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Review List of ジャン=ルイ 

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  • 3 people agree with this review
     2011/03/11

    ルバートを利かせた絶妙のテンポ感、この曲をこう演奏するんだ、というはっきりした意思が伝わってくる圧倒的な推進性、人々が楽しそうに踊っている光景が眼前に浮かんでくるような描写力。作曲者が望んだ以上の演奏効果が発揮された演奏なのではないだろうか。楽しくて、あっと言う間に全曲聴き終えてしまう素晴しい演奏。

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     2011/03/11

    アッバードの膨大な録音の中でも筆頭に挙げられる素晴しい演奏。ロッシーニの書いた音符のすべてに意味があり、すべてが緻密に係りあってあっていることがわかり、それを極めて明快に示した画期的な演奏。「コリントの包囲」序曲は特に出色。

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  • 1 people agree with this review
     2011/03/10

    これはアッバードの数多い録音の中でも屈指の名盤である。輪郭のはっきりしない音楽世界が悠揚迫らぬ時間間隔で流れ、それはそれは壮大で、しかも美しい。はっきりしない輪郭の雲間から美しい主旋律が登場すると、なんともいえない感動に襲われる。『鳴り響く鐘と騎士たちの入場』の悠然とした音楽の盛り上がりとクライマックスの圧倒的な響きの感動は、半端ではない。これだけ緻密で大きな感動をもたらしてくれる演奏の、なぜ全曲をグラモフォンは発売しなかったか。とても、とても残念に思う。

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  • 2 people agree with this review
     2011/03/09

    これは聴けば聴くほど味わいが深まっていくとても面白い演奏だ。第1番第4楽章終盤のトランペットとリコーダーの合奏部分など、まるでジャズの即興演奏か、はたまた上方かけあい漫才か。奏者はバッハを完全に自分たちの感覚で咀嚼して楽しみながら演奏しており、アッバードが絶妙な間合いで仕切っている。その超絶的な技巧と緻密に練り上げられた合奏の面白さは、何度聴いてもあっけにとられてしまう。
    オーソドックスな演奏とは何ぞやといった大家ぶった解釈には向かわず、常に新鮮な感覚で曲を解釈しようとするアッバードの意欲の若さこそ、敬服に値するもの。黒田恭一さんに聴いいてもらいたかった演奏だ。

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