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　2025/06/20

サティワールド満載の録音。普段あまりなじみのない作品であるが、親しみを持って聞くことができる。落ち着いた演奏がサティにふさわしい。

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　2025/06/19

作曲社の音に対する鋭敏な感受性が演奏にも表れており、興味深く聞き進むことができる。四つの楽器が重なり合ったり、まるでそれぞれが独立して演奏しているようにも聞こえ、たいへん面白い。

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　2025/06/18

静謐な感じのヴァイオリン協奏曲とリズミックなピアノ協奏曲との対比が面白い。ルーマニア協奏曲では、民族的な旋律が情緒たっぷりに演奏され、作曲者と同時代のグルターグの作品では間奏曲のような効果を上げている。いずれの独奏者も一流であると感じる。

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　2025/06/18

ミューリーの現代作品が半ばに配置されている。ギボンズのゆったりとした幽玄な響きが心地よい。ミューリーも変化に富み、聞きごたえがする録音である。

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　2025/06/17

3人の作曲家の作品による濃厚な演奏。プログラムとして一体化しており、それぞれの関連性をも感じさせる充実したリサイタルの記録である。

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　2025/06/16

現代のガーシュインとも言える作品で、オーケストラの可能性を追求し、曲調も変化に富んでいる。聞きやすい音楽で、良い意味でアメリカの自由な感じにあふれている。演奏者の乗りの良さも楽しい。

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　2025/06/15

技術ばかりが空回りしがちな幾多の録音にあって、腰の座った、重厚感さえ漂わせる演奏である。構成力があり、この奏者のさらなる深化が伺えて感心した。

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　2025/06/14

切れ味があり、各曲を新鮮にテンポよく弾いている。歌わせ方も凝っており、ハイドンの魅力が詰まっていて、続編も期待したい。

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　2025/06/13

指揮者の個性が反映され、新たな魅力を持つ演奏となっている。聞き進むと歌わせ方や間の取り方に発見がある。しかも全曲に安定感もあり、安心して聴ける良い演奏であると感じた。

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　2025/06/12

フレッシュな印象を与えるブラームスの演奏が心地よい。ヴィアルドの作品も夏の日の一日を描写したものであるが、単なる形だけのものでなく、心象風景も受け取られ、印象に残る。

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　2025/06/12

中堅のチェロ奏者と老練なピアノ奏者が醸し出すメロディーに心打たれる。各曲が見事に響き渡り、説得力もあり、しみじみとした時間が過ぎてゆく。

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　2025/06/11

とても丁寧に演奏されており、気持ちが良い。声がよく通り、ピアノもゆったりと聞こえ、シューマンの歌曲の世界に浸れた。それにしてもこの歌手は表現が絶妙である。

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　2025/06/10

とてもよく鳴る響きに魅了される。冒頭から落ち着いたテンポでしなやかに歌っており、全曲が起伏があり、見通し良く演奏される。美しく聞き通しやすい録音であると感じた。

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　2025/06/09

ロシアに根付くことになった作曲者の作風が、その後のスクリャービンなどに影響を与えたことがよくわかる。テクニック的にも難しいと思われるが、奏者は良く作品を弾き分け、共感を持って高いレベルで弾いている。ピアノコンチェルト以外は聞いたことがなかったが、心惹かれる作品であると感じた。今後も知られざる作品も取り上げてほしい奏者であると思う。

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　2025/06/08

聞きなれたメロディが奏者の解釈により新鮮に聞こえる。常識を覆すのが得意の奏者であるが、あらためて脱帽する。無論、歌わせ方やテンポなどは一流であり、響きをよくとらえた録音も美しい。