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0 people agree with this review 2011/03/19
テンポは遅め、重厚、じっくり、荒々しくも丁寧。高い緊張感を持っての名演奏。立ち上がりなさい、勇気を持って、荒波を進んで生きなさい、と言うというような祈りの曲。迫力に満ちた巨匠の音楽が、ここにある。厳しい、引き締まった、2001年バービカンでのライヴ。
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1 people agree with this review 2011/03/08
マッケラスとシュターツカペレ・ドレスデンが組めば、音楽的良心と伝統が相まっていい演奏にならない訳がありません。しかも、曲目は、シューベルトにモーツァルト。教会の深い残響と美しい響き。
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1 people agree with this review 2011/03/03
これは、初演の翌年、’63年のライヴではないでしょうか?だとすれば、ジュリーニ40代、ロンドンにてステレオ収録、会場、録音のノイズが目立つのは仕方ありません。ジュリーニらしく、深刻と言うより、なめらかな歌謡性も目立つ、が、作曲者ブリテンも室内オケを指揮し、ピーター・ピアーズ出演の貴重なライヴ、この曲の本質、戦争の愚かさと鎮魂、和解と、繰り返してはならぬという理念は、外れていない。鐘の音が印象に残る、名演。世界は、いつになったら、この曲を歌わなくていい様になるのだろうか。
3 people agree with this review 2011/03/02
御大ヨッフムのハイドンは、DGでの、同じくロンドンフィルとの名盤がありますが、こちらは、同時期1973年の、ロンドンライヴ盤。迫力、切れ味を増し、ヨッフムにしか出来ぬ、慈愛に満ちた、自然、貴重な独自の名演奏。ヒンデミットもヨッフムの隠れた得意曲で、好演。鐘の音が印象的。嗚呼、何から何まで素晴らしい。
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2 people agree with this review 2011/03/01
鬼才、天才、のピアニスト、ファジル・サイのモーツァルト協奏曲集は、粒立ちのいい音、選曲の良さもあって、ノリのいい、奔放な、センスのいいモ―ツァルト。そして、繊細。
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6 people agree with this review 2011/02/16
本当なら、もっと騒がれ、大きく扱われてもいいグラミー賞受賞。だって、東洋人である日本人の女性が、ヨーロッパの古典となる作品を、アメリカで、アメリカのオーケストラを指揮し、独奏ピアノを弾いて、認められ、受賞したのですよ。それだけでも、凄い、めでたいし、称賛に値する。細かい神経、ニュアンスも込められた、それでいて一本芯の通ったモーツァルト。快挙、名演。
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0 people agree with this review 2011/02/06
準・メルクルさん、MDR響とは、地元ライプツィッヒのメンデルスソーンに取り組んでおられます。N響と録音している曲もあり、これからどうなるのでしょうか。実直、丁寧、合唱も含め、けれんみのない安心して身を委ねられる演奏です。期待を裏切りません。いい音楽を生み出して、これからも地道にメルクルさんの指揮者道を、歩んで行って欲しいものです。
1 people agree with this review 2011/02/05
評論家さんの御意見より、ご自身が、どうこの音楽を求め、出逢い、実際に聴いてみて何を感じるかのほうが、大切。ここに、何でも有り、評しきれない程に、多様で、真面目で、楽しい音楽が、あります。ヤルヴィは、クリスチャンも只者では、ありませぬ。
3 people agree with this review 2011/02/03
名匠マッケラスは86歳でお亡くなりになられましたが、80歳を越えるこのライヴも、若々しく、歌い、弾み、燃え、驚くほどに、全く年齢による衰えなど、微塵も感じさせません。大らか、ダイナミック、強振、細やかさも併せ持ったライヴ演奏。見事。貴重な、わずかなミスも許されぬ、一瞬にして発せられる、生き生きとした音楽を、CDという形で聴き取れるのは、有難い。
5 people agree with this review 2011/02/03
流石、サロネン、フィルハーモニア、好調なのは2010年の来日公演でも証明済みですが、交響曲史の極致たるこの曲でも、明確、明快、こんなところで鐘なんか使われてたのかと、知らしめてくれました(ウィーンフィルとの公演が実現しなかったのは、残念)。意外や、4楽章は、じっくり、旋律を歌わせ、マーラーの慟哭を見事、表現しています、ライヴでは、やはり、燃焼、気持ちの入った演奏をする人です。
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1 people agree with this review 2011/02/02
ティーレマンの実力が分かるモツレク、重厚だが、清々しい。何と言っても合唱がいい。聴きやすいモーツァルト。いい演奏です。名盤だと思います。
4 people agree with this review 2011/01/31
クーベリック氏にとっては、結果的に最期の演奏会となってしまった、東京サントリーホールでの「我が祖国」ライヴ。細かい表情付けも見事な、恰幅の良い、心のこもった(乗り移った)、名演奏。あとは、実際に聴いてご理解ください。よくぞCDに遺してくれました。
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1 people agree with this review 2011/01/31
実に小気味よい。古楽だけれど、それほど古楽臭くはない迫力、爽やかなシューベルト。小気味よい、リズムは跳ね、小気味よい。ピッチは現代オーケストラと同じで小気味よい。頭でっかちなところもあまり感じられない秀演。楽しい、直線的ないいCDだ。
3 people agree with this review 2011/01/31
バンスタイン、コンセルトへボウのシューベルトは、合います、晩年の演奏なのでテンポは遅め、重々しいが、快演。迫力満点で快活、これ以上の演奏はなかなか出てこないでしょうと思わせる、技と情念、快活、じっくり、正面から立ち向かった迫力一杯のシューべルト。貴重、買い演。
20世紀を代表する、バーンスタイン、ウィーンフィル絶好調の第九、ライヴの熱み、緊張感、熱みも聴き取れ、崇高、大きなスケールを持ち合せた、模範的熱演、カリスマ、バーンスタインのベートヴェンに捧げ、挑む姿勢が、全開。録音、ちょっと不満もあるけれど、感動、感激の熱演、聴き継がれる名演奏。
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