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TOP > My page > Review List of レインボー
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0 people agree with this review 2017/10/01
カールマンはオペレッタで成功する前は元々、純音楽の作曲家を目指していたそうで、幾つかの作品は好評を持って迎えられたものの、そのうち忘れられ、オペレッタの作曲家に転身した経歴を持ちます。 この盤に収録された『20の歌曲集』『4つのピアノ小品集』はまだ純音楽の作曲を目指していた若き日のカールマンの作品です。 オペレッタで見せる濃厚なハンガリー情緒豊かな曲を想像して聴くと、あまりの違いに面食らいます。 確かに後のオペレッタを思わせるような多少の民族色のある作品もあるのですが大多数は叙情的で美しく透明な作品でこんなのも書けるんだと驚きます。 ただ、良くも悪くも記憶に残らないので忘れられたのも無理はないのですが… 演奏者はいずれもハンガリーの人物で、他に音源もないであろう収録曲を聴く分には全く問題ない水準となっています。 2004年録音、音質良好。
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0 people agree with this review 2017/09/30
中国出身のピアニスト、ランランが中国のピアノ曲を弾いたアルバムである。 これらは民謡からの編曲であったり、新たに書かれたりしたもので、いかにも中国らしいオリエンタルなメロディーを持った聴きやすい曲が多い。 また最後の3曲は民族楽器との共演で、これなど中国音楽が好きな人には良いだろう。 メインである、ピアノ協奏曲『黄河』は中国クラシック代表曲とも言える作品で既に聞き比べ出きる程録音があるがこの盤、ユー・ロン指揮、中国フィルハーモニー管弦楽団の伴奏で収録されており、ランランのテクニックとオケの伴奏の息が良くあっており、現代的な熱い中華ロマン的な演奏となっています。 DGの録音なので音質は良好。
0 people agree with this review 2017/09/27
このCDの作曲家、エンリケ・ソロはチリを代表する作曲家との事で、マニア以外は知らなさそうな人物である。 全4曲中、代表曲とされる『ロマンチックな交響曲』を含む2曲が世界初録音という事からもソロの知名度の無さが窺えるし、作品集もこれが初めてだろう。 しかしその作品は南米的明るさとわかりやすさをもった大変親しみやすい作風である。 初めて聴いても直ぐにチリだと分かる魅力的な作品が続く。 演奏はホセ・ルイス・ドミンゲス指揮、チリ交響楽団である。 いわゆる本場物。 チリのオケと言うだけでも結構珍しいが、なかなか上手で何より作曲家への共感が感じられる好演である。 2015年録音で音質良好です。 国民学派好きな方にお勧め。
0 people agree with this review 2017/09/26
ポール・クレストンの交響曲第1〜3番までを集めたCD。 ナクソスのアメリカ作曲家シリーズの一枚である。 クレストンは吹奏楽の分野でも知られており日本ではこちらの方が有名な気がするが、このようなシンフォニーを書いていたとは知らなかった。 演奏はテオドレ・クチャル指揮、ウクライナ国立交響楽団の演奏である。 当時、アメリカン・クラシックシリーズにいくつも録音を残したクチャルとウクライナ国立響だが、ここでも透明なオケの音色や薄くかかった管楽器のビブラート、リズム感のはっきりとした演奏となかなかの名演奏を聴かせてくれる。 作品を知る分には一切問題ない水準の演奏だろう。 録音も良好。
1 people agree with this review 2017/09/24
レオ・ファルの喜歌劇『イスタンブールのバラ』の全曲盤です。 ジョン・フランツェン指揮、シカゴ・フォークス・オペレッタの演奏で2011年にライヴ収録された物だそうですが、ライヴと分かるようなもの(拍手等)はありません。 イスタンブールのバラはファルの代表作で、これまで幾つか録音がありますがこの盤は、英語による歌唱で歌われています。 演奏団体は2006年に創設されたアメリカとウィーンのオペレッタを上演する団体との事で、小さめな編成のオーケストラによる小気味の良い演奏と、歌手の熱演で悪くありません。 現在カタログに載っている全曲盤では、入手面等を考えて、原語歌唱ではないものの、作品を知るならおすすめの音源と言えるでしょう。 尚、台詞等はライナーに記載なし。 録音、音質良好です。
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1 people agree with this review 2017/09/21
エリック・カンゼル指揮、シンシナティ・ポップス・オーケストラの演奏で収録されたCDで、タイトルに、「ダンス」とあるように舞曲を集めたCDです。 一枚目は、ワルトトイフェルのワルツ、ギャロップ、ポルカとマイアベーア『スケートをする人々』が収録されています。 ワルトトイフェルの作品は意図的にか一番有名な『スケーターズ・ワルツ』が収録されておらず、『スペイン』『女学生』等の有名曲もあるも珍しい曲が中心となっています。 マイアベーアの曲は時たま録音される、これも珍しい曲です。 2枚目はオペラの中で使われる舞曲を集めた内容で、比較的有名曲が中心です。 カンゼルの演奏は過不足のない、良くも悪くも普通な演奏でしょう。 他にも録音のある曲はそちらの方が良いと言った所です。 1980年録音で、音質は問題なし。 発売当初はプレス盤で製盤されていたと思われますが、現在届く盤はCD-R盤で、ジャケットもカラープリンターで印刷したような物なので、気になる方は初期盤を探された方が良いでしょう。
0 people agree with this review 2017/09/20
ウィーン・ビーダーマイヤー・ゾリステン演奏による、シュトラウス親子とランナーの作品集です(トトロ・ポルカのみマーゼンという1940年生まれの作曲家の作品) 演奏者のウィーン・ビーダーマイヤー・ゾリステンはウィーン・フォルクスオーパーのメンバーからなる二台のヴァイオリンとヴィオラ、コントラバスからなる弦楽四重奏団です。 収録曲はどちらかというと珍しい曲が中心です。 ほとんどはこの録音のために編曲された物のようです。 ですがランナーにしろ、ヨハン1世にしろ初期の作品が多く、原曲はあまり編成が大きな物でないのでさほど違和感は感じません。 フォルクスオーパーのオケと言えばある意味ウィーン・フィルより、シュトラウスの作品を演奏していると言っても良く、この盤でもウィーン訛りのよく出た、サロン風の軽い楽しい演奏が特徴です。 音質良好。
0 people agree with this review 2017/09/19
メンブランが発売した10CDボックスシリーズの一枚です。 このCDはオペレッタからアリアやデュエット等を集めた内容。 オッフェンバックやスッペ、シュトラウスと言った金の時代のオペレッタの作曲家から、レハール、カールマン、リンケと言った銀の時代、シュトルツ、ライモンド等の20世紀に活躍した作曲家の作品まで収録しています。 収録作品は有名な曲(何故か超有名曲はありませんが)もある物の、大半が珍しい作品であり貴重です。 収録音源の原盤は、1950年代頃に制作された全曲盤や個々の歌手のアリア集が元となっています。 歌もスターから無名の人物まで歌っておりますが、好みはあるにしろどれも味があります。 オーケストラは、放送局のオケが大半で、ケルン放送管弦楽団とハンブルク放送管弦楽団を中心に、南西ドイツ放送管弦楽団や、グラウンケ交響楽団等オペレッタ演奏では有名な団体による演奏で指揮者も、シュテファン、マルスツァレク、ミュラー=ラムペルツ、スモラ、ゲーゼ、クレーマー、ヴァルター、シュトルツ、ドスタル等オペレッタを得意としたマエストロによる演奏です。 音質は年代を考えれば聴きやすいほうに入るでしょう。 CDは厚紙に入っています。
0 people agree with this review 2017/09/18
毎年1月1日に開催されるウィーン・フィルハーモニー管弦楽団によるニューイヤー・コンサートのライブ盤で、1990年のライブを収録した物です。 この年はズービン・メータが指揮を取りました。 現在まで5回登場しているメータですがこの年がニューイヤー初登場となりました。 選曲的には、有名な曲を中心に、ややマイナー(シュトラウス好きにはメジャー)と言った選曲であり、当時はまだ演奏曲目全てが完全収録されていたわけではないので未収録の曲もあります。 演奏はメチャクチャ楽しいと言うわけではないのですが、どれもウィーン・フィルの美しい音色と技術力で安定した演奏になっており、安心して聴ける水準の演奏ではないでしょうか。 ライブ録音と考えれば音質も良好です。
1 people agree with this review 2017/09/17
1999年度のデ・ハスケ社の新譜集。 収録曲はG.ガーシュイン『ラプソディ・イン・ブルー』(高橋徹編曲)C.ドビュッシー『小組曲』(木村吉宏編曲)保科洋『メモアール』K.フラク『パリへの夜間飛行』で収録曲中の半数以上が邦人作編曲家による譜面という内容。 おおよそ10分前後の曲が続き吹奏楽では長めな部類の曲が集められている。 演奏はアレックス・シリングス少佐指揮、ヨハン・ヴィレム・フリソ軍楽隊の演奏で収録。 参考演奏集という事もあり、抑えた演奏だが、そこは名門ヨハン・ヴィレム・フリソ軍楽隊、丁寧に演奏されており悪くはない。 ただもう少し攻めてみても良いと思うが… 録音、音質も良好。
0 people agree with this review 2017/09/16
クリスティアン・ティーレマン指揮、シュターツカペレ・ドレスデンによるジルヴェスターコンサートの2013年ライヴ盤。 2012年まではこのコンサート、ウィンナ・オペレッタ中心でしたが、ここに来てガラリと模様替え、ベルリン・オペレッタとミュージカルを取り上げた内容になっています。 これがなかなか面白く、珍しい曲も多数あって、演奏も大晦日のコンサートらしいリラックスした雰囲気が伝わってくる、楽しい演奏です。 クラシックからジャズまで、様々なスタイルに幅広く対応するシュターツカペレ・ドレスデンの引き出しの広さにも驚きです。 尚、現在HMVの収録予定曲の中にJ.シュトラウスの『ザクセン甲騎兵行進曲』の記載がありますが、実際には収録されていません。 録音は問題なく聴ける水準でしょう。
1 people agree with this review 2017/09/15
2005年にオランダ軍の軍楽隊の再編によりそれまであった陸軍のヨハン・ヴィレム・フリソ軍楽隊とオランダ王立陸軍軍楽隊が統合され、新しくオランダ王立陸軍ヨハン・ヴィレム・フリソ軍楽隊と名前を変えましたがそれから10周年を記念して発売されたアルバムです。 指揮は客演指揮者から、ジョルジュ・モロー、ヘンリー・アダムス、フランコ・チェザリーニ、ハンス・レーンデルス、軍楽隊関係者からはアーノルド・スパン少佐、現隊長のテイメン・ボトマ少佐が振っています。 名演集とあるとおり近年の演奏を集めた内容で、いずれも過去のアルバムから編集された物で新録音ではないのですが、高い技術力と表現力が売りのこの軍楽隊の実力を遺憾なく発揮した優れた演奏が収録されています。 この中ではレーンデルス指揮する『鐘の歌』が燃焼度の高い演奏であり、CDの中でお勧めです。 またアンコール的に配置されたスパン少佐指揮の『擲弾兵行進曲』はこのバンドが軍楽隊であり、かつて行進曲で数多の名盤を残したオランダ王立陸軍軍楽隊とヨハン・ヴィレム・フリソ軍楽隊の正統的な後継者である事が分かる名演で、CD中最も良い演奏だと思います。 上にも書きましたが編集盤のためか、録音に僅かなレベルの差はありますが、いずれも近年の新しい録音なので気になるような水準ではなく、聴きやすい音質と言って良いでしょう。 尚、CDの背表紙には1と書かれているので続編がある叉はその予定があるのかもしれません。
1 people agree with this review 2017/09/13
ヨハン・シュトラウス2世の喜歌劇『ヤーブカ』全曲盤です。 この作品はヨハン2世の喜歌劇の中でも後期に入る作品で今まで全くと言って良い程演奏されなかった曲です。 事実、このCDが世界初録音との事。 演奏はクリスティアン・ポラック指揮、ヨーロッパ・シュトラウス管弦楽団による演奏です。 作品は流石に名作に比べれば、だいぶ質は落ちるなといった所ですが、歌手、オーケストラは十分に健闘しており作品を知るには全く問題ない水準と言えるでしょう。 2枚目の余白にはこのオペレッタから編まれたワルツやポルカが収録されています。 これらは、ヨハネス・ヴィルトナー、クリスティアン・ポラック指揮、スロヴァキア国立フィルハーモニー管弦楽団の演奏で収録された物でマルコポーロが完成させたヨハン・シュトラウス2世管弦楽全集及びヨハン・シュトラウス2世ポプリ集からの抜粋です。 既にこれらのCDを持っている方にはダブりとなりますが、全く何もないより好感がもてて良いでしょう。 共に音質良好です。
0 people agree with this review 2017/09/12
ヨハン・シュトラウス2世のワルツとポルカを集めたCDである。 アーサー・フィードラー指揮、ボストン・プロムナード・オーケストラの演奏で収録されています。 当時これらの曲が出せば売れるという状況もあったのでしょうが、フィードラーは、シュトラウス・ファミリーの録音はかなり残しております。 今までデッカやRCA、グラモフォン等の音源が復刻されましたがこのボストン・プロムナード・オーケストラとの録音は恐らくこれが初復刻でしょう。 原盤等は不明ですが恐らくSP時代に録音された板おこしの音源のようで、あまり音質は良いとは言えません。 演奏も再録のある曲は同じような解釈で、19世紀から20世紀前半の良き時代的なワルツが聴けますがポルカはこちらの方が速く生き生きとした演奏で後の演奏より良いように思います。 オケのボストン・プロムナード・オーケストラとは恐らくボストン交響楽団かまたはボストン・ポップス・オーケストラの変名でしょう。 昔の録音はたまに契約の関係等で微妙に変わった名前になっている事があります。 ライナーは曲目と演奏者が書いてある簡素な作り、というより全体的に廉価盤といった作りです。 値段はあまり高くはありませんが、マニア向きな一枚でしょう。
0 people agree with this review 2017/09/11
ドミトリー・ヤブロンスキーと、ロシア・フィルハーモニー管弦楽団のコンビはナクソスに大量の録音を残しているが最も新しい盤がこれ。 アラム・ハチャトゥリアンの『交響曲第2番』と『レールモントフ組曲』を収録している。 ロシア・フィルは元々録音用集められたオケという経緯があるためか初期の録音に躊躇だが割とアンサンブルが揃わない粗い演奏も多いが、自国の作品になると割と良い演奏をする傾向にあると思う。 この演奏もそうで、比較的アンサンブルも整っており、ロシア的な香りのする好演である。 もちろん(?)整っていると言えど粗さもあるのがこのオケらしいが、収録曲が収録曲だけに良いほうに働いている。 久しぶりとなった交響曲は作品を知るには十分な演奏内容だし、レールモントフ組曲自体は録音そのものが珍しい(それだけに抜粋が残念) 何故か録音から発売まで10年もの開きがあるがナクソス品質なので音も良いのが良い点だし、恐らく今後、交響曲に至っては入門用音源の1つに上げられるだろう。
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