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　2010/01/30

いやあ、こういう企画がよくぞまあ実現したものだ、と素直に感嘆せざるを得ない。むかしクライバーの「フィガロ」の国内盤、確か6000円で購入したと記憶するが、それが「ウィーンの黄金時代」を築いた巨匠達による4作品が、たった1000円台で入手出来るとは・・良い時代になったもんだ。特に小生のような貧乏人にとってはうれしい限り。しかも音質がコストパフォーマンスに比して良好なのがありがたい。

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　2009/11/14

巨星墜つ・・・遂に、森繁が逝った。もちろん「屋根の上のバイオリン弾き」をはじめ観客を魅了し時には笑い殺してしまった（！）数々の舞台・ラジオドラマの名調子etc・・・彼が我々に残してくれたものは計り知れないほど深く、大きいが、やはり最大の遺産は昭和３０年代、庶民が娯楽に飢えていた時代に「社長」シリーズそしてこの「駅前」シリーズでの等身大の人間の滑稽さを体現してくれた２本のシリーズ物と言っていいであろう。

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　2009/10/27

云わずと知れた、ラブコメの古典。たぶんこの作品に影響されて意中のヒトを射止めようとした読者が当時男女問わず続出したであろう事は容易に納得がいく。ホント、殺し文句だらけだもんな、この漫画。

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　2009/09/30

う〜ん。これは失敗作なのかな、それとも名作になり損ねた実験作なのかな・・評価に迷う。だって「天才的名探偵ＶＳ天下一の大泥棒」ってアイディアはいいとしても、私がＴＶ放映の前から「多分ルパンの長所とコナンの持ち味が相殺しあってなにか犠牲になる要素が絶対出てくるだろーな・・」と危惧していたとおり、銭形そして何より五エ門が全然活躍していない・・というルパンファンの小生にとってははなはだしく物足りない、消化不良の残る１作になってしまった。後、私はルパンほどではないがコナンも毎回と言う訳ではないがヒマなときはチャンネルを合わせて楽しませてもらっていて、まあ熱心なファンというわけでは無論無いがそれでも「これでいいのか？」という疑念は解消されなかった。だってコナンって「謎の犯罪組織によって小学生の体（頭脳は新一のまま）にされてしまい、幼馴染の蘭にも正体を隠して組織を密かに追っている」って設定でしょ？だったらコナンのそちらの側面にルパン一味を絡ませて、あわやコナン危機一髪！・・とかそういう観点で作る事も出来たんじゃないか？今更そんな事を云ってもあとの祭りだが・・。まあ出版社も制作サイドも全く違うこの２作品をコラボレーションさせたと言う事で納得すべきなんでしょうな。