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Nobou no Shiro (2 of 2)

Ryo Wada

User Review :5.0
(1)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784094085525
ISBN 10 : 4094085521
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2010
Japan

Product Description

「戦いまする」三成軍使者・長束正家の度重なる愚弄に対し、予定していた和睦の姿勢を翻した「のぼう様」こと成田長親は、正木丹波、柴崎和泉、酒巻靱負ら癖のある家臣らの強い支持を得て、忍城軍総大将としてついに立ちあがる。「これよ、これ。儂が求めていたものは」一方、秀吉に全権を託された忍城攻城軍総大将・石田三成の表情は明るかった。我が意を得たり、とばかりに忍城各門に向け、数の上で圧倒的に有利な兵を配備した。後に「三成の忍城水攻め」として戦国史に記される壮絶な戦いが、ついに幕を開ける。

Content Description

「戦いまする」三成軍使者・長束正家の度重なる愚弄に対し、予定していた和睦の姿勢を翻した「のぼう様」こと成田長親は、正木丹波、柴崎和泉、酒巻靱負ら癖のある家臣らの強い支持を得て、忍城軍総大将としてついに立ちあがる。「これよ、これ。儂が求めていたものは」一方、秀吉に全権を託された忍城攻城軍総大将・石田三成の表情は明るかった。我が意を得たり、とばかりに忍城各門に向け、数の上で圧倒的に有利な兵を配備した。後に「三成の忍城水攻め」として戦国史に記される壮絶な戦いが、ついに幕を開ける。

【著者紹介】
和田竜 : 1969年大阪府生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。03年に、脚本「忍ぶの城」で城戸賞を受賞。07年に同作と同内容の小説「のぼうの城」を刊行し、作家デビュー。直木賞候補、本屋大賞第二位となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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この作品、映画化されましたが、アニメ化し...

投稿日:2021/04/15 (木)

この作品、映画化されましたが、アニメ化しても売れそうですね。 キャラ設定がアニメ的ですから。 それにしてもこの話が史実とは恐れ入ります。 日本の歴史は本当に面白いですね。

三浦大根 さん | 神奈川県 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ミカママ

    スピード感ある戦国エンターテイメント、という新しいジャンルを和田さんが開拓したのではなかろうか。この分野の作品を、わたしのようなビギナーに手に取らせた功績は大きい。長親の人となりはよくわかるのだが、彼がなにを考えどう感じているのかはまったく伝わってこない…のも、実は魅力。映像化された作品も観てみたい、かつその後再読してみたい作品のひとつ。

  • 佐々陽太朗(K.Tsubota)

    武士が武士であった時代、男が男であった時代に、時と場所を得た強者どもが存分に戦う。そのような男どもに囲まれた男勝りの甲斐姫の恋。「のぼう様」の戦に馳せ参じ、命を賭す百姓どもは男のみならず、女、子どもまで。登場人物の生き生きとした様に心躍らせ、熱き思いに涙し、戦国の荒ぶる心に昂進する自分がいました。私の大好きな本に加わった一冊でした。

  • 青葉麒麟

    後半も面白かった。映画版はかなり原作に忠実につくってあるんだなぁ。石田三成の理想主義で熱い性格も不器用だなと感じるけど、嫌いじゃない(^-^;吉継の格好良さが光ってる。映画が又観たくなった。

  • hiro

    上巻に読了後、続けて下巻も読破。文句なしの面白さだった。上巻の感想で「もちろん、三成が負けるわけがないのだが、下巻が楽しみ。」と書いてしまったが、このような結末になろうとはw のぼう様お見逸れ致した。長親だけでなく、丹波、和泉、靱負という主な登場人物はそれぞれ個性的で、彼らが活躍する攻防戦の場面は、特に面白く読めた。でも、アウェーとはいえ、これほど兵力に差がありながら、忍城を攻略できなかった三成では、関が原で家康に勝てるはずがない。映画でのぼう様の田楽踊を観るのが楽しみだ。

  • ehirano1

    「もう、みんな、どんだけのぼう様のこと好きなんだよ」との言葉がぴったりの下巻でした。 また、戦国時代における「静」の魅力もしくは不思議さを味わえる作品でした。最終章では敵味方双方に「漢」を見ることができます!(かなりカッコよかったです)。 尚、解説も秀逸で本書並みに楽しめます。

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