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TOP > My page > Review List of レインボー
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1 people agree with this review 2011/04/05
日本の作曲家の新作を中心としたアルバム。 演奏は山形県に駐屯する、陸上自衛隊第6音楽隊、指揮は水木勝行隊長(当時)です。 冒頭の『みちびき』から、力強いそれでいて洗練された響きの白熱した演奏が聴け、どの曲も最高の仕上がりになっております。 収録曲では、『勇者達の夢』と交響曲『日本の城』が面白く、特に日本の城は、収録曲の中で、最も和の雰囲気が強く、曲中には法螺貝の音色まで聴こえます。 1968年の作品ですが、今聴いても大変新鮮な曲です。 ちなみに元々は管弦楽曲で、オーケストラと邦楽器のための30分ほどの作品ですが、このCDでは8分程の短縮版です。 録音も優秀、音質も良好です。
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0 people agree with this review 2011/04/04
日本クラウンから発売されていた吹奏楽プロムナード・コンサート・シリーズの一枚で、陸上自衛隊第12音楽隊が演奏しています。 指揮は樋口孝博隊長です。 吹奏楽の基本である行進曲を初め、ジャズ、ファンファーレ、映画音楽、そしてお国物の民謡までバラエティー豊かな選曲で、さすがプロムナード・コンサートという題名だけあります。 演奏もなかなか良く、(2曲歌入りもあり)録音も音質も良いです。
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かつて、吹奏楽による交響曲、管弦楽曲というシリーズが日本クラウンより発売されていました。 題名通り著名な交響曲や管弦楽曲を吹奏楽で演奏した物で、演奏は3自衛隊中央バンドが演奏しておりました。 このCDは、シリーズの一枚でムソルグスキーの『はげ山の一夜』『展覧会の絵』『ホヴァンシチナ』を収録しており、吹奏楽によるオールムソルグスキー・プログラムは珍しい物と思います。 航空自衛隊航空中央音楽隊が演奏をしており、指揮は当時の進藤潤隊長です。 ロシア物と言えば金管中心にド派手な演奏もありますが、航空自衛隊航空中央音楽隊の演奏は1音1音丁寧に鳴らした、堅実な仕上がりで好感が持てます。 録音も音楽隊の演奏を見事に伝えてくれる優秀な物ですし、音質も良いです
0 people agree with this review 2011/04/03
1995年に発売されたCDで、旧海軍軍楽隊演奏の音源を集めた物。 同時に陸軍軍楽隊編も出ておりました。 内藤清五楽長指揮、海軍軍楽隊の演奏に加えて、藤咲源司楽長指揮、横須賀海兵団軍楽隊の貴重な演奏も収録されています。 3曲だけ歌入りの曲がありますが、それ以外は演奏のみ。 収録曲は、『軍艦行進曲』や『君が代行進曲』のような現在でも演奏されている楽曲もありますが、ほとんどは大変貴重な楽曲ばかり。 『進撃迫撃』ではむすんでひらいてが使われていたり、 古関裕而作編曲の『空往く日本』のように興味深い作品も多数収録されており、戦前吹奏楽曲の貴重な資料と言えます。 演奏も当時としてはハイレベル、凛とした演奏はなかなか聴かせてくれます。 音質も年代を考えれば良いほうでしょう。 ただし、解説文が結構間違いが多く(例えば作曲者と編曲者を間違えて記載している等)、その点は残念。
1 people agree with this review 2011/04/03
コンスタンティン・シェンク指揮、スロヴァキア・ブラティスラヴァ国立歌劇場管弦楽団演奏の、レハールの喜歌劇『メリーウィドウ』です。 抜粋収録で元から抜粋なのか、それとも全曲盤が存在するのかは不明です。 演奏家、歌手とも、有名とは言えませんが、水準はクリアした演奏だと思います。 ただし、名盤が多い作品だけに、あと一つ、このCDならではというものがあれば良いのですが… 音質は良いと思います。
0 people agree with this review 2011/04/02
江口源吾は、江口夜詩という名前で、『憧れのハワイ航路』や『月月火水木金金』と言った歌謡曲を作った事で有名ですが、元々旧日本海軍軍楽隊でトロンボーンと作曲を担当しておりました。 このCDは海軍軍楽隊時代に作曲された吹奏楽曲を集めたCDです。 収録作品は旋律が綺麗なメロディが多く、彼がメロディメーカーであった事がよくわかります。 行進曲は勿論ですが、戦前の吹奏楽曲には珍しい、吹奏楽のための序曲や幻想曲、描写曲も収録されています。 谷村政次郎隊長指揮、海上自衛隊東京音楽隊の演奏も大変素晴らしい演奏です。 音質も良くて、録音も良いのですが、ただ一つ残念なのは、恐らくは録音場所のせいでしょう、残響が豊富とは言えない事です。
3 people agree with this review 2011/04/01
シチェルバチョフという作曲家の交響曲第5番とたばこ船長組曲を収録したCDで、戦時音楽シリーズの一枚です。 交響曲は典型的なソヴィエト交響曲で、特にアレグロ・ドラマティコと題された、文字通り劇的な2楽章と終楽章が面白い。 隠れた名作ではないかと思います。 たばこ船長は、ロシア風のわかりやすいメロディが続く、管弦楽曲で演奏時間も2〜4分ほどで聴きやすい作品です。 ティトフとサンクトペテルブルク交響楽団の演奏もある時は力強く、またある時は繊細で、なかなかの名演奏と言えます。 最新録音ゆえ、音質も良好です。
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1 people agree with this review 2011/04/01
ヨハン・シュトラウス2世エディションの21枚目、今回も録音(演奏)される事が珍しい作品が沢山収録されています。 ヨハネス・ヴィルトナー指揮、スロヴァキア国立フィルハーモニー管弦楽団が演奏していて、なかなか良い演奏です。 その中でもオッテンガー騎兵隊行進曲が小編成の吹奏楽団の素朴な演奏で良いです。 1990年録音、音質は良い。
0 people agree with this review 2011/03/31
ブレーンから発売されているニューアレンジコレクションもついに8枚目になりました。 今回も名作が沢山収録されていて、個人的にグラズノフの四季が収録されているのは嬉しい。 今回も陸上自衛隊中央音楽隊が担当していて、安定した演奏、仕上がりは一級品です。 特に、タイトルにもなっている『ばらの騎士』組曲が最も良い演奏で、この曲、演奏時間22分という大曲なのですが、一切乱れもなく、多彩な表現力かつ白熱した演奏は、このバンドが実力の高い優れた演奏団体である事を証明しています。 しかもこの曲だけライヴ録音との事ですから二度驚きます。(他はスタジオ録音) 可能なら是非、このバンドの他のライヴも聴いてみたい。 録音も優秀、音質も良好です。
2 people agree with this review 2011/03/31
レハールのオペレッタ『ウィーンの女』を収録したCDです。 この作品はレハールのオペレッタの中でも最初期の作品で滅多に演奏されませんし、CDになるのもこの盤が初めてではないてしょうか。 作品の出来はまずまず、随所でレハールらしいメロディが出てきて楽しい作品ではありますが、まぁ忘れられたのも解らなくはないでしょうか。 演奏・歌唱共に健闘していて、他にほとんど録音がないので、作品を知るにはぴったしの演奏です。 収録時間がウィーンの女だけでは短かすぎたからでしょうか、1971年と72年にクレーメルが指揮した序曲が2曲収録されています。 こちらもなかなか録音が見当たらない曲ですし、演奏も良いので嬉しい収録です。 音質はどちらも良いと思います。
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日本クラウンから発売されたスーザ行進曲大全集も、この10巻で完結です。 通常のマーチに加え、ドラム・マーチやピアノバージョン等々、かなり貴重な(世界初録音もあり)曲がたくさん収録されており、恐らく補完的意味合いもあるのでしょうが、とにかくファンには嬉しい収録です。 吉永隊長&陸上自衛隊第1音楽隊の演奏も大変素晴らしく、最後の2曲は歌も入って楽しい。 録音も素晴らしいし、音質も良い。
2 people agree with this review 2011/03/30
ビゼーの歌劇『カルメン』の全曲盤です。 ピエール・デルヴォー指揮、コンセル・パドルー管弦楽団という懐かしい演奏家による演奏で、その仕上がりは素晴らしい。 全体的にテンポは速めです。 歌手もなかなかの物で、特にカルメン役のジーン・マデイラと、エスカミーリオ役のミッシェル・ルルーが良いです。 1957年の録音で、音質は時期を考えれば良いと思います。
0 people agree with this review 2011/03/30
ドリームライフ事業部から発売された、ムラヴィンスキー・ライヴ・セレクションの一枚です。 得意のショスタコーヴィチと、チャイコフスキーは、最初から最後まで集中力の高い名演奏と言って良いと思います。 アレグロでの高速なテンポ、ド迫力の金管等々、聴き手の心をつかんで離しません。 また録音も驚異的に良い事も嬉しい所。 プロコフィエフのロメオとジュリエットも名演奏です。 これは1972年の録音で、こちらも時期を考えれば音質が良い。
ハチャトゥリアンのスパルタクス、仮面舞踏会組曲、サーカス、ダンス組曲を収録したCD。 特に、サーカスとダンス組曲の2曲の収録は珍しい。 アニハーノフの演奏はかなり個性的で面白い。 サーカスの冒頭を聴けば、やはりロシアの演奏家だ、と思うけど。 ダンス組曲のみは、ヤブロンスキー指揮、モスクワ交響楽団による演奏で、アニハーノフが強烈に印象に残るせいか、あまり目立たないが、丁寧かつ綺麗に仕上げられておりますし、曲を知るには最適な演奏だと思います。 音質も良いのですが、少し音が小さいでしょうか。
スーザのマーチを集めたCDです。 ただし、全てスパークによる編曲譜を使用しています。 スパークの編曲は、オリジナルとは違った味があって、これはこれで面白い。 演奏はヨハン・ヴィレム・フリソ軍楽隊、指揮はテイメン・ボトマです。 このバンドはオランダの軍楽隊で、その演奏は、低音が効いていて素晴らしく、さすが軍楽隊、格が違うと言えます。 恐らく2003年の録音、音質も良好です。
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