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Review List of レインボー 

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     2010/09/27

    フランスの軍隊行進曲を集めたCDだが、何故かそこに、旧友、星条旗を永遠なれ、ボギー大佐(いわゆる世界三大マーチ)が収録されている。
    演奏しているのは、第43連隊軍楽隊で、このバンドの録音はこれが唯一(私の知る限り)のようだ。
    あまり上手くはないが、軍楽隊らしさが出た白熱した演奏で、フランスらしさも良く出ている。
    1967ー87年の録音で20年もあいているとさすがに音質はばらつきがある。
    フランスの行進曲は珍しい曲が多く基本的にファン向けのCDだろう。

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     2010/09/26

    収録されているのは祝典用のファンファーレから、バレエ、映画のための作品とバラエティにとんでいる。
    ファンファーレを集めたCDは多いがほとんどが実用CDで、このCDのように観賞目的のファンファーレ集は珍しいのではないか。
    演奏はどれも手堅く、音源も久しぶりの再発売、またはこのCDが初出ではないかと思う音源もあるが、その大半は(8割位)ナクソスからのライセンスで、キングオリジナルの音源も既出の音源が中心なのは残念。
    新録音を収録する等して欲しかった。

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     2010/09/25

    タイトルの交響的舞曲はアゼルバイジャン生まれのアミロフの作品で、過去にアルメイダ盤があったぐらいで私の知る限り、現役盤は今これだけのようだ。
    オリジナルは管弦楽曲だが、このCDでは吹奏楽版。
    吹奏楽版とはいえ収録は大変貴重だ。
    アミロフらしい異国情緒に溢れた作品でハチャトゥリアン等が好きに方は是非聴いて見てはどうだろうか。
    他、キージェ中尉とスラブ舞曲も収録されているが、この2曲は編曲のせいで印象が違う曲もある。
    ベルギー近衛兵軍楽隊の演奏はさすがベルギーを代表する軍楽隊だけあり、上手い。
    録音は普通位だろう。

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     2010/09/24

    シューマンは初聴きなのでよくは分からないが、スッペ、これは凄い!
    4曲とも、超高速テンポ&金管バリバリの爆演で特にフィナーレの盛り上がりが一番の聴き所。
    聞きなれた軽騎兵でも、この大胆な演奏を聴けば、違った魅力が見えてくるに違いない。
    録音はまぁ良好なレベルだろうか。
    胸がすかっとするような快演ばかりなので落ち込んだ時とかに聴くと元気が出る事間違いなしだと思う。

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     2010/09/23

    マルコ・ポーロから、四枚出ていた、ツィーラー作品集の第2弾。
    ワルツ『いらっしゃいませ』を別にすれば、ほとんど無名な曲ばかりの選曲です。
    演奏のラズモフスキー交響楽団は恐らく、スロヴァキアの何処かのオケの変名か、寄せ集めのオケだと思うが、まぁまぁの出来。
    録音は普通位だと思います。

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     2010/09/22

    ズデニック・コシュラー指揮、スロヴァキア・フィルハーモニー管弦楽団演奏の、マーラー交響曲第1番。
    1988年録音。
    オーケストラが非力な部分が目立つが、温かみのある素朴な雰囲気の演奏だと思います。
    録音年はまだ新しいほうではありますが、ナクソス初期の録音のためか、イマイチ。
    とはいえ、内容・価格も考えて十分素晴らしい盤ではないでしょうか。

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     2010/09/21

    最初に収録された、室内オーケストラのための4つの前奏曲はこの作曲家らしくやや晦渋な作品ですが、他の作品は放送用の作品だからか、本当に分かりやすく、親しみ易いチャーミングな曲ばかりです。
    エルショフ&ムジカ・ヴィーヴァ室内管弦楽団の演奏も大変良い。
    録音も最初録音だけに優れています。
    ソヴィエト音楽ファンやロシア音楽ファンは是非!

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     2010/09/19

    プレートルとバンベルク交響楽団によるビゼー管弦楽曲集。
    プレートル&バンベルク交響楽団というのは珍しい組み合わせだと思いますが、意外とマッチしているように感じます。
    演奏は全体的に速めのテンポでややせわしない印象も受けます。
    初出がLPのようですのでそれの収録時間に合わせるため、速めのテンポで演奏しいているのかもしれませんが…
    録音は良好なレベルだと思います。

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     2010/09/18

    このコンビの演奏は荒い演奏(勿論良い意味で)が多いのだが、このCDでは粗い。
    仕上げの時間が足りなかったのか、はたまた、共感が足りなかったのか…
    しかし、これほどイワノフの珍しい曲が沢山収録されているCDは大変珍しい。
    どの曲も無名ながら親しみやすく、聴きやすい曲ばかりだ。
    録音も良好。
    演奏だけなら評価星3つ程だが、資料的価値も考慮して星4つの評価。

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     2010/09/14

    このスタインバーグ盤は1984年に録音された物で、オペレッタ録音を多数手がけているケルン放送管弦楽団が演奏を担当しており、有名歌手を起用とくれば、仕上がりのほうは悪くはないが、やや面白味に欠ける部分もあるかなと思う。
    加えて仕方ない事だが、原語歌唱ではないため、一部の曲で違和感を感じる。
    このオペレッタは、プラッソン、レイボヴィッツ、アルトマンといったフランス勢の優れた演奏があるので初めて聴くならそれらをおすすめする。

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     2010/09/14

    アメリカ海兵隊軍楽隊によるスーザのマーチを演奏したCD。
    指揮者のショーパーは、60年代にこのバンドの指揮者を務めていたので録音も同時期だろうと思うが音質は良好なレベルです。
    どれも、共感に満ちた音楽性の高い演奏で、さらに豪快な重低音、刺激的なスネアといかにも軍楽隊というサウンドは今聴いても、とても楽しい。
    60分があっという間に過ぎてしまいます。
    最後に収録された自由の鐘はスーザ存命中の1894年に録音された音源。(演奏は当然、海兵隊軍楽隊)
    勿論ショーパーの指揮ではないはずでしょうし、演奏も録音も落ちるのですが、資料としては貴重で嬉しいボーナスです。

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     2010/09/13

    一時期、テレビでマーチを聴くと集中力が上がると紹介され、各社が、集中力UPをうたうCDが大量に発売されましたが、最近はブームが去ったのかだいぶ落ち着いた気がします。ただ、私のレビューをたどっていけば分かると思いますが、私はマーチが好きで内外問わず様々な曲を一年中聴いておりますが、集中力が上がったと未だに実感がないので、効果についてはよくわかりません。(珍しい音源が復刻されたりしたので嬉しいブームではありましたが)
    さて、このCDは陸海空自衛隊のセントラルバンドによる演奏で1980年代後半に録音された音源を使用しています。
    演奏についてはしっかりしており、マーチ初心者も安心して聴けます。
    ただ真面目すぎて面白味に欠ける演奏もあるのですが…
    選曲も非常に軍隊行進曲から映画音楽までポピュラーな物ばかり。
    録音も悪くないレベルです。

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     2010/09/13

    ビゼーの良く知られた管弦楽曲を集めたCDです。
    演奏陣はマリナー、バレンボイム、そしてフレモーと著名な指揮者の音源を集めてあり、何れも優れた演奏と言って良いと思います。
    特にバレンボイムの演奏は覇気があって素晴らしい。
    録音もそれほど悪くないレベルだと思います。
    価格も安いほうなのでビゼー入門に、良いCDかもしれません。

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     2010/09/10

    毎年発売されているシリーズの一枚で、今回はアレンジ物中心の選曲です。
    演奏しているのは航空自衛隊西部航空音楽隊で、航空自衛隊の音楽隊と言えば航空中央音楽隊が有名ですが、この西部航空音楽隊もそれに匹敵する程優れた演奏を聴かせてくれます。
    録音も良好なレベルです。
    ただ選曲があまり好みでは無かったので個人的には星3つ位。

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     2010/09/09

    サンサーンスの交響詩全曲とマスネの比較的珍しい管弦楽曲を収録したCD。
    デルヴォーの演奏はライナーで志鳥氏が、生き生きとしたリズム、カラフルな色彩、流暢で豊かな歌を合わせ備えた演奏と書かれているが、まさにその通りだと思う。
    録音もそれほど悪くはないレベル。
    名盤と言って良いと思う音源だが、やはりデルヴォーのネームバリューのせいか現在発売しているのはこの国内盤だけのようだ。
    このCDが廃盤になったらまたいつ再発売されるか分からないので早めに手に入れるのが吉!

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