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Review List of ヒューブーン 

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  • 1 people agree with this review
     2010/03/30

     喫茶店でこれみよがしに流れていたのを聴いた時、思わずマスターにCDのタイトルを尋ね、ショップへ行って衝動買いをしてしまった。 そこまでインパクトの強かった一枚だが、その後あまり聴く気がせず、CDラックに埋もれてしまっている。よくできたアルバムだとは思うが… シンセサイザーの音が、フルオーケストラに比して退屈なのだろうか?

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     2010/03/24

    シノーポリのマーラーは、たまたま1番と5番だけが好きだ。
    そのカップリングだからという理由で★5つ。

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     2010/03/23

    『大地の歌』は、曲自身を好きになれないので、ここでの評価はやめておく。
    『交響曲第4番』と『プラハ』は、文句なく素晴らしい。
    『4番』は、バーンスタイン盤を例外とすれば、ベストワンと言えるのではないだろうか? 個人的にだが、アバドやテンシュテットなどよりは、このワルター盤の方が好きだ。ただ『プラハ』も含めて、あまりワルターを感じないような気がした。よって必ずしもワルターファンにお薦めと言うわけではない。

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     2010/03/21

    内田光子/テイト のモーツァルト協奏曲全集は、同全集の圧倒的ベスト盤だとは思うが、唯一、第24番の2楽章だけはいただけない。 この「装飾」と言うか「編曲」は、なにより「必然性」を感じないばかりか、この曲を聴きなれた耳にプラス効果をもたらすことは有り得ないだろう。これほどのピアニストがなぜこのような愚行を?と首をかしげずにはいられない。

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     2010/03/21

    「お祭りモーツァルト」が好みの人には あまり向かないかもしれない… どちらかと言うと、”うつろな目をしたモーツァルト”である。 僕がこのCDsを買ったのは,もう10年以上も前であるが、当時このCDsはフィリップスから出ていたので、この全集の評価としては(とりわけ録音などは)必ずしも適切ではないかもしれないが、この作曲家の「闇のホンネ」を表現したアルバムとして稀有な価値を持つ、同全集のベスト盤である。

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     2010/03/04

    これはもはやブルックナーではない。したがって、好きか?嫌いか?のみが評価の基準となる。 この4番は『嫌い』だ。カラヤン=ブルックナーの悪い面がモロに飛び出してきたようで、聴いていてストレスがたまる。 9番は、見事!としか言いようがない。曲そのものの完成度がカラヤン臭にビクともしなかったのか?カラヤンのテクニックが曲そのものを別物に入れ替えてしまったのか?ものの見事に加工された超一級のゲイジュツ的イミテーションである。

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     2010/02/26

    技術的水準の高さに関するホメ言葉ではあるが「技術に魂が追いついていない」と感じざるを得ない。 
    選曲からしても、聴衆に媚びるタイプではなく、芸術家として透徹したスタンスであることが窺える。ただ 僕としては、一軟弱リスナーとして もうちょっと耳あたりのよい、リスナーを単純に気持ちよくさせてくれる演奏を望みたい。

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     2010/02/21

    あまりにマニア受けの演奏だと思う。
    奇をてらったりしている痕跡は皆無だが、自然と醸し出る「バレンボイムの音」そのものが,通常人のものではない。 かつて誰だったか(批評家)が「19世紀の音」と評していたが、その表現はピンとこない。とにかくオーソドックスな仮面をかぶった異星人 的な不思議な位置付けの演奏だ。マニア受けというより、「好きなひとは好き」的演奏だと思う。

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     2010/02/14

    これは 他の同曲ディスクとは全く別の音楽である。いやそれが言い過ぎだとしても、少なくとも 表現している世界は別次元であるとはいえる。
    その世界が、はたしてマーラーの望んだものかどうかは判らないが、そうでないとしたら、クレンペラーの表現はマーラーの発想を遥かに超えているということの証明に他ならない。
     ここでレビューを書かれていらっしゃる全員の方が★5つというのも完全にうなづける。

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     2010/02/08

    古代ギリシャなどを舞台にした場面のBGMのような印象だ。
    集中してジックリ聴くにはちょっと物足らない気もするので★4つが限界だけど、この値段を考えたら、少しでも興味あるリスナー諸氏は「買い」である。

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     2010/02/07

    「コレはゲイジュツだぞ!」という”これ見よがしさ”がない。
    音楽とは本来このような姿であるべきだ、と、当然のことを考えさせられた次第。
     500円!はたしかに安過ぎ!

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  • 4 people agree with this review
     2010/02/06

    ここに投稿されていらっしゃる方々の感想では、むしろ「否定的で評価の低い方々」の意見に共感を覚えます。 たしかにそうだと思えます。
    でも僕の評価は★5つ! 
    この演奏の魅力は、ヘタな人為を感じないということです。確かに醒めて聴こえる部分も多く、天衣無縫な明るさ(軽さ?)は希薄かもしれませんが、曲自身に耳を傾ければ、モーツァルトが自然に人生の喜怒哀楽を語ってくれている… そんな感じの演奏だと思います。また曲によっての善し悪しのバラつきが少ないことも魅力の一つで、僕的には 内田光子の盤と並ぶ、同全集中の金字塔だと思えています。

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     2010/01/30

    記録としては貴重だし、名演だとは思う。
    しかし「ハフナー」や「8番」などを聴く時に、あえてこのCDを選ぶ必然性も感じない。よって★4つが限界だと思った。

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  • 2 people agree with this review
     2010/01/30

    個人的好みの問題で恐縮だけど、平原綾香のクラシック・カヴァーには共感よりも抵抗を覚える。原曲の魅力を伝えてないばかりか、なにを伝えたいのかが理解できない。

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  • 1 people agree with this review
     2010/01/30

    メンデルスゾーンのピアノ協奏曲は、むちゃむちゃ「ベタ」な音楽だとは思うが、どういうわけだか僕の聴覚を捉えて放さない魅力がある。今までト短調とニ短調の2曲しかないと思っていたので、この3番は掘り出しものだった。このホ短調の協奏曲もまた実に素晴らしい。この曲に出会えただけでもこのCDは、個人的に★5つを捧げたいところだが、他の曲の演奏がイマイチだ。シャイーのメンデルスゾーンは、悪くはないが、例えば同じイタリア系のアバドなどに比して 突出した(この作曲家との)相性のようなものは弱いと思う。

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