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TOP > My page > Review List of レインボー
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0 people agree with this review 2013/12/19
中国琵琶の名曲を集めたCD。 マルコポーロが活動初期に録音していた中国音楽シリーズの一枚。 1曲目は、琵琶協奏曲『草原の小姉妹』(呉祖強作)で、これは小澤征爾も録音しているのでわりと知られている。 このCDでは、李徳倫指揮、北京中央フィルハーモニー交響楽団による演奏で、ソリストは不明(裏ジャケットに3人の琵琶奏者の名前があるが個別の担当が書いてないため) 指揮者の李徳倫は、アノーソフに学んだ中国の指揮者で、著名な中国管弦楽曲のいくつかの初演で知られる。(その中にはピアノ協奏曲黄河も担当したらしい) このCDの演奏、オケはさほど上手くはないが、ソロが引っ張ってくれるので、なかなか聴かせる演奏になっている。 琵琶協奏曲以外の曲はいずれも琵琶独奏で、中国民謡を編曲した物や新作が収録されているがその中には『さくら』(もちろん日本のあの曲だ)なんかもあったりする。 ナクソス系では珍しいADD録音ではあるが、初期の安っぽい録音に比べればだいぶ聴きやすい。 ちなみに録音年は1981年。
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1 people agree with this review 2013/12/19
チャイコフスキーの師匠として著名なルビンシテインの代表作の一つがこのCDに収録された交響曲第4番。 劇的という標題の通り、曲想はドラマチックではあるが、正直結構長く、このあたり、あまり演奏されないのもなんとなく分かる。 このCDは、スロヴァキア第2の都市、コシツェのオケ、スロヴァキア国立フィルハーモニー管弦楽団と、ロベルト・スタンコフスキーの指揮で1990年3月25〜30日、コシツェ芸術家の家にて録音された物で、もともとはマルコポーロでルビンシテイン交響曲全集の1つとして録音された物。 演奏はあっさりとしており、繰り返し聴くにはちょっと物足りないが、作品を知るには不足のない演奏になっていると思う。 録音は問題なし。 価格や入手のしやすさを考えれば4つ星レベルと言って良いのではないだろうか。
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0 people agree with this review 2013/12/16
マルコポーロがヨハン2世に続きだしたのが、ヨーゼフの作品全集でした。 この第11集にあたるCDは特に有名な作品は収録されていませんが、舞曲のシューベルトといわれたこの作曲らしい詩的で優しい音楽が続きます。 珍品では、カドリーユ『グルジアの女たち』、これはオッフェンバックのオペレッタから編まれた作品ですが、今日全く知られなくなったこのオペレッタの知る上で貴重な物となっています。 指揮者はアルフレッド・エシュヴェ、ヨハン2世にそっくりという事で有名ですが、シュトラウスを得意とするこの録音に相応しい指揮者の一人。 オケは、ラズモフスキー交響楽団という団体、これは1995年に、スロヴァキア・フィル、スロヴァキア放送響、スロヴァキア劇場管、スロヴァキア室内管のメンバーによって結成された録音用の団体。 ナクソス、マルコポーロにのみ録音を残し、すぐ消えたようだ。 中庸な響きはスロヴァキアのオケらしいが、演奏は正直誉められた物ではなく、あくまで資料価値といった水準。 録音は1995年5月20日21日、スロヴァキア放送コンサート・ホールにて。 音質は悪くないのだが、典型的なナクソスの初期録音で人工的に聴こえるのが難点かも。
ヨハン・シュトラウスのワルツを集めたCDです。 本盤で演奏するのはエーリッヒ・ビンダー指揮の、ウィーン交響楽団で、数多い本場物の演奏の一つです。 ウィーン交響楽団はシュトラウスの音源を多数出していてウィーン・フィルと共にエキスパートといえそうです。 本盤のビンダーの演奏はよくも悪くも普通といった所ですが、悪くはありませんが、他に同じような選曲、価格で良い音源があるので入門盤にはあまりおすすめできません。 また同時に、ブックレットに解説がないのも(いくら廉価盤とは言え)どうかなと思います。 録音については特に不足はありません。
0 people agree with this review 2013/12/13
毎年1月上旬に来日して、素晴らしい演奏を聴かせてくれる、ウィーン・フォルクスオーパー交響楽団の2012年のニューイヤー・コンサートのライヴ盤がこれ。 本家ウィーン・フィルがシュトラウス一家の作品を中心に組むのに対して、このオケは勿論シュトラウス中心ではあるが、レハールやカールマン、ロッシーニにクライスラーとバラエティーに富んだ選曲をしており、面白い。 このコンサートでは珍しい曲も取り上げられておりまず、ベドナリックという作曲家の『ライオンズクラブ』というワルツ、そして今回が初演となるホリクの『一月一日』。 これ、簡単にいうと上眞行作曲の同名の唱歌を曲中に取り入れた物なのだが、ウィンナ・ワルツ形式で書かれ、洗練された一月一日が出てくる所等なかなか面白い。 ウィーンの物の物語ではしっかりチターを使っているのもグッド。 録音、音質は問題なく、楽しい一枚である。 尚、CDの収録時間の関係か全曲収録ではないようだ。
0 people agree with this review 2013/12/12
シュトラウスのワルツとオペレッタの序曲を集めたCD。 演奏はパウル・ワルター指揮、ウィーン交響楽団による。 指揮者のパウル・ワルターは1906年にウィーンで生まれた指揮者で、フォルクスオーパー等で活躍したとの事。 LP時代に聴きやすい管弦楽曲をいくつか録音しているが、それらはCD時代になって、ほとんどは復刻されてない中、ほぼ唯一の復刻盤がこのCD。 演奏は決して一流とは言えないながらも、手慣れた感じの飾らない演奏がウィーン・フィル等の有名所とは違った味があって良い。 1959年録音ながらも音質はわりと聴きやすい。 選曲面では普通のウィンナ・ワルツ集だが、こうもり、ジプシー男爵を除く収録曲は、大胆なカットがされているが、これはLPの収録時間に合わせて行われた物だろう。
1 people agree with this review 2013/12/11
韓国イエダン社がメロディアの音源をライセンス、リリースしていたCDの一枚で序曲を集めたCD。 ただよくある名曲集ではなく大変マニアックな作りで、メロディアの音源を適当に引っ張ってきたかのような選曲だが、ロシア音楽ファンなら演奏者を見てるだけで楽しい。 一曲目はロジェストヴェスキーの1812年で、モスクワ音楽院管弦楽団というオケをふっている。 冒頭から骨太な音楽、フィナーレは爆演指揮者と名高いロジェストヴェスキーらしい演奏だが、鐘の音色が安ぽっい音なのが残念。 スヴェトラーノフはCDの大半を指揮しており、ルスランとリュドミラ、ウィリアム・テルの2つが特に素晴らしい。 ただ、最新機器によるリマスタリングを謳っているわりには、音質は悪く、やはりそれ相応に聴いてきた人でないとおすすめ出来ない。
0 people agree with this review 2013/12/11
ロシアを代表するトランペット奏者、ドクシツェルが、これまたロシアを代表する吹奏楽団、ソヴィエト国防省模範軍楽隊と共演した珍しい録音。 CDには指揮者の記載はないが、マルツェフの指揮であっていると思う。 トランペットと吹奏楽の録音は色々な奏者が録音しているが、本盤では、これぞロシアン・ブラスというようなヴィヴラートのかかった、豊かで歌心にあふれたソロと、ソヴィエト国防省模範軍楽隊の端正で、壮麗かつ(こちらもロシアらしい)爆音が楽しめる一枚となっている。 収録曲はいずれもロシアの作品で、ブラントのような古典から、グリエール、ペシュキンのようにロマン派スタイルの曲、ゴドリブのようにポピュラースタイルを取り入れた作品まで様々な曲が収録されている。 尚、CDはプレス盤ではなく、R盤で製盤されている。 録音年は不明だが、やや曇った音質で、良いとは言えない。
0 people agree with this review 2013/12/09
マルコポーロが1980年代末から初めた、ヨハン・シュトラウス二世管弦楽全集は、ヨハン・シュトラウス二世の全管弦楽曲を録音するという、マルコポーロらしい企画でした。 全52枚のCDの発売の後に出たこのCDはその全集の補完的な内容で、ヨハン・シュトラウスが作曲した喜歌劇のメロディをポプリ、つまり歌なし、オケのみで演奏したと言う盤です。 編曲はヨハンの物ではなく、全て他人による物。 このポプリ・シリーズは2枚発売されており、本盤はその2枚目です。 演奏は前回と同じく、クリスティアン・ポラック指揮、スロヴァキア国立フィルハーモニー管弦楽団で、スロヴァキアのオケらしい中庸な演奏です。 録音は昔のナクソスと同じで、まぁ悪くはありませんが、基本的にファン向きの一枚だと思います。
ラトヴィアの代表的な作曲家、イヴァノフスの作品を紹介していくシリーズの一枚。 今回は、『ピアノ協奏曲』『アンダンテ』『交響曲第10番』を収録した物で演奏は、ラトヴィア国立交響楽団、指揮はヴァシリー・シナイスキー他。 ラトヴィア放送のアーカイブがどうのと書いてある事から、元々放送用音源の可能性があり、録音年代に開きがあるのもそのためだと思う。 だが、音質はわりと聴きやすい。 作品は雪どけの時期以降に書かれた作品であるからか、初期のわかりやすさはどこへやら、晦渋なタッチにシフトしている。 しかし調は残っているのでいわゆる現代音楽よりかははるかに聴きやすい。 演奏は、不満なく作品を知るには十分なレベルであり、作者への共感に満ちた演奏であると思う。
1 people agree with this review 2013/12/07
21世紀の初め、韓国のイエダンクラシックというレーベルが、メロディアの音源をライセンスし、安価でCD化した物の一枚。 この行進曲集は内容のマニアックさから、評判の高い一枚。 スヴェトラーノフのラコッツィ行進曲と結婚行進曲は長らくCD化されてなかった物で、この指揮者らしい個性的なロシアンスタイルの演奏。 グラズノフは、凱旋行進曲とロシア主題による行進曲が選曲されていて、選んだ人物のセンスは素晴らしいが、音質が一番悪いのが残念。 スラヴ行進曲は、世にも珍しい帝政ロシア国歌が、グリンカの皇帝に栄光あれになっている大変に珍しいバージョン。 資料的に貴重であるが、演奏も大変に楽しい。 これらの共演者は全てソヴィエト国立交響楽団である。 同じ爆演指揮者として名高い、ロジェストヴェンスキーは2曲収録、シチェドリン『祝典序曲』は打楽器ごちゃごちゃのロジェストヴェンスキーにぴったしの曲で、モスクワ放送交響楽団の演奏。 しかしそれ以上に凄いのが、ソヴィエト国立文科省交響楽団と共演した、ラデッキー行進曲。 重すぎるスネア、ドカンと叩く大太鼓、骨太の弦楽器に、吠える金管、典型的なロシアンスタイルであるが、これほど魅力のあるラデッキー行進曲もなかなかないのではないだろうか。 そしてラストを飾るのがスーザの『星条旗よ永遠なれ』で、シッパーズとニューヨーク・フィルハーモニックの演奏。 一回目、アメリカンなかっとびスタイルで演奏された後、間髪入れず、アンコールされるのだが、どう聴いてもオケが1回目と違うと言う事でちょっと話題になった演奏。 結局どっちがシッパーズの演奏なのかはわからないままだ。 音質は最新機器によるリマスタを謳っているが、実際かなりひどいのもあるので期待しないほうが良い。 間違いなくマニア向きの一枚だと言える。
ロベルト・シュトルツ指揮する、ベルリン交響楽団の演奏で収録されたワルトトイフェルのワルツ作品集だ。 シュトルツと言えば自作やシュトラウスのワルツ、ポルカを体系的に録音し、それらは今でも耳に出来るが、ウィンナ・ミュージック以外の作品の録音は珍しい。 演奏もフランス風の明るい物だが、たまに聴こえるヴァイオリン等に、ウィンナ・ワルツの響きがする。 音楽にメリハリがつき、中庸なのはシュトルツらしいか。 1964年の録音で、古さはあるが、音は聴きやすいと思う。
0 people agree with this review 2013/12/07
1980年代後半にマルコポーロが始めた大プロジェクト、それがヨハンシュトラウス二世の全管弦楽曲を録音するという物でした。 のべ52枚、スロヴァキア、ポーランド、ウィーンのオケの使い、ヴァルターやメルツェンドルファー、トイスルやグードと言ったシュトラウスを得意とするベテランまで投入して制作された画期的な一枚でした。 本盤はその補完的な一枚で、ヨハンシュトラウス二世のオペレッタのメロディをポプリにアレンジした、つまり歌なし、オケのみによるオペレッタ・メドレーです。 収録されているのは、インディゴと四十人の盗賊、ウィーンのカリオストロ、メトゥザレム王子、女王のレースのハンカチ、愉快な戦争、ヴェネツィアの一夜。 ほとんどが知られていない作品ではありますが、例えば女王のレースのハンカチでは、『南国のバラ』が、ウィーンのカリオストロでは『狩りのポルカ』のメロディが出て来たりして、楽しいです。(ちなみにこれらのワルツやポルカはオペレッタから編まれた作品) クリスティアン・ポラック指揮、スロヴァキア国立フィルハーモニー管弦楽団の演奏で、このコンビも全集に何枚か入れてますが、ここでも安心して聴ける出来でしょう。 初期ナクソスの金属さのある録音ですが、音質は良い。
旧ソ連邦を代表する作曲家の一人、ミャスコフスキー。 彼は近代の作曲家では27曲という交響曲作家でもあったのですが、作品の大半は聴く機会がありません。 マルコポーロはミャスコフスキーの交響曲をいくつか録音しており、この第8番もその一つです。 ロベルト・スタンコフスキー指揮、チェコスロヴァキア放送交響楽団の演奏で1989年に録音された物。 録音当時はナクソス系で主力の1つだったスロヴァキアのオケによる演奏で、この団体、当たり外れが激しいのですが、このCDはまずまずの出来、他に録音と言えばスヴェトラの演奏位しかないと思うので、この水準なら 作品を知るには問題ないでしょう。
1 people agree with this review 2013/12/06
日本の管弦楽曲を集めたCD。 国内のメーカーからの発売は珍しくないが、海外盤は今でも珍しい。 1994年の発売だから、もう20年は発売されているちょっとしたベストセラーだろう。 伊福部昭の『交響楽詩』に始まり、弟子の和田薫『オーケストラのための民舞組曲』で終わるという選曲になっている。 特筆すべきは当時若手の、田中カレンと和田薫の作品が収録されていると言う事で、田中のプリズムもこの盤以外は録音を見た事がないし、和田の民舞組曲も作曲者が日本フィルを指揮した自作自演盤しか、全曲の録音はないので貴重である。 ちなみに田中、尾高の作品が現代音楽で、その他が国民学派つまり日本的なメロディを持ったわかりやすい作風。 マエストロは、広上淳一で、マルメ交響楽団を降っている。 マルメ交響楽団はスウェーデンのオケだが、マエストロの指示が良いのか日本的な雰囲気を見事に出しており、名演奏と言って良い。 曲中にかけ声が出てくる民舞組曲なんかはやはり外国のオケだと一瞬思わせる所もあるが、全体的にはかなりの物だと思う。 録音、音質は良好。
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