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TOP > My page > Review List of 三浦大根
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0 people agree with this review 2021/04/15
重厚な歴史小説とは一線を画す、もっとライトな歴史エンタメ、戦国エンタメというジャンルを開いた著者のい会心の一作。 読みやすく面白い、キャラも立ってるというエンタメの王道作です。 強いて難を上げれば、唐突に挟まれる「〇〇の文献に寄れば〜」という文献の引用で読むリズムが寸断されることです。 ささいな欠点ですが。
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この作品、映画化されましたが、アニメ化しても売れそうですね。 キャラ設定がアニメ的ですから。 それにしてもこの話が史実とは恐れ入ります。 日本の歴史は本当に面白いですね。
市井にはこのような才能ある人がまだまだ埋もれているのですね。 日本のエンタメ界は本当に底知れないのを実感しました。 本作はキャラ立ちした登場人物の活劇で本当に面白い。 これがデヴュー作とは思えない程エンタメのつぼを抑えています。
この話の根幹に関わるある不正ですが、これは相当無理があるのでは? 現実世界ではこんな判断は絶対しないでしょう。 そこから逆算した強引な筋立てと、キャラ立てを意識した主人公、フィクションのエンタメと割り切れば十分楽しめます。 わかりやすい勧善懲悪のいつもの池井戸節が楽しめます。
エンタメ作品としてとても良くできてます。 もともとドラマ的な作りなのでドラマ化にも納得です。 しかし、小説としてみると、実にわかりやすい勧善懲悪の話で小説的な深みがありません。 絶対正義である主人公&中小企業VS絶対悪の大企業 という構図です。 わかりやすい単純明快な話が読みたいという人も多いのでしょうが・・・
今の日本があるのは先人の膨大な犠牲の上にあるという、ともすれば若い人が忘れがちな歴史を噛みしめながら読む一冊です。 日本はもう東京裁判史観やGHQ史観から脱却し、太平洋戦争を語ることをタブー視するのではなく、再評価、再点検すべき時期を迎えているのでしょう。 この本の欠点は主人公を完全無欠の絶対正義のように書いていること、 主人公の最期の決断の必然性がないこと、でしょうか。 それを差し引いても良書ですが。
三浦しおんさんらしい一編です。 ちょっと特殊な業界をちゃっちゃと取材してちゃっちゃと書きましたという作品。 それなりに水準を保ってますが、新味のないストーリー、波乱のない雑な展開、類型的なキャラ作りなど、特に感銘を受ける作品ではありません。
島田荘司の感動傑作。 島田としては地味な構えですが、彼の最高傑作といってもいいかもしれません。 本格推理小説としても高い次元ですが、本作を特別なものにしてるのはそのヒューマンドラマです。 若者特有のの焦燥、痛切な感情と悔恨などが島田特有の熱っぽい筆致で語られます。
雪沼という架空の地の住人の物語。 連作集ですが、各エピソードに強い繋がりはありません。 伏線もありません。 様々な住人の小さなエピソードが穏やかに綴られます。 一時この地の住人になってその世界に浸る、そんな小説です。
バカミスで有名な作品です。 ですがミステリーとしての骨格はしっかりしてます。 実写化不可能の作品です(笑) しかしよくこの作品で賞に応募しようと思ったものです。 賞を与えた出版社の英断に敬意を表します。
0 people agree with this review 2021/04/14
日本推理小説の歴史上、エポック的な作品です。 この作品と島田荘司御大が社会派全盛だった推理小説界を本格主体に大転換させました。 まさにゲームチェンジャーといえる一冊です。 いまだにこの作品を越える作品は無いんじゃないか?と個人的に思ってます。 必読です。
日本人が地下鉄サリン事件やオウム真理教に興味を持つのは当然としても、なぜ作家である村上春樹がそれまでのキャリアから大きく逸脱した地下鉄サリン事件の被害者のインタヴューを敢行するに至ったのだろう? 全共闘世代の血が騒いだのだろうか? ともかくも膨大なインタヴューからヒューマンドラマが沁みだしてきます。 独特の感慨があります。
村上春樹が体を張った肉弾派突撃エッセイです。 オーストラリアを横断するのですから並みの酔狂ではできません。 そこに村上春樹ならではの鋭い洞察とユーモアが添えられます。 さすがです。
村上春樹の別な一面、ギャグとくだらないことが大好きな変奇人ぶりが遺憾なく発揮された一冊です。 元祖YOU TUBERといってもよいでしょう。 昨今の珍百景ブームを先取りさえしています。 こんな村上春樹も大好きです。
村上春樹のエッセイは素晴らしいと思います。 音楽を綴ってこれ程瑞々しく豊かに描出できるのは村上春樹以外には吉田秀和さんしか知りません。 あまりの文章の上手さゆえに、エッセイが曲を超えてしまってます。
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