国のピアニスト、ジュリアス・カッチェン[1926-1969]のドイツとフランス、パリでの録音集。ジュリアス・カッチェンは第二次世界大戦後間もなく欧州に渡って大活躍した米国人音楽家の代表的存在。「DECCA」に多くの録音を残してはいるものの、42歳で亡くなってしまったため録音に残されなかった曲も多くあります。このCDには、ベートーヴェンの第12番と第30番のピアノ・ソナタ2曲、シューベルトのピアノ・ソナタ第21番、バッハのパルティータ第2番といった商業録音で聴けなかったカッチェンが含まれています。もちろん演奏はカッチェンならではの引き締まった集中力の高いもの。商業録音のあるものでも、例えばシューマンの交響的練習曲集のようにより強い気迫が感じられるものもあり、この早世したピアニストの偉大な芸術に心を震わせることができます。(輸入元情報)

    【収録情報】
    ● ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第12番変イ長調 Op.26
     1964年5月27日、ドイツ 、シュトゥットガルト 放送スタジオ録音(モノラル)

    ● シューベルト:ピアノ・ソナタ第21番変ロ長調 D.960
     1960年8月6日、フランス、プラド ライヴ録音(モノラル)

    ● ガーシュウィン:3つの前奏曲
     1951年10月28日、ドイツ、ハンブルク 放送スタジオ録音(モノラル)

    ● J.S.バッハ/ヘス編:主よ、人の望みの喜びよ ト長調
    ● モーツァルト:ピアノ・ソナタ第15番ハ長調 K.545〜アレグロ
    ● ショパン:ポロネーズ 変イ長調 Op.53『英雄ポロネーズ』
     1946年11月20日、パリ  放送スタジオ録音(モノラル)

    ● J.S.バッハ:パルティータ第2番ハ短調 BWV.826
    ● ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第30番ホ長調 Op.109
    ● シューマン:交響的練習曲集 Op.13
    ● ショパン:バラード 変イ長調 Op.47
     1965年9月25日、ドイツ、ルートヴィヒブルク ライヴ録音 (モノラル)

    ● メンデルスゾーン:ロンド・カプリチオーソ ホ長調 Op.14/前奏曲とフーガ第1番ホ短調 Op.35-1
     1951年10月28日、ドイツ、ハンブルク 放送スタジオ録音(モノラル)

     ジュリアス・カッチェン(ピアノ)

     簡易収納紙ケース装丁

  • ユリアン・フォン・カーロイ/ドイツでのピアノ・リサイタル 1954〜1956年

    ピアノ作品集

    Ponta2倍

    価格 (税込)
    ¥2,519
    会員価格 (税込)
    ¥2,116
    発売日
    2022年05月27日
    まとめ買い価格(税込)
    ¥1,890

    ユリアン・フォン・カーロイ(ハンガリー名ギュラ・カーロイ)[1914-1993]は、ハンガリー生まれでドイツで活躍したピアニスト。ハンガリー王国北部のロションツ(現在のスロヴァキアのルチェネツ)の生まれ。若くして国内で大きな注目を浴びた後、ミュンヘンで名教師ヨーゼフ・ペンバウアーに師事。既に演奏活動を活発にしてからパリのエコール・ノルマルでアルフレード・コルトーにも学んでいます。1932年、第2回ショパン国際コンクールで第9位入賞。この時第5位だった同郷のラヨシュ(ルイス)・ケントナーの勧めでブダペスト音楽院でエルンスト・フォン・ドホナーニに直々に師事。こうして1933年にパリでリサイタル・デビューして以降は引っ張りだこの人気ピアニストになりました。1950年代からはドイツと米国で活動。1972年にヴュルツブルク音楽大学の教師になり、1980年代以降はこの職に専念するようになります。
     師匠ヨーゼフ・ペンバウアーが直系ではないもののリスト弾きだったことから、カーロイもリストを得意としていました。つまり、非常に高度な技巧で曖昧さなく明解で生命力に溢れた演奏が持ち味で、それはドビュッシーでも変わりありません。カーロイはDGに録音も残しているもののCDになったものは少なく、それらも今は廃盤。ここで聴ける録音は貴重です。(輸入元情報)

    【収録情報】
    ● リスト:メフィスト・ワルツ第1番
    ● サン=サーンス:ワルツ形式による練習曲
     1954年2月2日、ドイツ、シュトゥットガルト 放送スタジオ録音(モノラル)

    ● ショパン:幻想曲 ヘ短調 Op.49
    ● リスト:超絶技巧練習曲 第5番変ロ長調『鬼火』
    ● リスト:3つの演奏会用練習曲 第2番ヘ短調『軽やかさ』
     1954年4月27日、ドイツ、フランクフルト 放送スタジオ録音(モノラル)

    ● ドビュッシー:葉ずえを渡る鐘の音/喜びの島
     1955年4月26日、ドイツ、フランクフルト 放送スタジオ録音(モノラル)

    ● リスト:ハンガリー狂詩曲第13番イ短調
    ● フランク:前奏曲、コラールとフーガ
    ● ドホナーニ:狂詩曲 ハ長調 Op.11-3
     1956年4月13日、ドイツ、ブレーメン 放送スタジオ録音(モノラル)

     ユリアン・フォン・カーロイ(ピアノ)

     簡易収納紙ケース装丁

  • 伝説的なポーランドのピアニストたち/ドイツでの演奏会 1949〜1959年

    題名の通りポーランド出身の4人のピアニストの演奏が収録されています。
     ヘンリク・シュトンプカ[1901-1964]はワルシャワ音楽院で学んだ後、1927年の第1回ショパン国際ピアノ・コンクールに参加。直後にパリに移り、ここで偉大なピアニスト、イグナツィ・ヤン・パデレフスキの指導を受けています。1930年代に大活躍するも、第二次世界大戦中はワルシャワで身を潜めざるを得ませんでした。戦後国際的活動を再開、またクラクフ音楽院のピアノ教授を亡くなるまで務めました。録音は少なく、CDでは無いに等しかったところに、今回ショパンのピアノ協奏曲第2番の録音が発掘、しかも巨匠ヘルマン・アーベントロートの指揮。今回の「MELOCLASSIC」のリリースでも特にお宝度の高いものです。
     バルバラ・ヘッセ=ブコフスカ[1930-2013]は中央ポーランドのウッチの生まれ。戦後初となった1949年の第4回ショパン国際ピアノ・コンクールで第2位を受賞(第1位はハリーナ・チェルニー=ステファンスカとベラ・ダヴィドヴィチ)、これで一気に国際的に名を知られるようになりました。1953年、パリでのロン=ティボー国際コンクールのピアノ部門では第5位でしたが審査員のアルトゥール・ルービンシュタインから絶賛され、このことも彼女の名を知らしめることとなりました。1950、60年代には世界的に活躍しましたが、1970年代以降は教職に重きを置き、ワルシャワ高等音楽院の名教師として知られました。
     マリアン・フィラー[1917-2012]はワルシャワ生まれのピアニスト(ちなみに男性)。第二次世界大戦では強制収容所から命からがら生還しました。終戦後ドイツで活動したのち、1950年に米国デビュー、そして移住。1958年にテンプル大学の音楽部門のピアノ主任に就任、長く指導者として活躍しました。94歳と長命しましたが商業録音とはあまり縁がなく、「MELOCLASSIC」が2015年にショパン集のCDを出すまではほとんど忘れ去られていました。ここではドイツ時代の見事なチャイコフスキーの協奏曲を聴くことができます。
     レギナ・スメンジャンカ[1924-2011]はトルンの生まれ。天才少女として名を馳せ、1936年からトルン音楽院で前述のヘンリク・シュトンプカから教えを受けています。十代後半は第二次世界大戦に巻き込まれ、戦後になってようやくクラクフ音楽院で十分に学ぶことができました。戦後初となった1949年の第4回ショパン国際ピアノ・コンクールで第11位入賞。彼女が国際的に有名になるのは1950年代末以降のことで、1961年には北米楽旅を成功させています。教育者としても高名な彼女は、日本では「ショパンをどのように弾きますか?」という著作でも知られていることでしょう。録音は少なくなかったものの、現在CDはほとんど入手難。若き日のヘルベルト・ケーゲルが伴奏指揮を務めたこのプロコフィエフのピアノ協奏曲第3番の録音は嬉しいものです。(輸入元情報)

    【収録情報】
    ● ショパン:ピアノ協奏曲第1番ホ短調 Op.11

     バルバラ・ヘッセ=ブコフスカ(ピアノ)
     ヘルマン・アーベントロート指揮、ベルリン放送交響楽団
     1955年2月20日、東ベルリン 放送スタジオ録音(モノラル)

    ● ショパン:ピアノ協奏曲第2番ヘ短調 Op.21

     ヘンリク・シュトンプカ(ピアノ)
     ヘルマン・アーベントロート指揮、ライプツィヒ放送交響楽団
     1952年5月5日、ライプツィヒ 放送スタジオ録音(モノラル)

    ● チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番変ロ短調 Op.23

     マリアン・フィラー(ピアノ)
     ヴィンフリート・ツィリヒ指揮、フランクフルト放送交響楽団
     1949年2月16日、ドイツ、フランクフルト 放送スタジオ録音(モノラル)

    ● プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第3番ハ長調 Op.26

     レギナ・スメンジャンカ(ピアノ)
     ヘルベルト・ケーゲル指揮、ライプツィヒ放送交響楽団
     1959年4月20日、ライプツィヒ 放送スタジオ録音(モノラル)

     簡易収納紙ケース装丁

  • レフ・オボーリン/ドイツとフランスでの演奏会 1951〜1966年

    ピアノ作品集

    Ponta2倍

    価格 (税込)
    ¥3,619
    会員価格 (税込)
    ¥2,712
    発売日
    2022年05月27日
    まとめ買い価格(税込)
    ¥2,712

    20世紀のソ連の偉大なピアニスト、レフ・オボーリン[1907-1974]のライプツィヒ、パリ、ベルリンでの演奏を収録。今日では伴奏ピアニスト、教育者としての功績の方が広く知られるオボーリンですが、彼は1927年第1回ショパン国際ピアノ・コンクールの優勝ピアニスト、ソリストとしての実力は極めて高度。
     この2CDではなんといっても巨匠フランツ・コンヴィチュニーの伴奏で演奏したチャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番が強烈。冒頭から最後まで一貫してヴォルテージが高く、多少のミスなどものともせず熱い音楽で突き進みます。東ベルリンでのリサイタルのライヴ録音は残念ながら音質が今ひとつですが、ベートーヴェン、ムソルグスキー(しかも『展覧会の絵』)、ドビュッシー、ショスタコーヴィチなど得意曲が並び壮観。さらにバッハのパルティータ第2番も充実。レフ・オボーリンという一時代を築いたピアニストを知るにはうってつけのアルバムです。(輸入元情報)

    【収録情報】
    ● ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第20番変ホ長調 Op.81a
    ● ムソルグスキー:展覧会の絵
    ● ドビュッシー:前奏曲集より(月の光がふりそそぐテラス/西風の見たもの/とだえたセレナード/沈める寺/ヴィーニョの門/花火)
    ● ショスタコーヴィチ:24の前奏曲とフーガ Op.87より(第4番ホ短調/第7番イ長調/第15番変ニ長調)
    ● ショパン:夜想曲 変ニ長調 Op.27-2
    ● ボロディン:スケルツォ 変イ長調
    ● ショパン:マズルカ ロ短調 Op.33-4
    ● ハチャトゥリアン:トッカータ 変ホ短調
     1966年12月21日、東ベルリン ライヴ録音(モノラル)

    ● J.S.バッハ:パルティータ第2番ハ短調 BWV.826
    ● ショパン:バラード Op.60
    ● ラフマニノフ:前奏曲集 Op.32より(ト長調 Op.32-5/嬰ト短調 Op.32-12)
    ● ショスタコーヴィチ:24の前奏曲 Op.34より(第1番ハ長調/第10番嬰ハ短調/第22番ト短調/第24番ニ短調)
     1962年6月4日、パリ 放送スタジオ録音(モノラル)

    ● チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番変ロ短調 Op.23
     フランツ・コンヴィチュニー指揮、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団
     1951年11月27日、ライプツィヒ ライヴ録音(モノラル)

     レフ・オボーリン(ピアノ)

     簡易収納紙ケース装丁

  • ステファン・アスケナーゼ/東ドイツでの演奏会 1967〜1968年

    ピアノ作品集

    Ponta2倍

    価格 (税込)
    ¥3,619
    会員価格 (税込)
    ¥2,712
    発売日
    2022年05月27日
    まとめ買い価格(税込)
    ¥2,712

    ステファン・アスケナーゼ[1896-1985]は当時オーストリア=ハンガリー帝国領だったレンベルク(当時はポーランドの文化圏。現在のウクライナ西部のリヴィウ)生まれのピアニスト。ウィーン国立音楽大学でリストの愛弟子エミール・フォン・ザウアーに師事。ユダヤ系だったため第二次世界大戦では身を潜めざるをえませんでしたが、1950年代にはショパン弾きとして一世を風靡しました。「meloclassic」からは既に2種のCDが発売され、すっかり忘れ去られていたこの名ピアニストの素晴らしさを再発見させてくれました。
     今回の2CDの目玉は1968年のライプツィヒでの演奏会のライヴ録音、巨匠ヘルベルト・ケーゲルの指揮で協奏曲2曲、しかも良好なステレオ録音(客席からの雑音は多いですが)。モーツァルトのK.453も、馴染みの薄いメンデルスゾーンのピアノ協奏曲第1番も、どちらも品格の高い絶品。これを聴けばアスケナーゼが20世紀の偉大なピアニストのひとりだったと誰もが認めることでしょう。(輸入元情報)

    【収録情報】
    ● モーツァルト:ピアノ・ソナタ第9番ニ長調 K.311
    ● モーツァルト:ロンド イ短調 K.511
    ● モーツァルト:メヌエット ニ長調 K.355
    ● モーツァルト:小さなジーグ ト長調 K.574
    ● モーツァルト:ピアノ・ソナタ第13番変ロ長調 K.333
    ● ショパン:夜想曲 ロ長調 Op.9-3
    ● ショパン:スケルツォ 変ロ短調 Op.31
    ● ショパン:マズルカ 変ロ短調 Op.24-4
    ● ショパン:マズルカ ヘ短調 Op.63-2
    ● ショパン:マズルカ 嬰ハ短調 Op.63-3
    ● ショパン:ワルツ イ短調 Op.34-2
    ● ショパン:ワルツ ヘ長調 Op.34-3
    ● ショパン:タランテラ 変イ長調 Op.43
    ● メンデルスゾーン:スケルツォ Op.16-2
    ● モーツァルト:6つのレントラー 変ロ長調 K.606〜第1番と第5番(ピアノ小品に編曲)

     1967年2月2日、東ベルリン 放送スタジオ録音(モノラル)

    ● モーツァルト:ピアノ協奏曲第17番ト長調 K.453
    ● メンデルスゾーン:ピアノ協奏曲第1番ト短調 Op.25

     ヘルベルト・ケーゲル指揮、ライプツィヒ放送交響楽団
     1968年2月6日、ライプツィヒ ライヴ録音(ステレオ)

     ステファン・アスケナーゼ(ピアノ)

     簡易収納紙ケース装丁

  • エディト・ファルナディ/ピアノ・リサイタル 1966〜1968年

    ピアノ作品集

    Ponta2倍

    価格 (税込)
    ¥2,519
    会員価格 (税込)
    ¥2,116
    発売日
    2022年05月27日
    まとめ買い価格(税込)
    ¥1,890

    2016年に「meloclassic」が発売したリスト集が大きな話題になったエディト・ファルナディ[1921-1973]が再び。エディト・ファルナディはハンガリーのブダペストの生まれ。僅か7歳でリスト音楽院に入学してベラ・バルトークに師事。1945年にウィーンに移住してから国際的な名声を獲得。1950年代の米国「Westminster」社への一連の録音は極めて高い評価を得ましたが、どうしたわけかその後は録音から遠ざかってしまいました。
     冒頭のリスト『メフィスト・ワルツ』を聴いただけでもファルナディの高い技術を惜しみなく情熱に注ぐ音楽に痺れてしまうことでしょう。リストがグノーの『ファウスト』のワルツを編曲した1曲も、単なるオペラの名曲の編曲を超えた情熱の渦巻く世界に飲み込まれてしまいそう。さらに嬉しいことにショパンが7曲。ファルナディの弾くショパンは初めてではないでしょうか。普通のショパンとはかなり異なった熱い激しいショパン。ショパン・マニアならこの7曲のためにこの1枚を買っても損はないでしょう。ブラームスもエネルギーが途轍もありません。(輸入元情報)

    【収録情報】
    ● リスト:メフィスト・ワルツ第1番
     1968年5月5日、フランクフルト 放送スタジオ録音(モノラル)

    ● リスト:グノー『ファウスト』からのワルツ
     1968年5月7日、シュトゥットガルト 放送スタジオ録音(モノラル)

    ショパン:
    ● ポロネーズ 嬰ト短調
    ● 幻想即興曲 嬰ハ短調 Op.66
    ● 夜想曲 嬰ヘ長調 Op.15-2
    ● ワルツ 変イ長調 Op.69-1
    ● ワルツ 嬰ハ短調 Op.64-2
    ● ワルツ 変イ長調 Op.34-1
    ● スケルツォ 変ロ短調 Op.31

     1968年3月6日、オランダ、ヒルフェルスム 放送スタジオ録音(モノラル)

    ● ブラームス:ピアノ・ソナタ第2番嬰ヘ短調 Op.2
     1966年12月21日、オランダ、ヒルフェルスム 放送スタジオ録音(モノラル)

     エディト・ファルナディ(ピアノ)

     簡易収納紙ケース装丁

  • ヤン・スメテルリン/ピアノ・リサイタル 1951〜1958年

    ピアノ作品集

    Ponta2倍

    価格 (税込)
    ¥2,519
    会員価格 (税込)
    ¥2,116
    発売日
    2022年05月27日
    まとめ買い価格(税込)
    ¥1,890

    ヤン・スメテルリン[1892-1967]の1950年代の放送録音集。 ヤン・スメテルリンはオーストリア=ハンガリー帝国のビーリッツ(現ポーランドのビェルスコ)の生まれ。本名はハンス・シュメッターリング。一家はテルノピル(現在のウクライナのテルノーピリ)から移住してきたユダヤ人。生地でピアノを学んだ後、ウィーンに出てかのレオポルト・ゴドフスキに師事。第一次世界戦が終わってから1920年代に急速に名声を高めていきました。1925年に結婚する際に名前をヤン・スメテルリンと改めています。1934年に英国の市民権を獲得。第二次世界大戦の勃発後は米国での活動が多くなる一方、第二次世界大戦後はオーストラリアやニュージーランドまで楽旅に出ています。ロンドンにて亡くなりました。
     スメテルリンは経歴からも演奏そのものからもゴドフスキの流儀の継承者であり、楽譜から詩情を羽ばたかせる名手でした。スメテルリンの録音は数年前にショパンがまとまってCDで発売されましたが、スメテルリンの真価はむしろこのCDでの自在で豪快なリストのピアノ・ソナタに良く表れていると言えるでしょう。(輸入元情報)

    【収録情報】
    ● リスト:ピアノ・ソナタ ロ短調
     1958年3月5日、スイス、ローザンヌ 放送スタジオ録音(モノラル)

    ● シューマン:謝肉祭 Op.9
     1951年10月24日、オランダ、ヒルフェルスム 放送スタジオ録音(モノラル)

    ● ドビュッシー:金色の魚/喜びの島
    ● グラナドス:窓辺の語らい
     1951年4月20日、オランダ、ヒルフェルスム 放送スタジオ録音(モノラル)

     ヤン・スメテルリン(ピアノ)

     簡易収納紙ケース装丁

  • ジーナ・バッカウアー/サル・プレイエルでのリサイタル 1963年

    ピアノ作品集

    Ponta2倍

    価格 (税込)
    ¥2,519
    会員価格 (税込)
    ¥2,116
    発売日
    2022年05月27日
    まとめ買い価格(税込)
    ¥1,890

    ジーナ・バッカウアー[1913-1976]が1963年11月6日、パリのサル・プレイエルで行ったリサイタルのライヴ録音。ジーナ・バッカウアーはアテネの生まれのユダヤ系ギリシャ人。ジーナは本名のルイーザの愛称。彼女の祖父は、バイエルン王家からギリシャ王国初代国王としてアテネに移ったオソン1世(=オットー)の随行者の一人で、さらに遡るとオーストリアの出だといいます。アテネ音楽院でメキメキと実力を付けた彼女をかのアルフレッド・コルトーが認めて、パリのエコール・ノルマルに招きました。バッカウアーは1929年にパリでデビュー、大成功を収めました。なお彼女がラフマニノフにも学んだという話がありますが、これは定かではないそうです。1930年代以降、バッカウアーは人気ピアニストとして国際的に活躍。「Meloclassic」の他の多くのCDのピアニストとは異なり、バッカウアーはかなり多くの録音を残しており、とりわけ1950年代の米国の「Mercury」録音は良く知られています。
     このCDではちょうど50歳のバッカウアーの極めて充実した演奏が楽しめます。バッカウアーのピアノには独特の華があり、ピアノの貴婦人あるいは女王といった趣があります。ムソルグスキーの『展覧会の絵』の『キエフの大門』を豪快に弾いた(観客の熱狂的な喝采も収録されています)と思えば、ラヴェルの『夜のガスパール』での緻密な音楽、モンポウの『庭園の若い娘たち』での繊細で柔らかい愉悦まで、芸の幅の広いピアニストでした。(輸入元情報)

    【収録情報】
    ● ハイドン:ピアノ・ソナタ第34番ホ短調 Hob.XVI-34(ランドン版第53番)
    ● ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第21番ハ長調 Op.53
    ● ラヴェル:夜のガスパール
    ● バルトーク:組曲 Op.14, Sz.62
    ● ブラームス:パガニーニの主題による変奏曲 Op.35〜第1巻
    ● ラモー:メヌエット
    ● ムソルグスキー:『展覧会の絵』〜『キエフの大門』
    ● モンポウ:庭園の若い娘たち


     ジーナ・バッカウアー(ピアノ)

     1963年11月6日、パリ、サル・プレイエル ライヴ録音(モノラル)

     簡易収納紙ケース装丁

  • クリスチャン・フェラス/ドイツでのヴァイオリン・リサイタル 1953〜1965年

    ヴァイオリン作品集

    Ponta2倍

    価格 (税込)
    ¥3,619
    会員価格 (税込)
    ¥2,712
    発売日
    2022年05月27日
    まとめ買い価格(税込)
    ¥2,712

    「MELOCLASSIC」ご贔屓のクリスチャン・フェラス[1933-1982]のドイツでのヴァイオリン・ソナタを中心に収録。ピアノはもちろんピエール・バルビゼ[1922-1990]。
     ベートーヴェンの3曲、シューマン、エネスコの3曲はいずれも商業録音も残しましたが、ここではよりのびのびしているように思われます。シューベルトとバルトークは商業録音はなかったのではないでしょうか。いずれにおいてもフェラスの自由で魅惑的なヴァイオリンを、バルビゼの懐深い伴奏がしっかり受け止めている名演です。(輸入元情報)

    【収録情報】
    ● ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第5番ヘ長調 Op.24『春』
    ● シューマン:ヴィオリン・ソナタ第2番ニ短調 Op.121
    ● エネスコ:ヴァイオリン・ソナタ第3番イ短調 Op.25
     1959年9月25日、ドイツ、エッティンゲン ライヴ録音(モノラル)

    ● ラヴェル:ツィガーヌ
     1953年11月12日、シュトゥットガルト 放送スタジオ録音(モノラル)

    ● シューベルト:ピアノ・ソナタ第3番ト短調 D.408, Op.137
     1954年5月5日、ケルン 放送スタジオ録音(モノラル)

    ● バルトーク:ヴァイオリン・ソナタ第2番 Sz.76
     1959年10月2日、ハンブルク 放送スタジオ録音(モノラル)

    ● ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第4番イ短調 Op.23
     1960年4月31日、フランクフルト 放送スタジオ録音(モノラル)

    ● ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第10番ト短調 Op.96
     1965年3月19日、ケルン 放送スタジオ録音(モノラル)

     クリスチャン・フェラス(ヴァイオリン)
     ピエール・バルビゼ(ピアノ)

     簡易収納紙ケース装丁

  • クリスチャン・フェラス/ヨーロッパでの楽旅 1961〜1974年

    ヴァイオリン作品集

    Ponta2倍

    価格 (税込)
    ¥3,619
    会員価格 (税込)
    ¥2,712
    発売日
    2022年05月27日
    まとめ買い価格(税込)
    ¥2,712

    クリスチャン・フェラスの協奏曲を中心とした録音を集めています。1960年代からフェラスが第一線を退く直前の1974年まで。目玉はシェーンベルクのヴァイオリン協奏曲でしょう。フェラスは商業録音を残していませんし、ライヴ録音でも初めてではないでしょうか。ロベール・ド・フラニはリヨンの作家、政治家であるロベール・プロトン・ド・ラ・シャペル[1894-1982]の芸名。『ダヌビアナ』は「ドナウ風の」といった意味あいの言葉で、曲中何度かワルツが用いられています。世界初演でのライヴ録音。ルクセンブルクでのラロのスペイン交響曲は、フランスの名匠でルクセンブルク放送交響楽団を長く率いたルイ・ド・フロマンの指揮と相まって濃厚な味わいを広げています。一方ケルンでのメンデルスゾーンは端正な味わいの演奏。ショーソンの詩曲とラヴェルのツィガーヌはステレオです。(輸入元情報)

    【収録情報】
    ● ラロ:スペイン交響曲 ニ短調 Op.21(第3楽章省略)
     ルイ・ド・フロマン指揮、RTL管弦楽団(ルクセンブルク放送交響楽団)
     1961年3月22日、ベルギー、ルクセンブルク 放送スタジオ録音(モノラル)

    ● メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲ホ短調 Op.64
     ボゴ・レスコヴィチ指揮、WDR交響楽団
     1964年4月29日、ケルン 放送スタジオ録音(モノラル)

    ● ショーソン:詩曲
     ジャン・クロード・アルトマン指揮、ORTFリリック管弦楽団
     1969年5月9日、パリ 放送スタジオ録音(ステレオ)

    ● モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第4番ニ長調 K.218
     ヘルムート・ミュラー=ブリュール指揮、ケルン室内管弦楽団
     1968年8月3日、フランス、マントン ライヴ録音(モノラル)

    ● J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第3番〜ガヴォット・アン・ロンドー
     1968年8月3日、フランス、マントン ライヴ録音(モノラル)

    ● ロベール・ド・フラニ:ダヌビアナ
     ラファエル・フリューベック・デ・ブルゴス指揮、ORTF国立管弦楽団
     1964年9月9日、フランス、ブザンソン ライヴ録音(モノラル)

    ● ラヴェル:ツィガーヌ
     ジャン・クロード・アルトマン指揮、ORTFリリック管弦楽団
     1969年5月16日、パリ 放送スタジオ録音(ステレオ)

    ● シェーンベルク:ヴァイオリン協奏曲 Op.36
     ミルティアデス・カリディス指揮、ORF交響楽団
     1974年、オーストリア、グラーツ ライヴ録音(モノラル)

     クリスチャン・フェラス(ヴァイオリン)

     簡易収納紙ケース装丁

  • 伝説的なソ連のヴァイオリニストたち〜ヨーロッパでの楽旅 1961〜1974年

    ソヴィエト連邦出身のヴァイオリニストの録音を集めています。
     CD1枚以上を占めるボリス・ゴリトシテイン(ドイツ語読みではゴルトシュタイン、日本ではゴールドシュタインの表記が多くみられます)[1922-1987]はウクライナのオデッサの生まれ。父親はライプツィヒ生まれのドイツ人。5歳でヴァイオリンを習うとすぐに才能を発揮し、一家はモスクワに移住してボリスに本格的な音楽教育を受けさせます。1933年の全連邦音楽演奏コンクールで特別賞を受賞。そして1935年、伝説的な第1回ヘンリク・ヴィエニャフスキ国際ヴァイオリン・コンクールで、第1位ジネット・ヌヴー、第2位ダヴィド・オイストラフ、第3位ヘンリ・テミアンカに次いで第4にに入賞。さらに1937年のウジェーヌ・イザイ・コンクール(後のエリザベート王妃国際音楽コンクール)のヴァイオリン部門でも第4位を受賞。いずれもまだ十代のことでした。このまま国際的人気ヴァイオリニストになって当然でしたが、ソ連政府は彼の国外出国をほとんど認めず、また録音も僅かで、ソ連に封じ込められてしまい、西側では幻のヴァイオリニストになってしまいました。1974年にドイツに亡命、残りの人生は教職が主でした。ここに収録されている録音はいずれもドイツ亡命後のもの。残念ながら既に技術的な衰えが目立ちますが、ブラームスのニ短調のソナタでの味わい深い演奏は偉大なヴァイオリニストならではのものです。
     イーゴリ・ベズロドニー[1930-1997]は、ソ連時代のグルジア(ジョージア)の首都トビリシの生まれ。父はトビリシのオーケストラのリーダーで音楽院の教授、母もヴァイオリン教師。1937年に一家はモスクワに移り、レオニード・コーガンら多くの名ヴァイオリニストを育て上げた名教師アブラム・ヤンポルスキー(レオポルト・アウアーの高弟)に師事。1949年、プラハでのヤン・クベリーク国際コンクールで第1位。1950年、第1回ヨハン・ゼバスティアン・バッハ国際コンクールのヴァイオリン部門で第1位。同じ年に初めてフィンランドを訪れ、以降フィンランドでの活動が多くなります(ヘルシンキで亡くなっています)。ヴァイオリニストとして活動する一方で後年は指揮活動も行いました。ソ連を代表するヴァイオリニストとして録音も多く残していたものの、CDになったものは僅かで、しかもCDはLPから採録されたものだったりと、ここ数十年は冷遇されてきました。このCDに聴ける1950年のカバレフスキーのヴァイオリン協奏曲は、前述のバッハ国際コンクールに参加した時期の東ベルリンでの演奏会のライヴ録音。15分強の短い作品ですが、ベズロドニーの凛とした美音と卓越した技術、果敢な踏み込みを大いに楽しめます。伴奏指揮がキリル・コンドラシンというのも嬉しいところです。
     ユリアン・シトコヴェツキー[1925-1958]は伝説的なソ連のヴァイオリニストですが、今日ではドミトリー・シトコヴェツキーの父として知られているでしょう。ウクライナのキーウ(キエフ)の生まれ。彼もアブラム・ヤンポルスキーに学んでいます。1952年、第2回ヘンリク・ヴィエニャフスキ国際ヴァイオリン・コンクールで第2位。1955年のエリザベート王妃国際音楽コンクールのヴァイオリン部門で第2位、しかしこれはソ連からの参加者を冷遇した結果だったとも伝えられています。瑞々しくも切れ味の良い音色、高度な技術、そして新鮮な現代的感性と、20世紀後半を代表するヴァイオリニストになるはずでしたが、病に倒れ僅か32歳で亡くなりました。それでもシトコヴェツキーの素晴らしい演奏は残された録音を通じて人々を魅了し、1970年代には日本で愛好家によるLPが発売され、21世紀に入ると秘蔵音源が何枚もCDになったりしていました。ここでのライプツィヒでのパガニーニは全盛期のシトコヴェツキーの姿を伝える素晴らしい記録です。(輸入元情報)
    簡易収納紙ケース装丁

    収録情報の詳細は商品ページをご覧ください。

  • ミハイル・ヴァイマン/東ドイツでの演奏会 1950〜1963年

    ヴァイオリン作品集

    Ponta2倍

    価格 (税込)
    ¥3,619
    会員価格 (税込)
    ¥2,712
    発売日
    2022年05月27日
    まとめ買い価格(税込)
    ¥2,712

    ミハイル・ヴァイマン[1926-1977]はソ連時代のウクライナ、ムィコラーイウ州ノヴィイ・ブーフの生まれ。父親は町の吹奏楽団の指揮者でした。1933年にオデッサに移住し、ミハイル少年はヴァイオリンを学び始めます。順調に腕前を上げますが、第二次世界大戦の勃発で音楽院ごとウズベキスタンのタシュケントに疎開。戦後、モスクワで名教師アブラム・ヤンポルスキーの前で試演して認められ、音楽院ごとレニングラードに移ります。1949年、プラハでのヤン・クーベリック国際コンクールで第4位。1950年、第1回ヨハン・ゼバスティアン・バッハ国際コンクールのヴァイオリン部門で第2位。1951年、エリザベート王妃国際音楽コンクールのヴァイオリン部門で第2位(第1位はレオニード・コーガン)。1950、60年代にヴァイマンは東欧圏で精力的に演奏活動を行い、並行して指導者としても多くの優秀な弟子を輩出しました。1977年、心臓発作で51歳で亡くなりました。長命すれば西側での活動も広がったことでしょう。2005年に「Melodiya」からまとまった量の録音がCDになっていました。
     この2CDには1950年代を中心とした東ドイツでの放送録音を収録。チャイコフスキーの協奏曲はヴァイマンが絶好調で、軽快で歯切れ良い第3楽章もロシア的哀愁が漂う第2楽章も絶品です。モーツァルトのヴァイオリン協奏曲第5番は、ヴァイマンの洗練された美音と粋な歌いまわしを、大指揮者ヘルマン・アーベントロートが大きく支えた素晴らしい名演。グルジア/ジョージアの作曲家、アレクシ・マチャヴァリアニ[1913-1995]のヴァイオリン協奏曲は、ヴァイマンはモスクワで商業録音もしており得意曲だったのかもしれません。伴奏がフランツ・コンヴィチュニー指揮のゲヴァントハウス管弦楽団というのも凄い!(輸入元情報)
    簡易収納紙ケース装丁

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  • ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ/東ベルリンでのリサイタル 1964年

    *チェロ・オムニバス*

    Ponta2倍

    価格 (税込)
    ¥2,519
    会員価格 (税込)
    ¥2,116
    発売日
    2022年05月27日
    まとめ買い価格(税込)
    ¥1,890

    1964年3月4日、東ベルリンのマルクス=エンゲルス・アウディトリウムでのムスティスラフ・ロストロポーヴィチのリサイタルのライヴ録音。36歳のロストロポーヴィチは極めて充実しており、音そのものが気迫に漲っています。ブラームス、ブリテン、ショスタコーヴィチの各ソナタはもちろん絶品。十八番のポッパーの『妖精の踊り』はロストロポーヴィチにしてもとりわけ熱気に満ちた演奏。録音もモノラルながら明快良好で、ロストロポーヴィチ・ファン、チェロ・ファンならばぜひ聴くべき1枚です。(輸入元情報)

    【収録情報】
    ● ブラームス:チェロ・ソナタ第2番ヘ長調 Op.99
    ● ブリテン:チェロ・ソナタ ハ長調 Op.65
    ● ショスタコーヴィチ:チェロ・ソナタ ニ短調 Op.40
    ● ポッパー:妖精の踊り ニ長調 Op.9
    ● バッハ/ジロティ編:アダージョ(トッカータ、アダージョとフーガ ハ長調 BWV.564より)
    ● ドビュッシー/ロンキーニ編:ミンストレル


     ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(チェロ)
     アレクサンドル・デデュヒン(ピアノ)

     1964年3月4日、東ベルリン ライヴ録音(モノラル)

     簡易収納紙ケース装丁

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