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Review List of レインボー 

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     2016/03/17

    ボロディンの代表作と言えばなんといっても歌劇『イーゴリ公』、このCDはその歌劇から聴きどころを集めたハイライト収録盤。
    尚、元からハイライト収録のみで全曲盤はないようです。
    ここで指揮をするのはナクソスの常連、テオドレ・クチャル、とくればオケはウクライナ国立交響楽団とくる所ですが、この盤ではウクライナ国立放送交響楽団が演奏しています。
    といっても国立響とあまり音色は変わらずこれがウクライナ・オケの特色なのでしょうか。
    僅かにかかった管楽器のビブラートに、フランス的な透明度をもつバランス良いサウンドに、パワー溢れる推進力のある演奏、これなかなか良いです。
    有名なだったん人の踊りも見事な物。
    歌手もスター級こそいませんが、上手な人ばかりで、とりあえず主要曲を収めておきたいという人にお勧め。
    最後にはもう一つボロディンの代表作の交響詩『中央アジアの草原にて』が収録されていますが、これも透明な音色が美しい好演。
    録音は2003年、音質は良好です。

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     2016/03/15

    トーマス・クラモーとザクセン管楽フィルハーモニーによる舞曲を集めた一枚。
    ザクセン管楽フィルハーモニーはなんでも60年にも及ぶ歴史を持つプロ団体だそうで、はてそんな団体あったかなと、楽団のHPを見てみるとどうやら、ライプツィヒ放送吹奏楽団の事らしく、どうやら名称を変更した模様。
    なるほど、それなら60年という歴史もおかしくはない。
    元は東ドイツの名門バンドだけあり、この盤でもその演奏のは見事で、非常に楽しく聴ける。
    マンボのようなポピュラーよりの曲よりもやはりクラシック系の曲が上手く、その中でもこのバンドの編成に合わせた編曲の楽譜の曲に良い演奏が多い。
    ちなみにこれらの編曲者は東ドイツの作編曲者(バウマンやベートマン等)が多く、日本で流通している楽譜とは一味違う編曲が聴きどころ。
    録音は新しいだけあり、綺麗で問題はない。

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     2016/03/14

    20世紀ドイツで活躍した名バリトン、ヘルマン・プライ。
    オペラやリートの他、EMIに多数のオペレッタの録音を残し、それらは大抵その作品の決定的な名盤と知られていますが、こうしてウィンナ・オペレッタのアリア集まで残していたとはファンにとっては驚きと喜びなのではないでしょうか。
    この盤は1967年に録音されており、ライナーの解説者によると海外でLPとして出ていたぐらいで国内盤ではCDはおろか、LPでも出ていなかった音源らしく、この盤が国内初発売のようである。
    プライの明るく朗々とした歌声は聴く者を愉快にさせてくれる。
    さすが、オペレッタの名盤を何枚も残しているだけある。
    またこのCD、伴奏も見事、フランツ・アラースとカール・ミヒャルスキ、グラウンケ交響楽団というオペレッタを知り尽くした知る人ぞ知る指揮者、オーケストラによるタクトなのだが、メリハリのついた演奏はオケもしっかりと語っており大変良い。
    EMI時代のマスタリングは評価は分かれるがまぁ問題なく聴けるだろう。

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     2016/03/08

    ナクソスが発売しているグラズノフの管弦楽曲シリーズ、その11枚目がこのCDである。
    チェロと管弦楽のために書かれた作品を集めた珍しい内容の一枚。
    演奏は、イーゴリ・ゴロフスチン指揮、モスクワ交響楽団、チェリストは、アレクサンドル・ルディンで1996年にモスフィルム・スタジオで録音された物である。
    一曲目のコンチェルト・バラーダは晩年の作品ながら19世紀に先祖帰りしたようなロマンチックな作品、ルディンのチェロも良く歌っており、テクニックも申し分ありません。
    また伴奏を務めているモスクワ交響楽団の演奏もなかなかの物で、『ゴーゴリの思い出に』『英雄の思い出に』は演奏自体が稀なオケのみのナンバーですが、端正な音の中にもロシアらしい爆発力のある演奏で、ゴロフスチンの名盤の1つに挙げられるでしょう。
    録音と音質はナクソス品質なので問題はありません。

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     2016/03/06

    クルト・ザンデルリンクが1961年に、ドレスデン国立歌劇場管弦楽団を振って録音したアルバムである。
    ボロディン、チャイコフスキーとロシアの国民的作曲家の代表作を収録した物。
    ボロディンの交響曲第2番は、同曲の名演の1つ。
    ザンデルリンクは晩年とかがそうであるが、一言で言えば地味で渋い如何にもドイツ的と言った芸風だが、この音源では大変にエネルギーに満ちた力強い、どちらかと言えばロシア的とも言えそうな演奏で、勇士の副題をもつこの交響曲にはなかなかあった演奏。
    同じボロディンでもだったん人の踊りは、ゆったりとしたテンポでこちらもロシア的と言えばそうだが、スケールの大きな演奏。
    CD中最も良い演奏で、これ一曲だけでも聴く価値はある。
    一方、チャイコフスキーのロメオとジュリエットも、なかなかの演奏であるのは確かであるが、ボロディン程のインパクトはなく、あまり記憶には残らない。
    音質は年代を考えれば十分聴ける。

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     2016/03/04

    エイドリアン・リーパー指揮、ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団の演奏で収録されたこの盤は、華麗な管弦楽法によるオーケストラの魅力をたっぷりと味わえる管弦楽曲の小品ばかりを集めた内容となっています。
    いずれの作品も誰もが知っている名曲ばかりですが、ここでのリーパーの演奏は速めのテンポで、グイグイと推進していく演奏で、ロイヤル・フィルの確かな演奏も手伝い、なかなか見事な演奏となっています。
    またロイヤル・フィルも結構爆発力があり、爆演系、熱演系と言われるタイプの演奏が好きな人にもお勧め。
    初期ナクソスの頃のCDなので作りは簡素ですが、音も良く値段を考えれば十分な内容でしょう。

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     2016/02/28

    ナクソスはグラズノフの管弦楽作品に一時期力を入れていて、グラズノフが書いたオーケストラ曲の大半が揃うというほど充実している。
    この盤はその12枚目にあたるCDで、交響曲第3番、交響曲第9番を収録している。
    未完に終わった9番はグラズノフの交響曲全集のようなCDにも収録されない場合があるので、普及盤価格で聴けるこの盤は貴重である。
    演奏はアレクサンダー・アニシモフ指揮、モスクワ交響楽団のいつものコンビによる物で、端正にまとまった音楽と時折きこえる金管にロシアン・ブラスの響きを感じさせる。
    悪くはないが、このアニシモフの交響曲全集の中では、平凡な演奏になるだろうか。
    録音は良い。

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     2016/02/27

    レスピーギの唯一交響曲と名の付く作品が、この盤に収められたら『劇的交響曲』です。
    3楽章形式で、全体で1時間、それぞれの楽章だけでも15分以上となかなか力の入った曲で、部分的に現れる華麗でドラマチックなメロディはなかなか良い物の、すぐ消えていってしまい、盛り上がっては静かになりまた盛り上がりの繰り返し。
    重厚で聴きごたえがあるのは確かですが、やはり有名作曲家の知られざる作品と言った所です。
    演奏は、ダニエル・ナザレス指揮、スロヴァキア・フィルハーモニー管弦楽団で1986年に録音された物。
    元は、マルコポーロで出ていたのをナクソスに移行させた物です。
    とはいえ演奏はなかなか良く妙にテンションの高い冒頭部のティンパニーや、第一楽章の40秒程たったホルンの咆哮等、爆演タイプの熱い演奏で、良くも悪くも作品の真価というのを伝えてくれる演奏。
    何より普及盤でこれだけの演奏が聴ければ十分でしょう。
    音質良好。

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     2016/02/26

    ヨーロッパの国歌を集めたCDです。
    演奏はスペイン海軍マドリード軍楽隊。
    指揮者の記載はない。
    国歌のCDは色々と出ており、その中でも軍楽隊物が一番ポピュラーである。
    本盤もそんな一枚で、当然演奏のみの収録。
    バンドは聴けばいかにもスペインだと分かるラテン的なサウンドだが、国によってハッキリと得意不得意が出ており、自国スペインはなかなかだが、ドイツ等はいまいち。
    またCDなのに20分強という短い収録時間もボリュームが大変少なく感じる。
    録音年は不明だが、ロシア国歌がグリンカの愛国歌で収録されている事から、そこそこ前の録音(1990年代中頃から終わり頃)なのだろう。
    値段は高くないが内容が中途半端なのでイマイチお勧めしにくい一枚だ。

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     2016/02/22

    ムソルグスキーとボロディン、ロシア国民学派の2人の作曲家の代表曲を集めたCD。
    ダニエル・ナザレス指揮、スロヴァキア・フィルハーモニー管弦楽団の演奏で1987年に録音された物。
    メインであろう『展覧会の絵』は、決して悪い演奏ではないし、部分的には良い所も多数ありますが、全体的に見れば普通。
    オケもちょっと反応が鈍い。
    一方、オーケストラのために書かれた3つの小品はオケが鈍い所があるのは変わらずですが、なかなか良く、『中央アジアの草原にて』『ダッタン人の踊り』は、弦楽が美しく、管楽器も歌っていますし、『禿げ山の一夜』は、前半はドラマティックに、爆演タイプの演奏を繰り広げ、後半は朝の風景を美しく、爽やかに描くというなかなかの名演です。
    録音、音質は問題なし。
    値段も考慮すれば十分素晴らしいCDです。

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     2016/02/19

    ロシアの作曲家、ボロディンが書いた交響曲を集めたCD。
    未完の3番を含め、3つあるボロディンの交響曲ですが、CD時代に録音された中で、本盤は最初の交響曲1番〜から3番までが一枚に収録された音源だったようです。
    演奏は、スティーブン・ガンゼンハウザー指揮、チェコスロヴァキア放送交響楽団。
    ボロディンの交響曲はロシア国民学派の作曲家らしい、叙情的で力強い、これぞロシアといった作品(特に2番)ばかり、このガンゼンハウザーの演奏は、指揮者の強い個性を持たない物の、作品自体がもつ魅力をストレートに伝えてくれる好演で、オケも同じスラヴの作曲家の作品という事からか、なかなか力が入っており、雑な仕事が多かった同オケの演奏の中では、良いほうの演奏ではないでしょうか。
    先にも書いた通り、強い個性を持たないので、初めてボロディンの交響曲全集にチャレンジすると言う人にも価格面も含めておすすめです。
    音質も問題なし。

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     2016/02/13

    ナクソスが発売するグラズノフ管弦楽曲シリーズの第15集である。
    この盤は交響曲全集の一枚となっており、交響曲第5番と交響曲第8番を収録した内容となっている。
    演奏はモスクワ交響楽団、指揮者はアレクサンダー・アニシモフで、1997年にモスフィルム・スタジオで収録された物です。
    アニシモフのグラズノフ全集は、グラズノフ管弦楽曲シリーズの中でも良い演奏が多く、このCDでも中庸ながらも曲の魅力を素直に伝えてくれる好演、どちらかと言えば5番のほうが充実した内容になっているでしょうか。
    またモスクワ交響楽団もなかなかの腕前で、特に管楽器が上手く、時折これぞロシアと言うような雄大なビブラートが聴けます。
    音質良好。

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     2016/02/11

    リムスキー=コルサコフのオーケストラ曲を集めたCDで、交響組曲『シェヘラザード』『金鶏(抜粋)』交響詩『サトコ』が収録されている。
    オンドレ・レナールト指揮、ブラチスラヴァ放送交響楽団の演奏で録音。
    全体的に奇をてらうことねない普通の演奏だが、シェヘラザードは、物語を音で表現しようとしているのが良く伝わってくるし、ヴァイオリンのヴィクトル・シムチィスコのちょっと訛りの入ったソロも良く、これはなかなか。
    ただし、惜しい事にオーケストラの技量が高くなく、非力な事が残念。
    発売は1995年だが、録音は1988年らしく、音質はまずまず。

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     2016/02/08

    アメリカの作曲家によるヴァイオリン協奏曲を集めたCDです。
    収録曲はなかなか珍しいコアな選曲で、ココリアーノとアダムズは現代の作曲家の作品、こう書くと何だか難しい内容の曲のように思えますが、多少現代音楽的な所もありますが、前衛的な作品よりもはるかに聴きやすい作品。
    ワックスマンは黄金期のハリウッドを代表する作曲家の一人であり、何と言っても映画音楽が有名ですが、演奏会用作品も手がけ、このCDに収録された曲もそうです。
    ピアノとヴァイオリンが競演する『トリスタンとイゾルデ幻想曲』、エネスコの『ルーマニア狂詩曲第1番』から後半部を編曲した物など、実はCDの中で最も珍しいレパートリーです。
    ヴァイオリンはクロエ・ハンスリップ、伴奏は、レナード・スラットキン指揮、ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団。
    ハンスリップはこれがナクソス初登場で、アルバムとしてはワーナーの物を含め三枚目になる物です。
    デビューアルバムでもなかなかの演奏を聴かせてくれたヴァイオリニストですが、デビューから数年を経て、だいぶ上達したようで、特に表現力は見頃な物。
    バックのスラットキン&ロイヤル・フィルの安定感のある演奏もグッド。
    2005年録音、ナクソス品質なので音質は問題なし。
    良好です。

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     2016/02/02

    ナクソスはグラズノフの管弦楽曲を積極的に録音しており、現在カタログに載っているCDを揃えると、この作曲家のオーケストラ曲の大半は揃うという、充実ぶりを見せている。
    この盤はその第5集であり、交響曲第2番と、交響曲第7番を収録した物。
    グラズノフの交響曲全集は意外と多いので収録曲もある程度録音に恵まれたほうだと思うが、こうして単品販売の音源は両曲ともなかなかないので貴重だと思う。
    アレクサンダー・アニシモフ指揮、モスクワ交響楽団の演奏で収録されており、良くも悪くも中庸な演奏だが、これはグラズノフの作風もあってなかなかマッチしている。
    モスクワ交響楽団は1989年にロシア初の民営オケとして設立された団体で、このCDが録音された1990年代にナクソスを初め大量の録音を残している。
    オケのプロフィールによると、スヴェトラーノフやロジェストヴェンスキー、さらに小澤征爾等の有名な指揮者の下で演奏した人物がいるらしく、確かにレベルは高め。
    サウンドはあまりロシアらしくない洗練されたサウンドが特徴だが、時々管楽器のビブラートのかけかた等にロシアらしさが残っている。
    1996年にモスフィルム・スタジオで録音された物で、録音は音質良好のナクソス品質である。

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