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0 people agree with this review 2013/02/18
アイルランドの4人姉妹、兄弟のポップン・トラディショナル・バンド、コアーズもそれぞれに家庭を持ち、それぞれの道を歩む様になって、活動休止。復活、再結成を、願っている処に、実に格好良くフィドル、ヴァイオリンを弾く、シャロンのソロを出してくれました。冒頭から、魅了する深い音。自作、伝承曲、ピアノも弾き、アンドレアかと、聴きまごう様なヴォーカル、ブルースも聴けます。インストも有りで、期待通りの良作。Sexyで頭も良い人だ。
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本作は、トラディショナルでも、レゲエでもなく、自作による、自叙伝的内容の作。いつもの如く、グロテスクな程の美声で、巧く、そして、痛々しい。カヴァー曲が、一曲、見事に我が歌にしている、シングルにして欲しい。オ―ヴァード―ズ状態で不安定、不幸で微妙、心根のとげに刺さって来るような歌詞。平穏と、伴侶、理解者を求めて、傷つき、傷つけるアイルランドの歌姫。自死はもちろん、引退もせず、本作の様なソウルフルな歌、これからも、聴かせて欲しい。生は、かくも残酷。
0 people agree with this review 2013/02/16
アイルランドの兄弟姉妹バンドの映画「コミットメント」のオーディションを経ての、’95年のデヴュー作。トラッドでポップ、名プロデューサー、デヴィッド・フォスターの手による、心地よい音楽。ティン・ホイッスル(ブリキの笛のシンプルな、メロディアスな音)、格好良いフィドル(ヴァイオリンの事です)、ギター、シンセ、ドラムスの融合も、見事。450万枚、売れるのも、納得の超良質音楽、しかも、美人揃い。やがて、ビッグになり、それぞれ家庭を持ち、活動停止になったのが、惜しい。Toss The Feathers は、このバンドのテーマ曲、伝統楽器とのグル―ヴは、最高、ノレル、詩情、アレンジもいい名盤。アイルランド出身にも関わらず、イギリスでも高い評価を受けた懐の深さも、良い。名作揃いの傑作。
0 people agree with this review 2013/02/15
当代随一の名花、今が旬のソプラノ、ルネ・フレミングの3度目のグラミー受賞作は、近現代フランス音楽集、フランスの二つのオーケストラと、アメリカと、日本に縁のある二人の指揮者との共演盤、艶やかです。驚いた事に、小澤さん、初のグラミー受賞となる、サイトウ・キネンでも、共演した初演作、デュテュイユー(90歳を超える、初演時の本番直前に、出来上がった作品だとか!)の’09年シャンゼリゼライヴが、白眉。ブサンソンでのコンクール以来、フランス音楽の紹介、開拓に努めた小澤さんにとっても、快心、総決算の作。
3 people agree with this review 2013/02/10
アリスの強力な打弦、気品あるピアノに、古楽出身のシャープなヘンゲルブロックの音造り、少々、合わぬように感じました。チャイコフスキーで、CD デヴューするのは、真っ当、オケは、地元ミュンヘンフィル、健闘してますが、ヘンゲルブロック向きの曲でない。名刺代わりのCDとしては、順当。異質なものが、向かい合い、共演するのも、協奏曲。面白い演奏では、ありました。
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2 people agree with this review 2013/02/09
ショスタコーヴィッチのチェロ作品は、やがて、ソ連を亡命した盟友ロストロポーヴィッチに、捧げられている。ショスタコーヴィッチは、その国に、とどまった。そして、変態化せずには、いられなかった。嘆き、悲しみ、民と共に、おちょくり、音楽家としての、命まで、奪われそうになった。エッシェンバッハは、戦争で、両親をアウシュビッツで失い、孤児として、篤志家によって育てられ、優れたピアニストから、指揮者になり、若い人を見出し、共に演奏するのを、ライフワークにしている。20世紀を、体現する音楽、21世紀へ、飛翔しようとする若者。それらを、背負って奏される暗い、祈りの音楽。つらい、しんどい事だ。でも、やる価値は、必ずや、ある。
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3 people agree with this review 2013/02/09
20世紀に書かれた、無伴奏チェロ組曲。私達が、生きている同時代、バッハの時代には、無かったものが、一杯ある。音楽は、どう変わったか。平和で、自由な世を、求めていた作曲家と、演奏者、楽聖バッハに捧げられた難曲、祈りの歌、複雑なモノローグを、21世紀を迎える若人が、真摯に聴かせてくれる、やはり、深い、重い響き。聴いていて、狂おしい、つらい。これは、ブルースだ。
現状では、小澤さん、最後のライヴ演奏の記録。病に侵され、思う様に指揮が出来なくなってしまった小澤さんも75歳。かつての活動の地、アメリカで、師、斎藤秀雄の志を受け継ぐ日本人中心の手塩にかけた強力オーケストラ、友人、松本のフェスティバルで育てた合唱団を、引き連れての、渾身のライヴ。ブリテンのこの曲は、戦争の愚かさ、惨たらしさを告発し、祈り、繰り返してはならぬ、和解と警告の重いメッセージを持った、1962年の作品。文字通り、命を削っての、怖ろしいほどに、渾身の演奏。年老いても、我らがヒーロー、氏の総決算演奏の一つ。日本語訳付きで、戦争の、惨たらしさを、これでもか、と、伝える作品を、晩年を迎えて、松本で、ニューヨークで、披露したのは、人間、小澤征爾の、芸術家、音楽家として、更に、尊敬に値する畢境の演奏。聴いて、心に、刻むべし。
3 people agree with this review 2013/01/31
東洋からやってきた日本人に、本邦ドイツのオーケストラの音楽を任せられると言う事は、よほどの信頼が無いと出来ない。それを、やってのけた若杉さん。その昔、FMで聴いた来日公演でのこのオケとのブラームス1番の、熱い、折り目正しい演奏は、今も私の耳から、離れない。ドレスデンとの演奏や、都響との物が、残されてますが、録音は、多いと言えなかった氏のケルン時代の素晴らしい演奏が、ようやく日の目を、見たのは、流石、Aluts。聴けば、納得。日本のケンペ、欧州で、小澤さんに、負けるとも、劣らない評価を得ていたのも、当然、と、思わせてくれます。もっと、発掘演奏、出て来て欲しい。
1 people agree with this review 2013/01/29
チェリビダッケ、ミュンヘンフィルのブルックナー8番には、ブートレグなのに、チェリを聴く人なら、多くの人が、手にし、神々しいまでの完成度を持った有名なリスボンライヴがある。子息の許可によっての、公式盤化は、いまだなされておらず、余計に神格化されている。音質とか、権利、問題が有っての事でしょうが、本拠ガスタイクでのこの盤でも、大きさ、グランデと、全体を掴みとった上での細部への根拠ある徹底な構成演出は、圧倒的。他では聴けぬ、尋常でない程に独自の、物凄い演奏が、記録されてます。チェリにとっても、オケにとっても、交響曲史上にとっても最上の、長い道程を経ての全てを出し尽くしたコーダまで、じっくり、集中して聴くべき演奏。東京ライヴも、素晴らしいが、負けて劣らぬ、全身全霊、人間への奉仕の2枚組パッケージ。
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0 people agree with this review 2013/01/22
チェリビダッケ、ミュンヘンの晩年のブルックナーの総決算、頂点に位置する音楽であり、演奏。ブートレグのリスボン演奏、日本公演の演奏も(映像で見るとさらに迫力)、存在するが、’93年、ガスタイクでの演奏は、彼等にとって最高ではないだろうけれど、やはり、積み重ね、経験しあって来た彼等の、普通の人がやらない、やろうとしない細部への徹底した注力、繊細さに、構成への理解とスケールの大きさ、崇高な人間と神への精神性を、獲得した、唯一無二の独自性溢れる素晴らしき演奏。重く、深い。拍手するより、心に深く残し、味わい、我が人生の糧としたくなる、形は無い、過ぎ去っていく筈のものが、確実に存在し、人間の生き方にまで、鼓舞し、影響を与える力を持った、稀有の貴重な音楽の記録。
0 people agree with this review 2013/01/21
ヴァイオリニストなら、挑みがいのある傑作、エルガーとフランクを、26歳の時に録音されたミドリさん。思っていたより、おとなしめの印象を受けましたが、丁寧、マクドナルドさんの包み込む様なサポートを得ての、様々な感情、境遇を、謙虚に、緊張感と余裕を持っての美しい演奏。この処、新盤が、出てこないのは、淋しいですが、まだまだ、挑戦し、残しておくべき音楽が、きっとある筈。その時期がくれば、満を持して、御本人納得の演奏を、聴かせてくれる事でしょう。今は、きっと熟成を待ち、休養も取りながら、自分を見つめながらの音楽以外の人生も糧を、磨いていらっしゃるでしょう。自然体で、内から出てくる情熱的な音楽を、スケールを更に増して、やがて、聴かせてくれるでしょう。この盤も、その過程。
0 people agree with this review 2013/01/20
小澤征爾さんの、第二の本拠地、アメリカでの、手塩に育て、共に音楽を想像してきた友人達との、ウィーン国立歌劇場の音楽監督を経て、日本のオーケストラとの久々のニューヨーク、カーネギーホール凱旋公演。氏の病状、体調の事もあり、万全の準備、リハを経ての公演とは言えぬが、小澤さん手中の曲、文字通り、命を振り絞っての音楽。何だかんだ言っても、公にし、残しておくべき価値のある演奏。オーケストラも、渾身の演奏にならぬ訳が無く、特に、かつて戦火を交えた日本とアメリカでブリテンの「戦争レクイエム」を、公演の最後に演奏するのは、人間、音楽家として、刮目すべき、氏の重要な思いが感じられる。重ねて、この公演が、氏の最後の海外公演にならぬ事を、強く祈る。「世界のオザワ」となった東洋人指揮の音楽を、日本人のみならず、今一度、西洋音楽の本拠で、奏でてくれる事を、願う、残酷かも知れぬが。このまま、我らがヒーロー、巨人、小澤征爾さんの音楽が、聴けないなんて!!!
2 people agree with this review 2013/01/19
テンシュテットのマーラー5番、EMIのライヴ盤は、ジャケットがどうしても気に入らないので、こちら、地元、大阪、あのフェスティバルホールでのライヴに手を出した。まあ、エグイ演奏だ事。よく付いて行った流石のロンドンフィル、もう、ホントにこのまま音楽が止まってしまうのじゃないか、と言う瞬間が、いくつもあって、悲鳴を上げている様。血しぶきと、ドロドロの涙の様なマーラー。こんな尋常じゃない、異様、壊れかけ寸前の音楽を引きだせるテンシュテット、ロンドンフィルは、狂人すれすれの、生身のマーラー理解者だったのだ。これこそ、ライヴ。
1 people agree with this review 2013/01/19
サイモン・ラトルがベルリンフィルの指揮者としての契約を、’18年の満了を持って、一旦更新しないらしい。意外であった。まだ先の話だが、指揮者としては、成熟の時期を迎える63歳で、2002年から務めて来た共同作業の地位をリセットするとは。立派に、研鑽、共同して、伝統と革新、音楽業界の最高峰の音楽、イヴェントも務め、21世紀のクラシックを引っ張って来たのに、サイモンともあろう人が、「64歳になっても」、自分が必要としてくれるか自問してとの事。指揮者としては、63歳は、健康ならば、まだまだ成熟、老いても、大家の道を歩む時期。サイモンが、望んでの事なのか、分からないが、ベルリン以外でも、残された人生で、やりたい、やっておきたい音楽、活動を、より自由に、これからも、披露してくれることを期待します、リヴァプール生まれの彼らしく。ベルリンフィルとのラヴェルは、やはり、べらぼうに巧く、見事、称賛されるべき流石の盤。
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