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Review List of レインボー 

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     2016/12/31

    チェコを代表する4人の作曲家、ドヴォルザーク、スメタナ、マルティヌー、ヤナーチェクの作品を吹奏楽で演奏したのがこのCDです。
    演奏はプラハ城防衛&チェコ警察音楽隊で、指揮者は隊長のミロスラフ・ハンザル大佐、リボール・クロマーシェク大佐、ヴォーツラフ・ブラフネック少佐です。
    この演奏団体はチェコ陸軍中央軍楽隊とともに同国を代表する吹奏楽団で、録音も数多い団体です。
    この盤では、自国チェコの作品を実に見事に演奏しています。
    派手さはなく地味なタイプのサウンドですが、その分深みのあるチェコのバンドらしい演奏で、また収録曲はあまりしられてない曲が多いですが、ポルカやギャロップ、行進曲等誰もが聴きやすい作品が揃っています。
    2004年3月31日〜4月1日にかけて録音された物で、音質は良好です。
    ただ残念な点が一つ、バンドとハンザル大佐のプロフィールはあるのですが、その他の指揮者のプロフィールと楽曲解説がないのは残念です。

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     2016/12/27

    ユージン・オーマンディが1970年代に手兵のフィラデルフィア管弦楽団を振って録音したドイツ物です。
    メンデルスゾーン『真夏の夜の夢』ワーグナー『さまよえるオランダ人』序曲、『ローエングリン』第3幕への前奏曲を収録しています。
    真夏の夜の夢は、良くあるオーケストラのみの演奏ではなく、合唱も取り入れた全曲に近い選曲となっています。
    解説書にも書いてありますが、美しい管楽器の音色や弦楽器の驚異的なアンサンブル能力等、何十年にも及ぶオケと指揮者の信頼があるからこそ出来る名演奏です。
    余白のようなワーグナーも、フィラデルフィア・サウンド全開の名演奏であり、例え小品一曲にも手を抜かず、隅々まで計算された演奏です。
    録音良好。

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     2016/12/26

    ナクソスの日本作曲家選集のシリーズの一枚で、黛敏郎の作品を集めた内容です。
    湯浅卓雄指揮、ニュージーランド交響楽団の演奏で録音されています。
    注目すべきは『ルンバ・ラプソディ』と『シンフォニック・ムード』でどちらも初録音、ルンバ・ラプソディに至っては世界初演という物。
    良質な演奏を提供してきたニュージーランド交響楽団だけあり、演奏はどれも一定の水準を保った質の高い物で、曼荼羅交響曲のような何度も演奏された曲も、日本オケとは違う新鮮さがあって良いです。
    録音、音質はナクソス品質、問題ありません。

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     2016/12/24

    世界的ギタリスト、ジョン・ウィリアムスが1960年代に録音した音源を復刻した物です。
    ロドリーゴの作品を中心に選曲された物で普段なかなか耳に出来ないギター協奏曲が安く聴ける盤として貴重でしょう。
    1曲目はロドリーゴのアランフェス協奏曲。
    ユージン・オーマンディ指揮、フィラデルフィア管弦楽団がバックを務めています。
    ちょっとオーケストラが重いように思いますがまずまず。
    2曲目は同じロドリーゴのある貴紳のための幻想曲で、チャールズ・グローヴス指揮、イギリス室内管弦楽団の伴奏で収録されています。
    これはなかなかの演奏。
    残りのヴィヴァルディとジュリアーニの協奏曲は、ウィリアムス自身の指揮で、イギリス室内管弦楽団と共演した物。
    このCDの中でも最もマニアックな曲目で、演奏は普通だが、知られざる曲が聴けるという点に意義があるでしょう。
    音質は年代を考えればまあまあです。

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     2016/12/23

    ユージン・オーマンディ指揮、フィラデルフィア管弦楽団によるビゼーの組曲『カルメン』と『アルルの女』です。
    カルメンは1958年、アルルの女は1963年に録音された物です。
    オーマンディらしい低音ががっちりと鳴らし、オーケストラを存分に鳴らしたフィラデルフィア・サウンド全開の演奏で、カルメンは名演奏と名高いだけあり、出来は大変良いです。
    ただ、古い録音なので、音質がちょっとイマイチなのは残念。

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     2016/12/17

    オランダのワールド・ウィンド・ミュージック社は、ギィデの名前で日本で知られる、ベルギー王立近衛兵軍楽隊のCDを数多く出していますが、最新作がこのCD。
    ベルギーの行進曲を集めた内容でシリーズの5枚目にあたります。
    指揮者は現在の楽長、イヴ・セヘルスです。
    現在出ている1〜5枚のうち、3枚目までは元々、ルネガイーと言うレーベルが出していた物を同社倒産後に、ワールド・ウィンド・ミュージックが再発売したという経緯を持ちますが、第4巻からワールド・ウィンド・ミュージックが録音・制作しています。
    元々かなり、選曲は、濃い内容でしたが、この第5巻は、更に充実した濃い内容で、行進曲ファンを満足させる内容となっています。
    ギィデの元楽長の作品が多く収録されているのが特徴で、プレヴォーが6曲、プーランが2曲、初代楽長ベンダーが1曲、セヘルスが2曲と、歴代の楽長の知られざる作品がずらっと並びます。
    この他の作品も質の良い曲が多く、またこの巻には近年書かれたコンサート・マーチを入れる等以前の巻と比べて変わった所もあります。
    セヘルス率いる、ベルギー王立近衛兵軍楽隊の演奏の凄さは一言でいうなら圧巻。
    その卓越した技術とフランス式の大編成による喇叭隊も含めた、色彩豊かなサウンド、力強い演奏は素晴らしいの一言につきます。
    またいつもながら録音も、優秀で柔らかで聴きやすい音質です。
    おすすめ。

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     2016/12/14

    19世紀後半から20世紀半ばまで、アメリカの娯楽の一つであった、サーカス。
    勿論、今でも人気ではありますが、娯楽の少ない当時の人気は相当な物だったでしょう。
    そんなサーカスには音楽がつきもので、アメリカにはサーカス・マーチなる独特の行進曲がありますが、このCDはそれら行進曲と、ギャロップを集めたという珍しい内容です。
    このCDで登場する作曲家は結構メジャーで、キング、ハファー、スーザ、ジュエル、リチャーズ、アレクサンダー、チェンバース等、アメリカ行進曲の作曲家ではわりと有名所が多いのが特徴的です。
    もちろん、タイラーのようなあまり知られてない作曲家もいるのですが…
    これらの作曲家はサーカス・バンドの経験者が多いというのも特徴です(当然でしょうか)
    一方で作品は殆ど知られてない曲ばかりです。
    『トランペットの栄光』で知られるブロッケンシャウアの『騎兵と兵士』タイラー『コンテスト・ウィナー』等の隠れた作品もあります。
    全体的にBGMとしての機会音楽として書かれた為か、曲調は似たような物が多いです。
    例えばギャロップだと常にめまぐるしく曲調が変わりますが、パッと聴き誰がどの曲かは判断出来ません。
    行進曲になると比較的作曲家の個性が出てくるように感じます。
    演奏はマシュー・フィリップス指揮、ヒズ・サーカス・バンド。
    名前から分かるようにこのCDのための録音用団体のようで、20名程の小編成ですが、テンプル大学吹奏楽団&管弦楽団やフィラデルフィア管弦楽団、ピッツバーグ交響楽団等のメンバーで編成されているらしく、実力は高く、当時のサーカス・バンドが蘇ってくるかのような愉しい演奏です。
    スタジオ録音であり、1995年録音と比較的新しい録音なので、音質も不満なく聴けると思います。

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     2016/12/13

    アメリカのアルティシモ・レコードは軍楽隊関係の音源は多数出しているがこれもそれ。
    Not.Sousa、つまりスーザ以外の作曲家の行進曲を集めた内容となっている。
    今のところシリーズの最も新しいCDで、第1巻と第2巻はアメリカ海兵隊軍楽隊のみの演奏であったが第3巻よりその他の軍楽隊も登場するようになった。
    このCDにもアメリカ海兵隊軍楽隊の他、アメリカ沿岸警備隊軍楽隊、アメリカ空軍軍楽隊、アメリカ陸軍軍楽隊、アメリカ海軍軍楽隊、ナショナル・コンサート・バンド・アメリカ、アメリカ海軍士官学校軍楽隊、アメリカ空軍ヘリテージ・オブ・アメリカ軍楽隊、アメリカ陸軍士官学校軍楽隊、アメリカ空軍ロッキー山脈方面軍楽隊、アメリカ空軍欧州軍楽隊が登場している。
    また前巻とおなじく指揮者の記載はない。
    またこれも前巻と同じだが、様々な音源から集められた編集盤である。
    但し、このCDはアルティシモ・レコード原盤の音源の他、ロバート・ホー財団保有のヘリテージ・オブ・マーチシリーズの音源も収録されており、そのためかかなりマニアックな曲もある。
    本場の響きを意識したり、かと思えばアメリカン一色だったりと演奏は一概に言えないが、どれもアメリカのバンドらしい響きの演奏であり悪くはないでしょう。
    但し、録音年代がバラバラなためか音質は少々バラつきがある。

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     2016/12/12

    19世紀後半から20世紀前半にかけて、アメリカで国民的人気を誇ったコンサート・バンド。
    このCDはこの時代のコンサート・バンドで活躍した人物の筆による作品を中心に集めた内容となっています。
    ゴールドマン『スケルツォ』リーヴス『ヤンキー・ドゥードルによる幻想曲』と言った一般的にはマーチの作曲で有名な作曲家のコンサート作品や、クラーク『ヴェネツィアの謝肉祭』ピッキ/マンティア編曲『ファンタジア・オリジナル』、W.ロジャース『ヴォランティア』のようにスーザ・バンド出身者、またサイモン『マジョレット行進曲』のような一般的には知られてない珍しい曲が沢山収録されている。
    全12曲中、約半数がユーフォニアムとバンドのための作品という内容です。
    ユーフォニアムのソリストは、アメリカを代表するユーフォニストの一人、ブライオン・ボーマンで、夢見るように歌ったと思えば、超絶技巧を披露する等、多芸多彩です。
    演奏する吹奏楽団は、ユージン・コーポラン指揮、シンシナティ・ウィンド・シンフォニーで、このバンドは、シンシナティ音楽院の音大生を中心とした団体との事ですが、実力は高く、なかなか良く吹けており安心して聴ける水準です。
    録音もバランスが良く、綺麗にとれています。

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     2016/12/11

    マルコム・アーノルドの映画音楽を集めたCDです。
    ジョン・モーガンによる復元版で、ウィリアム・ストロンバーグ指揮、モスクワ交響楽団の演奏で録音されています。
    収録された映画は『自由の大地』『さすらいの旅路』という2作品。
    前者は自然保護に携わった人々を描く映画らしく、エキゾチックなメロディーやオーケストラをダイナミックに鳴らしたメインテーマ、異国情緒を醸し出す打楽器の使用となかなか面白い。
    極めつけは冒頭に収録された序曲で、これはニューヨークでの試写会のために書かれたスコア、5分でどんな映画かわかる優れた作品である。
    1人の波乱に満ちた生涯を描いたさすらいの旅路も、ハリウッドの映画のごとく、オケを存分に鳴らしたスコアである。
    モーガン&モスクワ交響楽団の演奏は、非常に丁寧に演奏している。
    ロシア・オケなのだからもう少し鳴らしても良いと思う部分もあるが全体的に高いレベルの演奏だろう。
    旧盤の音質は知らないが聴くぶんには全く問題ない。

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     2016/12/10

    フィルハーモニア管弦楽団の活動初期を支えた指揮者、アルチェオ・ガリエラ。
    彼の残したディスクは多いが、現在復刻されているのはリパッティやオイストラフ等と共演した、つまり伴奏指揮者としてで、ガリエラのみの音源はほぼないという状況でした。
    そんな中、フィルハーモニア管弦楽団を振って録音したレスピーギの『ローマの松』『ブラジルの印象』ロッシーニ『風変わりな店』が収録されたこのCDは、オーケストラ指揮者、ガリエラを知るにあたり貴重な一枚だ。
    風変わりな店はロッシーニのメロディーをレスピーギが編曲した物なので、事実上はレスピーギ作品集とも言える。
    『ローマの松』はスタンダードながら当時名手揃いであったこのオケの凄さがよくわかる演奏で、冒頭から輝かしい響き、アッピア街道のクライマックスで終結に向けて徐々に盛り上がる所等、ガリエラがコンサート指揮者としても十分な実力があった事がわかる。
    また録音当時、色んな指揮者がこぞって取り上げていた風変わりな店は、音楽にメリハリがついていて楽しいし、珍しい『ブラジルの印象』、これはローマ3部作のブラジル版とでも考えて貰えば良いと思うが、ここでもオーソドックスながら曲の真価その物をストレートに伝えてくれる。
    ローマとブラジルで時々きこえるホルンは、ブレインの物でしょうか?
    復刻は年代を考えれば良好で大変素晴らしい。

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     2016/12/09

    ユージン・グーセンスの名前は知っていても、なかなかその音楽を聴く機会は少ない。
    最近、まとまって幾つかの音源が復刻されたが、やはりまだまだ知られざる指揮者といった所だろう。
    この盤はロシア音楽を集めた内容で全て初復刻との事。
    オーケストラは、フィルハーモニア管弦楽団(バラキレフ、スクリャービン、リムスキー=コルサコフ)ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団(ムソルグスキー)である。
    一聴して、ああいかにもイギリスの演奏家によるロシア音楽だとわかる品の良さ。
    当時名手揃いのフィルハーモニア管弦楽団の見事な演奏や、最初は普通ながら、柔らかく明るいロイヤル・フィルサウンド保ちつつ、キエフの大門でゆっくりとかつスケールの大きな演奏を聴く限り、相当な実力があった事がわかる。
    1956〜1957年にかけて録音されているが、音質は年代を考えれば良好と言えるだろう。

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     2016/12/08

    アントニ・ヴィト指揮、ポーランド国立放送交響楽団の演奏によって演奏された連作交響詩『わが祖国』を収録したCDである。
    ナクソスは有名な曲のほとんどを活動初期の1980年代に録音しているが、この盤は1993年から1994年にかけて録音された物で、当時ナクソスに大量の録音を残したカトヴィツェの放送交響楽団の演奏だが、これがなかなか良い。
    序奏のハープからして自然で透明感であり、また全曲に渡り作曲家への熱い共感が感じられる演奏。
    爆演と言われる部類ではないが、聴いておいて損はないだろう。
    音質は良好。

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     2016/12/07

    ブレーンの新作参考演奏集は今まで、ニュー・ウィンドレパートリーなるシリーズがありましたが2013年から、コンクール・レパートリーなるシリーズに変わりました。
    名前通り吹奏楽コンクール向きの曲を集めたシリーズでこの盤はそのシリーズ2枚目にあたります。
    1作目が邦人万歳といった内容だったのに比べ、2作目のこの盤はC.T.スミスやスッペといった外国作品も入っています。
    といっても大半が邦人作品で1作目と対して変わらない気もしますが…
    演奏は海上自衛隊東京音楽隊、指揮は当時の隊長、河邊一彦2等海佐です。
    録音は2014年1月20〜22日で、同年2月に退官した河邊隊長の東京音楽隊との最後の録音です。
    演奏は高い技術力と誠実ないつもの音楽隊といった所ですが、ちょっと模範的というか面白みがない演奏であるのも事実です。
    録音も良くも悪くもブレーンらしい録音と言えるでしょう。

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     2016/12/05

    アル・フーリーはレバノン出身の作曲家だそうで、フランスを中心に活躍している現代幸との事である。
    この盤は1990年代に書かれた管弦楽作品を集めた内容で、この作曲家のナクソスで記念すべき一枚である。
    演奏はウラディミール・シレンコ指揮、ウクライナ国立交響楽団で2002年の録音である。
    録音当時ナクソスに大量に録音を入れていたウクライナ国立交響楽団であるが時にはこの盤のように現代音楽も担当していた。
    アル・フーリーの音楽はレバノンの民族色を強調するような物ではなく、意外と西洋的な作風であり、瞑想的な曲調とオケの透明感のあるさらりとした音色はなかなかあっています。
    が曲は一度聴けば十分でしょう。
    音質は良好。

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