マスネ:『サンドリヨン』
ムンデル&モッタ演出、ファブリス・ボロン指揮
フライブルク歌劇場 2017
1894年、マスネは、以前から協力関係にあった台本作家カーンとともに新しいオペラの作曲を構想します。有名なペローの「シンデレラ」を元にしたおとぎ話で、実は作品の雰囲気が先行して初演されたフンパーディンクの『ヘンゼルとグレーテル』と似ていたため、二人は一旦計画を反故にしようとしましたが、結局は『サンドリヨン(シンデレラ)』として完成。1899年の初演時には大成功を収めました。
同じシンデレラを題材としたオペラでもリリカルなロッシーニの『チェネレントラ』とは異なり、妖精が闊歩する幻想的な世界を彩るのは、フランス的な軽快さとワーグナー風の重厚な響きが交錯する音の世界によるもの。時には繊細、時には濃厚な音楽に乗って、ムンデルとモッタの演出による、ウイットに富んだ夢のような舞台が繰り広げられます。主役を歌うストレーベルの可憐な演技も出色です。(輸入元情報)
【収録情報】
● マスネ:歌劇『サンドリヨン』全曲
サンドリヨン…キム=リリアン・ストレーベル(ソプラノ)
ド・ラ・アルティエール夫人…アニヤ・ユング(コントラルト)
シャルマン王子…アナト・チャルニー(メゾ・ソプラノ)
名づけ親の妖精…カタリナ・メルニコヴァ(ソプラノ)
ノエミ…イリナ=パク・ユンハエ(ソプラノ)
ドロテ…シルヴィア・レガッツォ(メゾ・ソプラノ)
パンドルフ…ホアン・オロスコ(バリトン)
王…ヤン・ヨンソー(バリトン)
儀典長…セキグチ・ナオシ(バス)
大学長…ロベルト・ジョンフリッド(テノール)
総理大臣…パスカル・フーフシュミット(バリトン)
フライブルク・フィルハーモニー管弦楽団
ファブリス・ボロン(指揮)
演出:バルバラ・ムンデル&オルガ・モッタ
振付:グラアム・スミス
装置&衣装:オルガ・モッタ
照明:ドロテー・ホフ
進行:ハイコ・ヴォス
収録時期:2017年4月30日、5月4日
収録場所:フライブルク歌劇場(ライヴ)
映像監督:ティツィアーノ・マンシーニ
収録時間:139分
画面:カラー、16:9
歌唱:フランス語
字幕:フランス語、英語、ドイツ語、日本語、韓国語
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