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0 people agree with this review 2010/03/03
'06年発表。エクスペリメンタルな音作りと甘美なソフト・ロックを融合させたような美メロ・サイケ・ポップを極め、ロック・シーンにおけるその地位を確かなものにした3人組が4年ぶりに作品を完成させた。前作のセールスが全世界で100万枚を超え、グラミーを受賞しようとも、この連中は決して日和ったりはしない。今回は、これまでのサイケ・ポップ路線にR&Bの影響を大胆に取り入れる一方、彼ららしいいびつさは残したまま、そのマジカルなポップ・ワールドの領域を、さらに押し広げることにみごとに成功している。
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0 people agree with this review 2010/02/27
'81年発表。東海林修は、81年に松本零士の人気アニメの劇場映画化『銀河鉄道999』の交響曲を担当。ここでもMC-8を電卓のように使ってオーケストラの譜割りを組み立てた痛快な逸話があるが、1曲のみ東海林修の希望で「大宇宙の果てへ-光と影のオブジェ-」というシンセサイザー曲が使われた。本盤はその好評を受け、映画のスコア全編を東海林修自らがシンセサイザー化した、本人がもっとも愛着を寄せる野心作。ジュピター-8、TR-808などが新たに加わり、7週間の録音期間のうち、大半をトラックダウンに費やしたという。映画版で唯一のシンセ曲だった「大宇宙の果てへ」はリミックス・バージョンで収録。
'05年発表。再結成やフジ・ロックでのライブも評判となった英ニューウェーブの代表グループ。Disc1は初期の代表曲のセルフ・カバー、Disc2はリミックス集という構成だが、セルフ・カバーはオリジナルの切迫感に及ばず、むしろリミックス集のほうが、彼らの楽曲の個性を、現代的な形にデフォルメしているように思う。
0 people agree with this review 2010/02/08
'82年発表。ライアル・ワトソンの同名の著書を元にしたテレビ・ドキュメンタリーのサウンドトラック盤。傾倒するデイヴ・グルーシンらの仕事に触発され、以前からシンセサイザーを効果的に使っていた大野雄二が、初めて本格的な多重録音に挑戦している。シンクラヴィア、プロフィット5、リン・ドラムなどの最新機材を駆使した音は、意外にも清水信之的作風で、隠れたシンセ・フュージョンの名作に。ヴァンゲリスの影響が見られる叙情的なタッチも見事な消化ぶり。自身がヴォコーダーで歌う「Windy Bay」が白眉。
3 people agree with this review 2010/02/08
'78年発表。70年代末に『ルパン三世』など日本テレビ出版の仕事が多かった大野雄二が、世界初の24時間放送番組のために、ハリウッド映画ばりの豪華絢爛なテーマ曲を書き下ろした。いまだ古びない、煌びやかなシーケンスのイントロが迫力。本盤は第1回オンエア時に発売されたもので、ピンク・レディーによる初代のキャンペーン曲や、手塚治虫アニメ『100万年地球の旅バンダーブック』の劇中曲などをまとめたもの。カール・セーガン風ドキュメンタリーのシンセ音楽など、未来への希望を音に託している。
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0 people agree with this review 2010/02/06
'10年発表。クラップ・ユア・ハンズ・セイ・ヤーやAU REVOIR SIMONEのメンバーで結成された新バンド/アート集団のデビュー作。ヨレヨレの歌唱法はCYHSY仕立て。一聴すると、彼らの新作のようにも聞こえるけれど、女性の参加もあるせいか、よりファンシーで、ドリーミーな内容に。レトロで温かみある風合いのアニーのKey.がいい感じに主張しています。
0 people agree with this review 2010/01/26
'03年発表。80年代初期のニューウェーブの代表的存在であり、インダストリアル的なサウンドの先駆けとなった彼らが、同時代の人気グループであったギャング・オブ・フォーのアンディ・ギルのプロデュースにより制作した復活作。ゲスト・ドラマーにはデイヴ・グロールを迎えており、ノイジーなギター・サウンドを展開。ジャズ・コールマンのボーカルが、以前より表現の幅を増したのも頼もしい。
0 people agree with this review 2010/01/23
'07年発表。先頃、レッチリを脱退したジョン・フルシアンテが結成したトリオが、3年前に発表した2作目が初CD化。強靭なリズム隊とともに奔放なギター・プレイと歌を閃かせるポスト・パンク〜サイケ作品。ポップとは言えないが、ジョンの歌心に貫かれ、意外に聴きやすい。
2 people agree with this review 2010/01/20
'10年発表。聴きながら、不覚にも何度か落涙しそうになった。せつなくて、とか、感極まって、だからではない。この音楽のありように心をガシッとつかまれたからである。アフロなポリリズムまでにこやかに取り込むリズムのひらめき、シーケンサーやシンセも適所に使う柔軟さ。型にハマらぬ発想・価値観を示唆するタイトルそのままに複雑で多層的な音だが、それでありながら明るい曲調で風通しのいいポップネスを実現させているのに感動する。そしてラスト3曲が表現する壮大さ!!スケールを広げ、順当以上の成長を遂げた2作目だ。
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0 people agree with this review 2010/01/20
'10年発表。おお。かなりの進境を示してるではないか?美男双子のバーネット兄弟がメインのこのバンドの2ndは仰々しくも濃密な世界に聴く者を一気に引き込んでしまう。民族音楽的な複雑なリズムはJAPANを思い出させ、さらにトリップホップの匂いがある曲もあったりと、UKの暗鬱マナーをまっとうに継承しつつも、この不穏さ・異様さは大変なもの。
4 people agree with this review 2010/01/20
'09年発表。今最も注目されている女性R&Bシンガーと言えば間違いなく彼女、アリシア・キーズ。JAY-Zの最新アルバム『ザ・ブループリント3』で参加した"EMPIRE STATE OF MIND"がモンスター・ヒットし、その勢いのまま突入したこの彼女のニューアルバム。先行シングルBはファンの心を鷲づかみにするアリシア節全開のラブ・ソングでその他にもMやビヨンセとのデュエット曲などアルバムの話題性にも事欠くことなく彼女のさらなる快進撃を予感させる内容となっている。
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1 people agree with this review 2010/01/16
'05年発表。97年のデビューから05年までの流れを集大成したベスト。ディスク1は3枚のオリジナル・アルバムの収録曲、ディスク2はリミックス・バージョンで構成している。イギー・ポップをはじめとする豪華なゲスト陣を迎え、ロック、デジタル・ロック、テクノ・ポップなどの境界を自在に行き来するフレキシブルなスタンスがよくわかる。
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0 people agree with this review 2010/01/10
'09年発表。PJハーヴェイといえば、オルタナ・サウンドに乗って情念メラメラともいうべき不気味なボーカルを聴かせるシンガーだった。しかし、'07年発表の8thアルバム『ホワイト・チョーク』はピアノ主体のサウンドになっていて、しかも通常のピッチよりも高いキーで歌っていたのでちょっとびっくりした。 そして9thとなる『ア・ウーマン・ア・マン・ウォークト・バイ』。13年ぶりのジョン・パリッシュとの共作で、ふたりの関係はイーブンというより、ジョンがPJのシンガーとしての魅力を最大限に引き出したという感じ(といってもプロデュースはフラッドなんだけど)。それはPJがジョンに対し無防備であるからで、もともと素質も魅力もあるシンガーがすべてをさらけだしているのだから、悪いアルバムになる理由はどこにもない。
'09年発表。07年にジョン・レノン・カバーのチャリティー盤にも参加していたレゲエ・アイコンの2作目。知っている人には説明不要だが、初めて聴くとレゲエという枠組みがまったく無意味になってしまうほどロックの攻撃力を持ち合わせている。3年ぶりのサマソニ出演も。
'09年発表。湧き水のようにふつふつと沸き上がるシンセ、細やかな羽音のようなハット、七色の滝や草原のような世界が広がる@。80年代のニューウェーブ期に活躍したコーギスのカバーAは、エールを思わせる、メランコリックなダウンテンポ。グルービーなベース・ラインとともにクリスタルの平原を疾走するようなB。そしてバトルズのドラマー、ジョン・スタニアーを迎えたタイトル・トラックは、リズムやシンセの音色、精緻なアレンジも素晴らしく、本作のハイライト。光のシャワー、ドリーミーな女性のボーカル・サンプル、溢れる程の多幸感に満ちたD。グッとテンポをおさえた、ディスコ・ダブ的あるいはバレアリックな趣もあるEは、15分を超える。
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