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TOP > My page > Review List of ほんず内閣総理大臣
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3 people agree with this review 2010/01/07
出来上がりは予想の通りです。オーケストラを十分に鳴らし、きっちりきっちり進めてゆきます。60年代のショルティのように強烈なティンパニの「張り手」は影を潜め、喨喨と響く金管がここでは主役です。曲によって相性がありまして、良いのは0番・5番・6番。5番はともかく、6番がいいのはやや意外。3・4・7番はまあまあ。8番はどこかそっけない。9番はテンポの乱れがあって仕上げが今一つ。悪いのは2番。印象悪し。とはいえ、録音も含め、相当な高水準の出来であることは申しておきましょう。でも、ブルックナーの魅力はこんなものでは、という気がしてなりません。
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0 people agree with this review 2009/12/29
マーラーに比べて、出来は今一歩かな。特に、前半、1〜2楽章では指揮者の意向とオケとがうまく合わなかったのか、乱れもやや気になります。巨大な後半で持ち直し、ライブならではの感興のある、立派な出来となりました。プレートルのこの手のレパートリーはもっとたくさん聞きたいものです。
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0 people agree with this review 2009/12/28
二曲とも若書きゆえに、巨人には陶酔・耽美が、復活には誇大妄想と深刻さが、ともに必要に思うのですが、この演奏にはいずれもそれらがありません。年老いてから青春を振り返り、偉い人は若い時から立派、という調子に書き直された過去の記憶、という印象(わかるかなあ)。要は、落ち着きすぎていて曲の大きな特性(魅力)が飛んでしまった、と感じられて仕方がないのであります。ものすごく立派な演奏なのですけどね、残念。
0 people agree with this review 2009/12/27
みなさまの言う通り、セッション録音の良いところと悪いところが出ておりますな。良いところは、一切の破綻のなさ。すべてがバランス良く、順調に進みます。悪いところは、燃焼度の低さ。なんだか盛り上がらないのですね〜。祝祭的気分、劇場的高揚、それらがまるでない、という印象。マイスタージンガーでそれは、ちょっとつまらないなあ。ぜいたくな悩みとは知りつつ、そしてプロ中のプロの偉大な仕事とは知りつつも、やっぱり不満は不満なのであります。
1 people agree with this review 2009/11/16
ま、あんまりなじみのないミヨー。いや、実におもしろい!特に2枚目のピアノ曲など、初めて聞きましたが、才気横溢、大いに楽しみました。お値段もこれですから、気軽に手にとって楽しみましょう。深みとか、魂の感動とか、そういう音楽ではありませんが、別にそれはとがめることではありませぬ。この素敵なアルバムを気楽に楽しむのも喜びであります。
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喩えを使いましょう。その他の「アルプス」の演奏は、登山者の視点からの演奏。朝比奈先生のこの演奏は、山の側からの「アルプス」。登山者(ここではリスナー)の目の前にどんどん違う風景や試練を展開してくる、という感じ。朝比奈先生という大山・名山が、何ともユニークな「アルプス」を作りました。テンポは遅く、実に悠然としたもの。ショルティとは約15分ほども違う。おかげで、オーケストラはいささか苦しい。木管はフレージングで苦しんでますな。でも、大阪フィル、総じてここではよく頑張ってます。健闘を称えましょう。本音を言えば、NDRとの演奏の方が優れてはいますけれど、これも立派な記録。なお、HQCDなるフォーマットは効果のほどはよくわかりません。もともとあんまりいい録音ではなかったのかな。
0 people agree with this review 2009/11/10
いや〜、全曲は初めて聞きましたが、ガイーヌってのは面白い曲ですねぇ。スパルタカスや仮面もよし。曲目には文句なし。チェクナヴォリアンの指揮は、相当に荒っぽく、それこそバレエのバックで思う存分わめく調子で、ま、これはこれでいいのでは。ただし、CDで音だけのコンサートピースとして聞く分には、ニュアンスの不足は結構ツライ。このディスクの欠点は、やっぱり音です。時々モノラルっぽい音場になってドキッとします。音響も飽和してディティールが不鮮明になる個所も多し。残念ですな。
12 people agree with this review 2009/11/03
演奏ではなく(まだ聞いていない)、ディスクの面割について。復活をこの位置で分断するとは脳味噌がいかれているにもほどがあるのでは???この曲目なら、1枚目の最初に「さすらう若人」、次に(ややたっぷりブランクを空けて)復活の第1楽章を入れる。2枚目のディスクに復活の残りを全部入れ、復活が終わるとすべて終了。これ以外の面割はありえないでしょう。復活は、第1楽章の後、5分間、間をおくようにとの指示もあるんだし、3〜5楽章はアタッカで連続して演奏することにもなっているんだし。どうしてこんなバカ丸出しの面割になるのかなあ。シューリヒトのマーラーは第3番が素晴らしくて、この復活もホントはとても聞きたいのだけれど、まるで無神経な人間が製作に携わっているようなので、抗議の意味も込めて「聞きませぬ!」
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0 people agree with this review 2009/11/01
ま〜も〜、どうしようもなくつまらないアルバム。曲目はいいし、録音は良いに決まっているし、SACDだし、大いに期待したのですが、超がっかり。責任は、ひとえに指揮者!楽譜を音にするという以上の能力も想念もない。いや、楽譜を音にするのならオケがいればいい。曲の特徴を一切顧みず、バッカナールは淡白で地味、アッピア街道は普通の盛り上がり、全然魅力的じゃない。カンゼルさん、クラシックに手を出してはいけません。
このブルックナーは素晴らしい!美しさの極みで、なんとよい曲だろうと思わせる。両端楽章には、演奏によっては随分と粗野で武骨なフレーズもあるのだが、この演奏ではそうしたマイナスが見事に解消されている。サン=サーンスはオーケストラが地味で、華やかさがなく、若干低調。ベートーヴェンは意外に可もなく不可もなしでした。ま、この曲、あんまりいろんな演奏で聴いたことがないので、こちらの理解力が足りないせいもあります。(-_-;)ブルックナーだけなら★五つ!
3 people agree with this review 2009/10/31
いかにもテンシュテットらしい、世にも恐ろしいライヴ。第1楽章と第2楽章は、前のめりに近いほどの推進力でひた押しに進む。実に激しい、戦場のような音楽だ。テンポの変化は激しく、しかしオーケストラはよくついていっている。第3楽章は、スタジオ録音ではもっと振幅が激しいが、ライヴではこれでも大変であったろう。楽想としては、落着きと慰めとを、十分に描き出している。そして恐怖の第4楽章!あらためて、激しいドラマが幕を開ける。若干統制を超えて打撃が勝り気味になり、それがこの音楽の内包する大きさを我々に叩きつけてくるような印象だ。名演とか何とかいうより、ひたすら「凄演」と称してよいであろう。録音はよくはないが、特段悪いというほどでもない。量感がしっかり出ているのは、マーラーのディスクとしてはありがたい。最後の音が鳴り終わると間髪をいれずに「ブラボー」が入るのは全く興ざめ。拍手もすぐフェイドアウトされて中途半端。その辺はカットしてくれるとよかったなあ。なんにせよ、この演奏、聞けてよかった。感謝。
8 people agree with this review 2009/10/11
落ち着いた姿勢で、じっくりと取り組んだマーラー。オーケストラを十分に鳴らす一方、弱音部の処理が入念で、丁寧に演奏されています。感情の激しさとか、流れの勢いとかはここにはありませんが、かえってこの曲の大きさや深さが伝わるように思います。ただ、所々(特に前半)にオーケストラの乱れがありまして、そこは残念です。でも大きな傷ではありません。録音は極めて良好。細部も量感も見事にとらえられています。万事、とても立派なこのディスク、こんな廉価で手に入るとは幸せの限り。心から推薦いたします。ついでに言うと、やっぱりSACDはどんどん普及させてほしいですねぇ。ユニバーサルがしゃかりきにやってる材質を換えるとか何とか、あんまり本質的ではないなあ。そもそも、材質を換えてなおかつSACDなら一番いいってことになるのかな。ぜひ、建設的な方向にフォーマットを進めて欲しいものです。(-_-;)
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1 people agree with this review 2009/10/07
レビューでは絶賛の声が多いようです。ですが、私の感想。「これはいけない!」遅めのテンポ設定で、いかにももったいつけていますが、さっぱり内容がない。大風呂敷を広げたものの、中に入れるものが何もなく、完全にもてあましています。感情の起伏と音響の起伏もシンクロせず、精妙さが不足して音の綾も再現されていない。マーラーがこの曲に盛り込んだ様々な想いがまるで表現されていないのですよ。似たような演奏にレヴァインの新旧録音がありますが、仕上がりはまだそっちの方がましでしょう。シャイーについては、未熟者の大言壮語。この一言に尽きますかね。ただ、そこかしこに美しい瞬間があるので、星は二つ。
3 people agree with this review 2009/09/23
大いに期待して、買ってもすぐには聞かずに楽しみにとっておいて、休みでようやく聞いたのですが、これはどうでしょうか?1番の冒頭から野放図な大音響が轟くばかりで、さっぱりよろしくない。他の曲も要は爆演揃い。ショルティよりもたちが悪いかも。シューマン演奏については、オーケストレーションほかいろいろな課題があるのですが、それを力技で全部ぶっとばそうとしたという感じ。失望しました。もちろん、こういうつもりで聞いて楽しむという仕方もありますけどね。
0 people agree with this review 2009/09/20
肯定派と否定派に意見がまさしく真っ二つに分かれていますが、両者の言い分はどっちも当たっています。どっちかが外れているのではありません。技術とか音程は確かに問題ありです。だから仕上がりとしてはいいなんて言えません。しかし、演奏の姿勢はとてもひたむきです。想念通りに指や弓が動いていないくれてないのであって、未熟とかふまじめとかいうところはありません。エネスコという音楽史上の偉人の貴重な記録として、そこに価値を見出し興味を寄せる人にとってはとても貴重な、これぞまさしくレコード。だから、バッハのこの曲をよい音で楽しみたい人にはこれは不向き。演奏には良いか悪いかしかないというのは、実演も含めた演奏批評としてはそうかもしれませんが、本人の死後も生き続けることができるレコード(記録)にも巨大な価値があります。ミスが多くても、「エネスコだから!」ということでこのディスクには大きな価値があります。そこは理解しましょう。
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