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Review List of madman 

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     2009/05/16

    '06年発表。ひたすらに軽快で浮遊感たっぷり。バンドも打ち込みも混在する彼らの自由なサウンド手法を、ジャンルでカテゴライズするのは無意味だ。何物にも捉われない無重力の宇宙を思わせる音像は、実にハイセンスかつ未来的。3rdにして理想的なポップの進化形を描いてみせた。

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     2009/05/16

    '06年発表。日本語にすれば"超弩級"とも言える、なんとも大胆なタイトルである。だが、名前負けを心配する必要はない。アコースティックなアルペジオから主張の激しいパワー・リフにメタリック・ソロまで、曲の個性に対するサウンドの巧みなマッチングは、松本孝弘の卓越した演奏力だけがなせる技。官能ボイスで歌い上げるエロスを漂わせても下品に陥らないリリック、その根底たるアイロニカルな視点と力強い人生メッセージを同居させるセンスも、間違いなく稲葉浩志特有のものだ。ふたりの天才が備える、この稀代のバランス感覚こそ、バラエティに富んだ全14曲と多彩な要素すべてに"メイド・イン・B'z"の説得力を付加する源。つまりは、彼ら自身がモンスターなのである。

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     2009/05/16

    '06年発表。緊急リリースとなった初の単独作品は、意外なくらいバンドでできない音ではない。「キッドA」以降の、感情を見失った無機的な電子音と独特の渇いたつぶやきのようで泣き声のようなボーカル。やたらとクオリティの高い、「ヘイル・トゥ・ザ・シーフ」まで3作からのアウトテイク集と言ってもいいくらいだ。全世界が待ち望んだ音そのものかもしれないが、本人はレディオヘッドとして発表するには、もはや慣れ親しんだ退屈な音だったのではないか。当時着手していたバンドの「イン・レインボウズ」はこれらの手法を封印し、再びまったく新しい見たことのない世界を突きつけてくれる、そんな予感を与えてくれた全9曲。

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     2009/05/15

    '06年発表。疾走感のあるポジティブなナンバーだ。歌詞も曲調も夜のドライブにピッタリで、アッチュのボーカルの存在感が際立つ。テクノもロックも飲み込んだミクスチャーな立ち位置、優れたポップ感覚が冴えわたる。

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     2009/05/14

    '06年発表。ザ・ホワイト・ストライプスのジャック・ホワイトとシンガー・ソングライターのブレンダン・ベンソンが、60年代のブリティッシュ・ビートを現代に甦らせるバンド、グリーンホーンズのリズム隊と始めた新バンド。それがラカンターズ。ジャックとベンソンそれぞれの嗜好が曲ごとに、その比率を変え、絶妙に混ざり合ったその音は、顔ぶれが予感させる期待を裏切るものではないはずだ。クラシック・ロックのコクが味わえると言ってしまうと、単なる懐古趣味と思われるかもしれない。しかし、それこそがこの4人が考えるロックが本来あるべき姿なのだと思う。

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     2009/05/14

    '06年発表。どこから切ってもプライマルらしい音が流れ出す通算8枚目のアルバム。ここでの"らしい"というのは作品ごとに音楽性が変わる彼らのスタイルを指してのこと。前作のエレクトロ・パンクから一転、約4年ぶりの本作は「ロックス」収録の4作目「ギヴ・アウト・バット・ドント・ギヴ・アップ」を思い出させるようなファンキーなロックーロールに貫かれている。ポジティブなバイブを発するボビー・ギレスピーのボーカルと、20年にわたってつるんできたリズム隊のグレーヴは、まさに彼らだけにしか生み出せないもの。聴けば聴くほどライブが観たくなるような生々しい1枚だ。

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     2009/05/14

    '04年発表。2枚の自主制作アルバムを地味に発表したあと、欧米進出を果たすも9.11ショックの余波を受け地味に沈黙。しかし4年間ひきこもっただけのことはある!と言えそなこの再デビュー盤。すでに傷ついた人もこれから傷つく人もみな優しく癒されそうな、謙虚で誠実な甘く美しい楽曲の数々。同じカナダ出身のナダ・サーフほかも参加。

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     2009/05/13

    '06年発表。前作「教育」は"椎名林檎"を東京事変に昇華するためのものであり、この2作目こそが本当の意味での1stアルバムなのかもしれない。もちろん「大人」でも、椎名林檎本人の占める割合は大きい。だが今作からは、メンバー各人がバンド内での役割を熟知したうえでの共鳴とせめぎ合いが見て取れ、顕著なファンクやジャズ、ボサノバといったアプローチもまた、バンドとしての自由度の中から生まれたものだと言えよう。さらには、ともすれば過剰なベクトルへと向かいがちだった"椎名林檎"的世界に、引きのスリリングさや、本来の意味での"オルタナティブ"感が自然発生的な形で加味されることで、各曲もより表情豊かとなり、心の呟きめ逆にストレートに伝わってくる。

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     2009/05/13

    '06年発表。活動休止の衝撃が残る中での初ベスト。そもそもTHE HIGH-LOWSには、THE BLUE HEARTSからの逸脱といった側面があり、"有"からあらたな"有"を作り出し、メッセージ性の皆無な歌をうたうといった結成当初に色濃いスタイルは、しだいに足枷になる可能性をはらんでいた。そういった意味では、今作には、自己との戦いの歴史が刻まれているとも言える。だが、同時に全18曲には、シンプルでビビッドな初期衝動が息づいていることも事実。そして我々は、そういった熱さに熱狂したし、感動したのだ。そう、混迷するシーンの中で"たかがロック、だけど好きなんだ"といった気持ちを再確認させてくれたのは彼らだった。本作を聴いてまた、血が全身を駆け巡った。

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     2009/05/12

    '05年発表。BOφWYとして活動を初めてから、25周年を迎える06年に向けて布袋寅泰が至高のベストを発表。つねに最先端を行く布袋寅泰のソロからの代表曲だけでなく、BOφWYやCOMPLEXのナンバーのセルフ・カバー、そして新曲も収録。

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     2009/05/12

    '05年発表。もちろん音作りの面でいろいろと指摘したいことは山ほどある。ノスタルジックな味わいのアコースティック調が快いC、和テイストがエモーショナルなギター・サウンドに炸裂するFなどなど。それこそ細かく見ていったらもうキリがない。だが、それ以上に印象的なのは、それぞれの"歌"が持つ空気感や温度、そしてにおいだったりする。おそらく感じがアナログ録音にこだわるのも、そこらへの事情なのだろう。逆に言えば、だからこそリスナーは、そんな楽曲にレコーディング風景を想像したり、自身の風景を重ね合わせることができるのではないか。皮膚感覚のする歌ものロック作。さりげなく凝った音作りの全13曲には、ナイーブさ、優しさ、シニカルさが交錯する。

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     2009/05/12

    '05年発表。B'zにとっては3作目のベスト・アルバムとなり、98年発表のDから、当時、アルバム未収録の最新ヒット曲@まで、全15曲のシングル曲を含み、さらにB'zのクリスマス・スタンダードの新バージョンEも収録される。全収録曲を通して、今日までの軌跡が改めて思い起こされるという点が、まず、ベスト・アルバムの大きな楽しみだ。実際、スタンダードなロックのスタイルを基礎にストリングスなど様々な色を加えながら、独自の世界を確立してきたこと、そしてダイナミックでワイルド、そしてエモーショナルであるという魅力を保ちながら、いっそう雄大なスケール感、大地に根を張るようた強さを身につけてきたことが実感できる作品だ。

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     2009/05/11

    '05年発表。昨今の80年代リバイバルの隙間から登場したデジタル・ロックな(←死語)2人組。聴いてみるとたちまちケミカル兄弟:アンダーワールド:プロディジー=6:3:1なんて数値が頭の中をかけめぐる自分も自分だが、模倣や擬似のレベルではないオリジナリティをしっかり感じることができる。ビートは生っぽいし、ジャケもいいし、今後の展開が楽しみ。

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     2009/05/10

    '05年発表。"謝罪会見"になぞらえたウィットに富むCMで話題だった本作。しかし中身は正真正銘マジである。どれもサザンROCK、サザンPOPとしか形容できない楽曲でありながら、無論どこを切っても同じの金太郎飴ではない。ボーカル、ドラム、ベース、ギター、キーボード、パーカッション、ホーン、ストリングス。各パートの比重・音色・ノリを巧みに変化させることで確立した各曲のキャラクターには、熱帯夜のまとわりてく熱気から爽やかに吹き抜ける海風の如き幅広さがある。ROCKとPOPの狭間で築き上げた立ち位置の領域を深め、広げゆく秀逸なアレンジ&メロディ・センスにはまったく脱帽。枯れない泉を持ちながら7年も待たせたことを考えると、確かに謝罪もやむなしか。

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     2009/05/10

    '05年発表。オリジナル・アルバムとしては約7年ぶりとなった12枚目。これまでどおり厳選された素材を、これまでとは異なる器具&方法で調理し(ハードディスク・レコーディング)、やはりこれまでどおり使い慣れた食器に盛りつけたような、そんな安心感と斬新感が混ざった仕上がり。特にケツメイシのRYOとコラボったKinKi Kids提供曲のセルフ・カバーAや、また初めてレゲエ・ビートを導入したDなどは意外な表情で楽しませてくれる。言うまでもなく音響デザインへのこだわりは尋常じゃないから、しっかり気合いを入れて向き合えば、より輝きを増す作品だ。大人の男が内包し続ける少年性といったテーマで詞を分析したら面白いかも……とか思いながら何度目かの再生ボタンを押す。

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