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Review List of レインボー 

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     2019/05/03

    2000年に中京圏で3番目のプロオケとして結成された小牧市交響楽団(現在は中部フィルハーモニー管弦楽団)の第1回定期演奏会のライブ盤です。
    指揮者は秋山和慶。
    初めはウェーバーのオベロンで始まり、次にヴィヴァルディの春、次にベートーヴェンの英雄交響曲と、クラシックのコンサートでは割と良くある、序曲、協奏曲、交響曲を集めた内容のコンサートとなっています。
    設立して間もない頃ですが、意外と演奏は良く、四季の春はヴァイオリニストがなかなか良い演奏を聴かせてくれます。
    録音はホールマイク一本で録ったのかティンパニがちょっと大きな感じですが、悪くないと思います。

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     2019/04/27

    1990年代に出ていたライヴ・クラシック・シリーズの1枚である。
    これは有名指揮者・オケを中心にライブ音源ばかりを集めたもので、そのほとんどが出どころ不明というものばかりだったが、ここでしか聴けない演奏も多く、現在では伝説となっている。
    これはホルストの『惑星』とブリテンの歌劇 『ピーター・グライムズ 』より海の4つの間奏曲を収録した内容で、惑星は、ペーター・マークの指揮で1980年に、ピーター・グライムズは1968年に、リッカルド・ムーティ指揮で演奏、オケはどちらもミラノ放送交響楽団である。
    この中で注目なのがマークの惑星。
    すでに一部で有名だが、火星の演奏が記憶に残る迷演で、ここまで遅いテンポで面白い演奏は見たことがない。
    これを聴くとこの後の曲が大人しく感じてしまう。
    ブリテンはまずまずの出来だが、惑星のインパクトには勝てない。
    どちらも録音はそれなりと言ったところ。

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     2019/04/27

    1990年代に出ていたライヴ・クラシック・シリーズの1枚である。
    これは有名指揮者・オケを中心にライブ音源ばかりを集めたもので、そのほとんどが出どころ不明というものばかりだったが、ここでしか聴けない演奏も多く、現在では伝説となっている。
    これはホルストの『惑星』とブリテンの歌劇 『ピーター・グライムズ 』より海の4つの間奏曲を収録した内容で、惑星は、ペーター・マークの指揮で1980年に、ピーター・グライムズは1968年に、リッカルド・ムーティ指揮で演奏、オケはどちらもミラノ放送交響楽団である。
    この中で注目なのがマークの惑星。
    すでに一部で有名だが、火星の演奏が記憶に残る迷演で、ここまで遅いテンポで面白い演奏は見たことがない。
    これを聴くとこの後の曲が大人しく感じてしまう。
    ブリテンはまずまずの出来だが、惑星のインパクトには勝てない。
    どちらも録音はそれなりと言ったところ。

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     2019/04/25

    小牧市交響楽団が、秋山和慶を指揮者に迎えて行われた第2回定期演奏会のライブ音源です。
    オール・チャイコフスキーということで、弦楽セレナードと、交響曲第4番が収録されています。
    録音当時出来てまだ一年程と若い団体ながら、アンサンブルは高く並々ならぬ情熱は感じますが、肝心の演奏はイマイチなのは残念。
    録音は普通です。

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     2019/04/22

    ロシアには軍楽隊の他に、歌と踊りのアンサンブルと言われる軍の合唱団があり、軍の広報として内外問わず活動しているのはよく知られているところだ。
    このCDはその中でも、セルゲイ・ナザルコ指揮、空軍歌と踊りのアンサンブルが演奏、収録した音源で、ロシアの古い民謡を中心に選曲されたものだ。
    この手の団体の本家、アレクサンドル・アンサンブルがレパートリーに入れている曲からこの団体独自の選曲まで、ロシア民謡から、オペラとその守備範囲は広い。
    演奏は決して悪くはないのだが、パワーに欠け、ちょっとこじんまりとした印象を受ける。
    スタジオでの録音ながら、音も少し小さめ。
    ファン向きの一枚でしょうか。

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     2019/04/16

    関西アマチュア吹奏楽団の中で著名な団体の1つ、大津シンフォニック・バンドの第54回定期演奏会のライブアルバムである。
    前半はヨーロッパの録音時最新の作品を集めた物で、中盤はゲストとしてこれまた関西の大学バンドでは有名な龍谷大学学友会学術文化局吹奏楽部によるポピュラーコンサート、後半は邦人作曲家の作品集となっています。
    吹奏楽コンクール常勝団体だけあり、技術的な面で大きな不満はないでしょう。
    大編成ならではのしっかりとした音(ホルンが上手い)ライブならではの情熱的な、爆演と言って良い演奏です。
    ホール録音なので、音質も結構良くて、解説なんかはないですけど、演奏団体か、楽曲に興味があれば手にとってみても良いんじゃないかと思います。

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     2019/04/15

    エムハチの愛称で吹奏楽関係者には同じみのミュージックエイトが出した、自社の楽譜の参考演奏集。
    吹奏楽行進曲集とあるように、行進曲ばかりを集めた内容で、定番のスーザやバグリーといった正統派から、アフリカン・シンフォニーや、スターウォーズをマーチ化した色物まで様々なマーチを収録している。
    演奏は、五十嵐清指揮、東京都立杉並高校吹奏楽部。
    演奏は良くも悪くも高校生らしい演奏だなといったところ。
    参考演奏集という事もあり、あまり色は付いておらず、楽譜を音にしたといった感じの演奏だ。
    まだ録音場所の関係か、残響の少なめの硬い音質なのもあまり良くない。

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     2019/04/14

    西部劇のテーマ音楽を集めたアルバムです。
    意外とこの手のアルバムは多く、各社色々でてますが、これはデルタというレーベルが出したものを日本コロムビアが日本語の簡単な解説と、曲名を書いた帯を付けたいわゆる輸入盤国内仕様というもの。
    演奏はネッド・ナッシュ・オーケストラで、録音用の団体らしくあまりおすすめできない演奏です。
    BGM的に使うならありかもしれませんが・・・
    録音は新しめなのか、そこまでは悪くないです。

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     2019/04/12

    バグパイプでクラシックの名曲を演奏したアルバムである。
    世界の音楽シリーズの一枚なのだそうで、全6枚出ていたようだ。
    全て演奏のみで収録曲はハンガリー舞曲やトルコ行進曲、白鳥の湖や海賊などを収録。
    いずれも比較的馴染み深いだ。
    ただこのCD、演奏者の記載がないというなんとも粗い作り。
    そこまで酷い演奏ではないのだけど、BGM用として使うのが一番良いのかも知れない。

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     2019/04/11

    今も吹奏楽コンクール常勝校として知られる伊奈学園吹奏楽部の1990年度の定期演奏会のライブを録音したのがこのアルバム。
    指揮は宇畑知樹。
    このコンサート、選曲が良い!
    現在の吹奏楽団の定演と言えば大体、1部にクラシックや吹奏楽オリジナル、2部にポップスといった感じが大半であるが、このコンサートでは前半は気軽に聴けるライト・クラシック、中盤でポピュラーからディズニーのメドレー、吹奏楽オリジナルではメトセラ、またはアルフォード『2人の悪戯っ子』ヨーダー『ハスキルの暴れん坊』と独奏曲、後半で本格的なクラシックの編曲としてラヴェルといった構成で時折挟まれるマーチのお陰で胃もたれする事なく聴きやすい。
    またこの頃のバンドの演奏は正確さは現在のバンドほど上手くはなかったがかわりに演奏の楽しさというのが良く伝わってくる演奏が多く、この演奏もライブならではのミスはあれど、その楽しさがある。
    近年のアマチュアの演奏はつまらないと言う方は是非ともこの演奏を聴いてみてはいかがだろうか。
    録音は問題なし。

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     2019/04/10

    休日の音楽シリーズと題された一枚で、アコーディオンをフィーチャーしたもの。
    収録曲はアメリカやイギリスの民謡などを収録した内容。
    だがこれはあまりおすすめ出来ない。
    演奏がペラペラだし、そもそも演奏者の名前すら書いてないという出どころ不明音源。
    唯一音は悪くないので、BGM的な使い方をしない限りおすすめ出来ない。

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     2019/04/09

    M8の愛称で親しまれているミュージックエイト社の参考演奏集である。
    このCDは関西社会人吹奏楽団体としては有名な大津シンフォニック・バンドの演奏で録音されたもので、指揮は森島洋一、中嶋民男。
    吹奏楽の定番である、行進曲からマライヤ・キャリーまで参考演奏集らしいまとまりのない雑多な選曲で収録。
    ただ、演奏は練習時間が無かったのか所々にキズがあり、そこまで良い演奏とは言えない。
    あくまで楽譜の参考用と言うことで、鑑賞にはあまり向かないのだろう。
    ついでに言えば楽曲の解説もない。

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     2019/04/08

    美しい心のメロディシリーズと言われるもので、日本の民謡や歌を中心にピックアップしている。
    これはその1枚目だが、まず演奏者が記載されてない上に、生の演奏ではなく、打ち込みのような音色がするので、生演奏ではないのかもしれない。
    音はそこまで悪くないので、BGM的な使い方をおすすめ。

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     2019/03/30

    テレマンの協奏曲を集めたアルバム。
    収録曲は『ヴィオラ協奏曲』『3つのヴァイオリンのための協奏曲』『2つののホルンのための協奏曲』『リコーダー組曲』の全4曲、19トラックです。
    演奏はリヒャルト・エトリンガー指揮、カペラ・イストロポリターナ。
    スロヴァキア・フィルハーモニー管弦楽団のメンバーからなるこの団体はナクソス初期に、バロック物を中心に吹きこんでおり、これもその一枚。
    指揮のエトリンガーはオーストリアの指揮者で、この人も初期ナクソスを支えた演奏家の一人です。
    このテレマンは、演奏家の知名度は無くとも、良い演奏家であれば取り上げていた初期ナクソスらしい一枚で、スロヴァキアのオケらしい弦の美しさ、癖はないものの、音楽自体を語らせるオーソドックスな演奏と、曲の魅力を知るには十分な内容です。
    特にリコーダー組曲の充実した演奏は必見。
    録音は当時のナクソスの平均的な音質ですが、十分聴けるでしょう。

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     2019/03/21

    クラウス・テンシュテットが、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団を振って録音したワーグナーの管弦楽曲集。
    本盤はCD時代になってしばらくしてから発売されたベストシリーズの一枚。
    一枚あたり3千円という価格が時代を感じさせる。
    尚、現在はもう一枚のアルバムと組み合わせた二枚組廉価盤で再発売されている。
    テンシュテットの演奏は全体的にゆったりとしたテンポで、腰の落ち着いた重厚なドイツ的な演奏。
    定評のある演奏なので悪くないのだが、カラヤン時代のベルリン・フィルの録音ながら、録音があまり良くないのでダイナミックさに欠けちょっと損している。
    そこが残念である。

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