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Review List of レインボー 

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  • 1 people agree with this review
     2010/01/07

    この曲、あまり録音は多いとは言えないが発売された音楽は旧ソ連時代の録音(一応このフェドセーエフ盤もソ連時代の録音であるが)中心に凄い演奏、例えばムラヴィンのパワー溢れる演奏だったり、スヴェトラの豪快な演奏等が多い。
    それらに比べたらこの録音はおとなしく、地味な印象であるがオーケストラがとても美しく、この曲の政治抜きの音楽的高さを良く伝えてくれる音源だと思う。録音も優秀。初め、森の歌だけで3000円はちょっと高いのでは!?と思ったが日本語ライナーも詳しく書いてあり、この内容なら十分、適正価格と言える。

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     2010/01/07

    航空自衛隊航空中央音楽隊のCDは数多くあるが意外な事にマーチのみのCDは少ない。このCDはその数少ない一つなのだが、実に颯爽とした演奏であり、名演と言って良い。選曲は良く知られた曲とあまり知られていない曲がうまい事まざっており、これも良い。
    そしてなんといっても迫力のある演奏をそのまま伝えている、グラモフォンの録音の良さにも驚く。
    マーチ入門にもおすすめ。

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     2010/01/07

    世界のマーチというタイトルのCDは沢山出ているが、これはヨーロッパや南米等のマーチを集めたCD。スイスやオランダ、スペイン等なかなか聴く機会のない曲ばかり。特にルクセンブルクのマーチ、ルクセンブルクに敬礼は海外のマーチCDにもなかなか収録されない珍しい曲だ。他にもブラジルの白鳥やロシアのマーチ王、チェルネツキー作曲の式典行進曲等珍しい曲が満載。陸海空自衛隊の演奏は線の揃った演奏は流石の一言!

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     2010/01/07

    コルンゴルトの交響曲、ヴァイオリン協奏曲、さらに死の都と純音楽分野の代表作を2枚にまてめているので入門にも良いと思う。
    ヘルシャーとマッテス、シュトゥットガルト放送交響楽団の音源は珍しい。ヴァイオリン協奏曲は1973年録音でこの曲では古いほう。この録音が行われた頃は珍しい演奏だっただろうが、沢山録音が出た今、あまり良い演奏とは言えないと思う。がマッテス指揮の管弦楽曲はなかなか良く、特に空騒ぎのホーンパイプは立派な演奏だ。EMIに沢山のオペレッタを録音したマッテスだが管弦楽曲の録音は珍しい。他の楽曲はどれも水準か以上。録音はマッテス以外は良い。

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     2010/01/07

    日本クラウンから20巻ほど出ていた吹奏楽プロムナード・シリーズ。陸海空自衛隊の様々な音楽隊が演奏しており、この11巻は陸上自衛隊富士学校音楽隊が演奏している。収録されている曲は行進曲や映像用音楽、ポップスや、さらには軍歌までと様々なジャンルがバランスよく収録されている。富士学校音楽隊も覇気のある演奏で素晴らしい。

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     2010/01/06

    フレッド・ライモンドという作曲家は有名ではないし、私も彼の作品を聴いたのはこれとザルブルクのシーズンというオペレッタだけでどちらも全曲聴いてはいないが、なかなかのメロディーメーカーだったようだ。
    この作品はオペレッタと分類されているが実質はミュージカルと言っても良い。ワルツあり、タンゴあり、ジプシー風のメロディーありとなんでもありであるが、どの曲も親しみやすく、また覚えやすい。初めて聴いても楽しめるのではないだろうか。そしてショック、シュラムという一流歌手による歌唱、ベルケとベルリン交響楽団というオペレッタの演奏には欠かせない役者の揃った録音となれば出来がよくなるのはわかる。これで全曲録音されていたらパーフェクトなのだが・・・

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     2010/01/06

    イージーリスニングで有名なマントヴァーニが自身のオケを振ってウィンナ・オペレッタの名曲を1959〜60年に録音した物。結論から言えば、オペレッタ好きにはおすすめできない。全体的にストリングスを全面にだしたマントヴァーニ節で違和感を覚える。曲によってはかなりアレンジされていて評価が別れると思う。選曲もオスカー・シュトラウス以外珍しい物もなく評価はクラシックCDとしての評価だが、イージーリスニングのCDとして見た場合は満点。録音はさすがデッカ、40年前の物だが鮮明である。

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     2010/01/05

    1951年録音。いくらデッカの録音とはいえさすがに古さを感じさせるものの、色彩豊かさな演奏は大変すばらしい。収録されているのは19世紀中頃の作品だが、とても耳馴染みの良い作品達だ。オッフェンバックの街灯の下での結婚序曲は録音が少ない曲で、私が知る限り、全曲盤が2枚、序曲のみが当盤を含め2枚しかない。よくぞ、収録してくれたと言うべきだろう。余談だが同じオッフェンバックの青ひげと、上記の街灯の下での結婚は作曲家オリジナルのバージョンであるが、他の曲(天国と地獄、美しいエレーヌ、ジェロルスタン女大公殿下)はそれぞれ別人の手の入ったスコアで演奏しているのは興味深い。

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     2010/01/05

    CDの帯によればヨーロッパの庶民的結婚式の雰囲気を再現した演奏とある。それはともかく演奏は小編成楽団の気の効いた良い演奏だ。全曲指揮者ヴォガールによる編曲がなされているのだが、ほとんどはオリジナル通りのアレンジだ。選曲はワルツ、ポルカ、マーチの楽しいオンパレード! パツェラーのヘラクレスバードの思い出、イヴァノヴィチのバイエルンのレントラーの収録は大変貴重な物。あと、J.F.ワーグナーのチロルの木こりとシュランメルのウィーンはいつもウィーンのオーケストラ版の演奏は珍しい。

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     2010/01/05

    クライバーやカラヤン等、名盤、名演の多いこうもりのCDの中ではどちらかといえば地味だが良い意味で鄙びた、ウィーン風の名演。オーケストラはウィーン・フィルハーモニーではなく、ウィーン交響楽団であるのだが、とても自然である。それよりもこのCD、なかなか豪華な歌手だ。ローテンベルガー、ゲッダ、F=ディースカウ等々。どの方も語り口は絶妙。尚、この盤には歌詞対訳という物はない。

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     2010/01/05

    あまり良い評判ではなかったが、一応聴いてみた。確かにショスタコーヴィチは冴えない演奏であるし、オケともあまり噛み合ってないような気がする。私はテンシュテットのCDを沢山聴いてきたわけではないが言われているほどの出来ではないと思うのだが・・・
    一方ヤナーチェクは東欧の景色がすぐ思い浮かぶような楽しい演奏。実は初めてこの曲を聴いたのだが一気に虜になってしまった。録音は70年代だがまぁ良いほうか。細部がくっきりしており、各楽器の音がよく聞こえる。

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     2010/01/05

    ニューイヤー・コンサートは時々、シュトラウス一家以外の作曲家の作品も取り上げる事があるが、これ程シュトラウス一家以外の作品を取り上げたニューイヤーは珍しいのではないだろうか。冒頭からモーツァルト、シューベルトと続くとふとこれはニューイヤー・コンサートなのだろうか?と思ってしまう。CDには収録されなかったがロッシーニも演奏されていた。一方、シュトラウス一家も大変珍しい曲ばかりで、馴染みの曲は少ないが貴重な音源だろう。エドゥアルトのカルメン・カドリーユはこれ以外に音源を見た事がないが、演奏がとても楽しく、出来が良い。ただ下の方もおしゃられているが、CDが2枚組になっても良いから、全曲収録すべきであった。内容は十分最高レベルなのだが、その点が気になったのですばらしいにした。

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     2010/01/05

    子供向けのCDだが、大人が聴いても十分楽しいアルバム。演奏者は半分以上はレディース・オーケストラ・ジャパンという団体で演奏自体はあまり良いとは言えない。演奏がいいのはCD2枚目のペール・ギュントの朝。これは渡邊暁雄指揮日本フィルハーモニー管弦楽団による大変優れた演奏だ。そして選曲が良い。イェッセルの楽しいそり滑り、バレロンのさえずる小鳥、リベルリのキューピーの戴冠式等々、このCD以外では録音が少ない曲が数曲収録されており、秘曲マニアにはたまらないかも知れない。2枚組2500円は安い!

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     2010/01/04

    このファースト・シティ・ナショナル・バンドなる演奏団体、解説書にはプロフィールはおろか、録音年や指揮者の情報すら載せておらず、(恐らく録音用のバンドだど思う)どんな演奏かとおそるおそるかけてみたが、意外にも颯爽、そして力強い演奏であり最後までスムーズに聴けた。収録楽曲の8割は一度は運動会やテレビ等で聴いた事のあるポピュラーな物ばかりであり、マーチ初心者にもOK!録音はまぁまぁと言った所だと思う。

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     2010/01/03

    カルメン、アルルの女は1959年録音ながら鮮明、残響豊かな録音にまず驚く!開放的かつ野蛮なマルケヴィチの解釈はいつ聴いても新鮮だ。テンポも適切で心地よい。この2曲の録音の中でも名演の一つである。一方、ソヴィエト国立交響楽団との子供の遊びは今回が初CD化だそうで、ここでも心地よいテンポ、探せば意外と録音のない同曲の中でもかなりの出来である。だが、最後のギャロップではやや音が悪くなる事が残念。

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