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TOP > My page > Review List of レインボー
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1 people agree with this review 2017/01/27
19世紀後半から20世紀前半にかけて書かれたノルウェーの吹奏楽作品を集めたアルバムです。 この時代の作品の録音はあまり多くなく、この盤は貴重です。 軍楽隊関係者の作品が多いのは時代でしょうが、いずれも国民楽派の分かりやすい音楽。 予備知識がなくとも楽しめます。 この盤の使用楽譜は軍楽隊のアーカイブに眠っていた古い楽譜を使っているらしく、当時の軍楽隊の響きが忠実に蘇っています。 演奏は、オーレ・クリスチャン・ルード指揮、ノルウェー国防軍軍楽隊。 ノルウェーを代表する軍楽隊の1つとして有名でこれまでも多数のアルバムをリリースしていますが、この盤では中規模の編成ながら、各楽器の実力の高さ、柔らかいウィンド・アンサンブル的な響きと、先人への共感豊かな演奏で良いです。 教会で録音された豊かな残響が特徴的な録音でこちらも吹奏楽CDではかなり良い音質と言えるでしょう。 残念な点としてSACDハイブリッド盤と、Blu-rayのセットですが、演奏風景も映像もないらしいBlu-ray(当方にはBlu-rayの再生環境がないため未視聴)をつけるぐらいなら最初からCD2枚組みになっても構わないので、CD未収録曲も収録した完全盤CDとして発売して貰いたかったです。
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0 people agree with this review 2017/01/26
SP盤時代に録音されたオペレッタや、コミック・オペラのアリアやデュエット、ポプリ等を復刻したアルバムです。 登場する歌手は、リヒャルト・タウバーやエリザベート・シューマン等こんにちでも知られるスターを別にすれば、あまり知られていない歌手が多く、指揮者もブルーノ・ザイドラー=ヴィンクラーあたりが最も知られたアーティストですが、オケはベルリン国立歌劇場管弦楽団やメトロポリタン歌劇場管弦楽団等の有名な団体が吹き込んでいます。 収録音源は他のレーベルからも復刻されている有名な音源が多数あったりしますが、この盤以外では復刻がないような珍しいのもあり、資料的な意味でも貴重な盤です。 発売元のパールは復刻専門のレーベルで、原音重視の復刻が特色で、この盤でもそうです。 当然ノイズも多少ある等、それなりな音質もありますが、古い録音に慣れていれば問題ないでしょう。 基本的にはファン向きの一枚です。
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0 people agree with this review 2017/01/25
チェロのための2重奏曲を集めたCDです。 発売元のチェロ・クラシックというレーベルはその名前の通り、チェロの曲ばかりを集めたアルバムばかりを発売しているというレーベルで、他ではそうそう演奏、録音の少ない曲を多数リリースしています。 この盤でもこのレーベルらしい、古典派から近代までの作曲家による珍しい曲がいくつか収録されています。 チェリストは、ヘレナ・ビニーと、サラ・ブッチャーという人物で、安心して聴ける水準の演奏です。 2002年録音、音質良好。
1 people agree with this review 2017/01/23
マーラーはチェコのイフラヴァに生まれ、幼少期を同地で過ごしましたが、この盤はそのイフラヴァに駐屯していた当時の軍楽隊のレパートリーを再現した演奏会のライブ盤です。 あくまで、マーラーが聴いたかもしれないコンサートなので当然マーラーの作品はありません。 この演奏会のプログラムはオーストリア=ハンガリー帝国の軍楽隊でも有名な軍楽隊であった、第49連隊軍楽隊が1875年に行った演奏会を元にしており、大半の楽譜が当時の編曲譜、オリジナル譜を使用しています。 前半は主にクラシックの編曲で、後半は第49連隊軍楽隊の関係者による楽曲を収めた内容となっています。 特に後半の第49連隊関連の曲は珍しく、フランツ・マサークの4曲は大変貴重ですし、J.F.ワーグナー『フォン・ヘス男爵将軍行進曲』は知られざる傑作と言えるでしょう。 ヴォーツラフ・ブラフネック大佐指揮、プラハ城警備隊&チェコ警察音楽隊による演奏で、ライブゆえ多少のキズはありますが、演奏はなかなか熱の入った物で、少しローカルな響きがするのが良いです。 音質良好。
0 people agree with this review 2017/01/22
ナクソスのフィルム・ミュージック・クラシックシリーズの一枚で、コルンゴルトの『ロビン・フッドの冒険』を収録した物です。 この作品はコルンゴルトの映画音楽の中でも有名な曲で代表曲といっても良いでしょう。 この盤はジョン・モーガンが復元したスコアを使い、ウィリアム・ストロンバーグ指揮、モスクワ交響楽団の演奏で、フィルム・ミュージック・クラシック・シリーズお馴染みの演奏家による物です。 このシリーズ、かねがね演奏は良いのですが、このCDは特に良く、ロシア・オケらしい骨太な音楽と、分厚く重厚な金管、豪快なティンパニ、そしてコルンゴルトのロマンチックなメロディーを美しく歌う弦楽となかなか良い出来です。 元々マルコポーロが原盤の音源ですが、ナクソスに移行するに当たって、マルコポーロ盤には未収録のトレーラーの音楽(予告編音楽)も収録されており(そのためCDでは珍しい80分超えという長い収録時間を誇ります)既に所有の方も再購入の価値はあるでしょう。 2003年、モス・フィルムスタジオでの録音で、音質は良好。
0 people agree with this review 2017/01/21
サリヴァンと言えばオペラ作品が有名ですが、こうした管弦楽曲も書いており、このCDはそれらを集めた内容です。 メインの『アイルランド交響曲』は穏やかなメロディーが特徴的な知られざる良い作品であり、その他の作品もなかなか良いメロディーを持った佳曲で、あたりの一枚でした。 演奏はイギリスの指揮者、オーウェイン・アーウェル・ヒューズの指揮、BBCコンサート管弦楽団の演奏による物です。 オケはBBCの名前を冠したオケの中では他のオケほどクラシック色が強くなく、ポピュラーな曲が中心のレパートリーを誇るオケですが、ここではヒューズのタクトの下、繊細で表情豊かな演奏を聴かせてくれます。 イギリス音楽やサリヴァンのファンは持っておいて損はないでしょう。 録音、音質は良好。
1 people agree with this review 2017/01/20
ナクソスは近年アメリカの軍楽隊の録音をいくつか発売していますが、最新盤がこのCD。 ラリー・ラング大佐指揮、アメリカ空軍軍楽隊の演奏(但し、レッド・テイルズ・スカーミッシュのみ、スコット・グィドリー少佐指揮、アメリカ空軍儀仗軍楽隊の演奏)で2013年に録音された物です。 ラング大佐は2012年に就任した現隊長です。 空を飛び回る事をテーマに近年、アメリカの作曲家が書いた曲を収録した物で、分かりやすい映画音楽的な曲だったり、現代音楽よりだったり、オリンピックのための機会音楽だったり、クラシックのトランス物だったりと様々ですが、そこはやはり空軍という事もあり、理解しやすいのか、はたまた大半の曲がアメリカ空軍の軍楽隊が初演&演奏(当然というべきか、ラング大佐が初演のタクトをとった曲が中心)したからか、スマートな機動性の良いサウンドに、ブリリアントな金管、表現豊かなアンサンブルとさすがこのバンドらしい見事な演奏です。 もちろん、録音も良好(エンジニアはアメリカ空軍の軍楽隊の録音を担当していることで有名なブルック・レーク氏)で、この値段なら大変お買い得な内容でしょう。
0 people agree with this review 2017/01/19
ウィリアム・オルウィンの映画音楽を集めたCDで、シリーズ第3巻となるCDです。 この巻も、ラモン・ガンバ指揮、BBCフィルハーモニー管弦楽団の演奏で収録されています。 映画音楽での代表曲『南海漂流』他、9作品が収録、いずれもフィリップ・レーンの編曲による物で組曲だったり、1曲だけの抜粋だったりします。 ここに収録されたスコアはハリウッドのような派手さはない物の、イギリスの作曲家らしい中庸で美しいメロディが多く、マーチはスタンダードなイギリス・マーチだったりと聴きやすいです。 ガンバとBBCフィルの演奏もいつもながら丁寧な演奏をしています。 録音、良好。
0 people agree with this review 2017/01/18
アランフェス協奏曲で知られるロドリーゴは、日本では正直この曲の知名度が高すぎて、その他の作品の知名度は今ひとつと言った所です。 ナクソスがリリースを続けているこの管弦楽全集はそんなロドリーゴの知られざる作品を安価で聴ける貴重なシリーズです。 この第6集は管弦楽のための舞曲を集めた作品であり、最後の曲はやや雰囲気が違いますがその他のほとんどの曲が、聴けばスペインの作曲家が書いた事がわかる明るく分かりやすい民族的なメロディーが登場する国民学派の作品です。 マックス・ブラガド=ダルマン指揮、カスティーリャ&レオン交響楽団の演奏で、あまり知られていないオケの演奏ですが、良い意味でローカルな演奏が良い! また録音年は1991年から2002年にかけてと間が飛ぶのですが、技術が年々良くなっているのも分かります。 音質は良好です。
1 people agree with this review 2017/01/16
ティモシー・フォーリー大佐指揮、アメリカ海兵隊軍楽隊の演奏で収録されたこのCDは、19世紀のオペラからの編曲集となっている。 収録曲は、『ワルキューレ幻想曲』『ウィリアム・テル序曲』『ル・シッドよりバレエ音楽』『カヴァレリア・ルスティカーナより喜べ、アレルヤ』『ルイス・アロンソの結婚式より間奏曲』『ドン・カルロよりバレエ音楽』である。 この盤の特筆すべき点としてパターソン以外の編曲者はいずれも作曲家と同時代に生きた人物が編曲した楽譜を使っているという点である。 そのため、近年のコンサート用に改訂された譜面とは違う、当時の雰囲気と今聴いても意外と面白いアレンジが聴ける。 演奏は作品に負けないぐらいシンフォニックでダイナミックな演奏であり、豊かな表現力が聴き物で吹奏楽でここまで出来たら凄いの一言に尽きるだろう。 2000年にジョージメイソン大学芸術センターにて録音された物で、録音、音質は良好。
0 people agree with this review 2017/01/15
現在のハリウッド映画音楽のシンフォニック・サウンドを作り上げたコルンゴルトですが、その映画音楽の代表的作品と言えばこのCDに収録された『シーホーク』でしょう。 ホルンを中心とした快活なメインテーマが特に有名なこの作品、恐らくコルンゴルトの映画音楽で最もよく録音される曲ですが意外と全曲はあまり録音がなく、この盤もラモン・ガンバが全曲からCD一枚に収まるよう繋いだガンバ版という物で、今の所唯一のこの版の音源です。 このガンバ版、まぁ上手い事編曲していると思うのですが、他の組曲と違って長いと感じる部分があります。 指揮はR.ガンバ、つまり自作自演、オケはBBCフィルハーモニック管弦楽団。 演奏は、コルンゴルトのゴージャスなサウンドを楽しむには問題はないレベルで水準も高いほうですが、BBCフィル独特の音色が個人的にあまりあってないようにも思います。 録音、音質は良好。
0 people agree with this review 2017/01/14
イギリスの作曲家、ウィリアム・オルウィンの映画音楽を集めたCDです。 70作品にも上る映画に音楽をつけたオルウィンですが、このCDは『邪魔者は殺せ』『ポリー氏の歴史』『落ちた偶像』『放蕩者の成り行き』が収録されています。 いずれの曲もクリストファー・パーマーの手が入っており、放蕩者の成り行き以外は組曲形式になっています。 オルウィンはクラシック作品も書いており、それらは多少とっつきにくさもありますが、ここに収録された作品はいずれも聴きやすい物。 骨太で繊細な邪魔者は殺せ、コミカルな前奏曲が印象的なポリー氏、ルンバのリズムを使った放蕩者等々。 演奏は、リチャード・ヒコックス指揮、ロンドン交響楽団で、さすがイギリスの巨匠と、映画音楽も多数手がけるロンドン交響楽団のコンビの演奏だけあって、その華麗な演奏はなかなか見事です。 1993年録音で、音質も良好。
1 people agree with this review 2017/01/13
ロイヤル・アイリッシュ・シリーズの第3巻にあたるCDです。 このシリーズは現在4巻まで出ているようで、その名前の通りアイルランド関係の楽曲を集めた内容となっています。 ポール・ノーレイ大尉指揮、イギリス陸軍王立アイリッシュ連隊軍楽隊で、大半の曲に同連隊バグパイプ&ドラムズ、及びビューグル隊が加わっています。 演奏は良くも悪くも可もなく不可もなくと言った、つまり普通な演奏です。 選曲面で珍しいのは後半に収録されたバグパイプ隊のみの大隊行進曲です。 全体的にバグパイプが活躍する曲が多いので、バグパイプ好きな人向きの一枚でしょう。 録音は良好。
1 people agree with this review 2017/01/11
オペラ作品で有名なウェーバーだが、交響曲も2曲書いており、この盤はそれらを収録した内容となっています。 この交響曲は共に作品番号が隣同士、同じ年に書かれた若書きの作品で、至る所に先人の影響が感じられます。 また収録時間の関係か、劇付随音楽『トゥーランドット』、歌劇『シルヴァーナ』『3人のピント』からの音楽が収録されています。 この中でも、トゥーランドットはプッチーニよりもはるかに先に書かれた物ですが、中国風のメロディーが出てきたり、何だかよくわからない現代音楽ぽいメロディーが出てきたりと、当時としてはわりと進んだ音楽で、埋もれてしまったのが惜しい作品です。 指揮のジョン・ジョージアデスはイギリスの指揮者で、クイーンズランド・フィルハーモニー管弦楽団はオーストラリアのオーケストラ。 現在は別のオケと合併してクイーンズランド交響楽団となっています。 この盤は1994年に収録された物で、演奏は良くも悪くも手堅い演奏と言えるでしょう。 録音、音質は良好。
1 people agree with this review 2017/01/01
メレディス・ウィルソンは元々スーザ吹奏楽団やトスカニーニ時代のニューヨーク・フィルの奏者からスタートし、作曲家としても交響曲を2曲残すというクラシックのキャリアを持つ人物ですが、現在ではミュージカルやポピュラー曲で知られていて、何と言っても有名なのはこの盤に収録された、ミュージカル『ミュージックマン』の劇中歌、76のトロンボーンでしょう。 日本でも大変良く演奏される曲ですが、これがミュージカル全曲となると意外と音源を探すのに苦労します。 この盤は、ハーバート・グリーン指揮する、この録音のために集められたスタジオ・オーケストラの演奏の下、初演間もない時期にブロードウェイのオリジナル・キャストで録音された音源です。 筋書きはミュージカルのご先祖、オペレッタを思わせますし、音楽もザ・アメリカンと言いたくなるような陽気で明るい、健康的な1950年代のアメリカらしい作品に仕上がっています。 が有名ではない曲はやはりというか印象に残りにくく、76のトロンボーンのみの一発屋感はあります。 指揮のグリーンは当時幾つものミュージカルの指揮者、プロデューサーとして活躍していた人物で、この盤でも序曲からツボを心得た演奏を聴かせてくれます。 歌手についてはあまり情報がないので不明ですが、悪くないのではないでしょうか。 ボーナストラックとして、メレディス・ウィルソンが、ヒズ・オーケストラを振って録音した音源が収録されています。 その中には組曲『ミュージックマン』なる曲が収録されており、これは名前から分かるように前記の作品を数曲取り出し、オーケストラのみで演奏した物で、最後は作曲家自身のタクトによる76本のトロンボーンで終わるという内容です。 こちらの演奏は可もなく不可もなくと言ったような演奏ですが、歴史的音源として貴重です。 いずれも1950年代の古い録音ですが、復刻は丁寧で聴きやすい、安心のナクソス品質です。
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