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Review List of robin 

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     2024/08/15

    8枚組全集で持っている。聴き初めは音の伸びやかで明るい美しさに心と耳がとらえられるが聴いているうちにやや飽きてくる。美しさが目立ち、音にバッハとしての深みが足りないと気ずく。そのへんが、昔のバリリやラウテンバッハー、バルヒェット、シェリングと違うところかなと思う。かといって、ムローヴァやフィッシャーの新感覚のバッハでもない。音はすごく良い、が演奏は音の如何にかかわらず正直だ。聴いていてどこかフランチェスカティのバッハに似たところがあると思った。明るいバッハなら、グリュミオのほうが成功していると思う。アッカルドは(四季)も2回録音しているが、このバッハと同じ感想である。

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     2024/08/15

    生理現象でトイレでも行きたいのか、と勘繰りたくなるほどせかせかとした落ち着きのない演奏。こんなバッハは私は敬遠。星4の方は本当にこの演奏を楽しんでいるのかと失礼ながら思う。演奏に浅ぽさが出ている。昔のラウテンバッハ―やアルテンブルガー、バルヒェット、シェリング等のしっとり落ち着いた演奏、新しくは新鮮な感覚にあふれたムローヴァのほうがずっと良いのは明らかだろう。

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     2024/08/15

    セットで出ているが、セットCDは取り出しが面倒なのと、何となく音圧が薄く音色も薄れているように感じるので、時間はかかるが1枚物を集めている。(セット品のほうが音が良い場合もあるので1枚物が良いとは限らない、と断っておこう)。ツァハリアスの旧録だが演奏は極上で決して失望はしない。新録も1枚物をせっせと集め出し聴くのが楽しみだ。ツァハリアスはセンスの良いピアニストだと思っていて(ペライアやブッフビンダー、コワセヴィチ、アンスネスなどと比べると分かる)ピアノ四重奏曲も聴いてみてください、ニュアンス抜群の演奏を受けあいます。彼の指揮にも注目し眼が離せない演奏家である。

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     2024/08/15

    いわゆる初期盤だが、そんなことはどうでもよい、ここに聴くは天才的な音楽家が楽譜をどう読み音化するかという見本でもある。普通のきれいごとの音ではなく、並みの演奏家では思いつきもしなし出せない音の響きであり、旋律の扱い方、楽器の微妙なバランスにもカザルスの天才性が表れている。LPでカザルス指揮のリハを良く聴いたが、素人の私には音、響きの違いなど分かるはずがない。とにかく並みの指揮者、演奏家の出す音とは次元の違う音、響きである。弦楽器の奥義を極めた人の神技ともいえる音楽芸術がここにある。(この世に天才はいない、いるのは天才的な人間だ)といったのはW・チャーチルだが、そうだとしたらカザルスは最も天才に近ずいた芸術家の一人であろう。チャーチルはモーツアルトの音楽を聴いたことがあるのだろうか、モーツァルトこそは天才的でなく天才そのものだろう。

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     2024/08/15

    以前テイトのハイドンを聴いて感心したので、今回モーツァルトを聴いてみた。ハイドンと同じく堂々とした中に繊細なニュアンスがあり実に好ましいモーツアルトの40,41番の演奏である。ECOにはデっカ録音のブリテンの40番、38番等があるが、テイトのほうが表情が豊かである。LSOやACO、VPOを振った名前だけ一流指揮者のモーツアルトよりどんなにいいか、名前や世評によらず自分の感性に合った演奏をこれからも求めていかなくては、と思った次第である。音も良く、テイト賛としたい。

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     2024/08/14

    今ほどリマスターCDが出ていないときに初めて買ったWFの第九のCDで懐かしい絵柄である。手ずかずの音という感じで良い音とは言えないが会場の雰囲気が出ていると思う。今ではもっと良いと思われるCDが多く出ているのでCDとしてはものたりなさもある。音色感は少なく洗練された音ではなく、価格相当というべきか。いわゆるニコライの第九と呼ばれている演奏だろう、私はFURT1075で持っている。何でもかんでもすぐSACDにしてほしい、という方には無縁のCDであろう。

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     2024/08/14

    5番のみ。フランクフルト放送との演奏CDも聴いたが響きの美しさはこちらのほうだ上だ。音に艶があり、当然演奏も美しいが、それだけでなく雰囲気豊かで優れた演奏だと思う。終楽章も力強く、バーンスタインのようにあっさり気味ではない。ヤンソンス・WPOより引き締まった美しさがあり演奏もより聴かせる。聴いていていい曲だな、と改めて思わせるような演奏である。(しかし、モノラルを含めムラヴィンスキーはどの盤を聴いてもすごいと思う。)

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     2024/08/14

    これは失望した演奏。これほど軽く味わいのないバッハはクレメール以来である。Absolutely,旧盤を聴くべし。昔のアルテンバッハ―やラウテンバッハのほうがずっと良い。

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     2024/08/14

    今、モーツァルトのヴァイオリン協にかなり凝っている。それなりの演奏を聴いてきたがライヴクラッシクの演奏CDを聴いてからもっと聴いてみたいと思った。マゼールもプロ顔負けの腕前でセンスも一流だ。カントロフのが廃盤みたいになって見つからなかったが具合よくここで中古CDだが出会って良かった。演奏の想像はつくがじっくり聴いてみたい。(余談だが、カトリン・ショルツのを久しぶりに聴いてみたが、グリュミオやオイストのほうがはるかに上手い。マルツィは興味薄)

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     2024/08/14

    アンスネスは、ベートヴェンでもショパンでも今一つ音の魅力に欠けるピアニストだと思う。このラフマニフも聴いていて演奏に引き込まれることはなく、それなりの演奏止まりという感じである。最近、素晴らしいベートーヴェンのピアノ協奏曲のCDを見つけた。試聴コーナーで聴いただけだが、オケもピアノも並みの演奏とは一線を画したニュアンスとセンスに溢れた演奏だと感じた。注文中なので後日感想したい。アンスネスね、ややあっさりかな。

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     2024/08/14

    私に言わせればやはりセルが響かすワグナーは音の整理屋さん的ワグナーである。リングのモチーフを知るには良いだろう。しかし、純粋に演奏という観点からは底から大きくうねったり深く沈みこんだり官能的な響きのニュアンスに欠ける。どの指揮者が演奏してもワグナーはワグナーに聴こえるが、フルトヴェングラーやクナ、クレンペラーのワグナーとはそのあたりが根本的に違う。私にはセルよりランスドルフのワグナーのほうが魅了的に聴こえる。

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     2024/08/14

    後のウィーンフィルとの演奏よりこちらの演奏を好む。ウィーンとのものは美しいが構成力が落ち音楽に勢いが欠けベームの意志の弱さのようなものを感じる。一方、このBPOとの演奏は響きに充実感があって演奏が積極的である。ベームなら何でもウィ―ンのほうが良いというのは音楽演奏を頭で聴いている優柔不断な人に多いようだ。コンセルトヘボウやウィーン饗との演奏も聴かなくてはならないだろう。

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     2024/08/14

    私がリマスターCDやSACDをなぜ嫌うのか。音を良くするためコンプュターで数字やカーブ等を修正するのだろう。そして音は良くなる、がその結果微妙なノイズに含まれるホールの響きや雰囲気も除かれる。これがいけないのだ。もっとも大事な会場の雰囲気が除かれてライヴ感が低下し、ライヴ演奏がセッション録音のようになってしまう。ライヴなのだから多少のノイズや観客の咳があって当然。オタ_、グラン_、デル_、オーパ_等 音はきれいが味わいに欠けた音に変わっていることが多い。音に化粧しているかのようだ。多少音にノイズやざわつきがあろうとライヴ感豊かに聴いたほうが感激して聴ける。評論家やメーカー等の刷り込み的な説明に惑わされないで聴こう。すれば安価なCDで十分であることが分かる。

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     2024/08/13

    私の最愛のメンコンの演奏である。フルトヴェングラーの響きが圧いとか重いとかの評価があるが、ここに聴くヴィートの素晴らしさは、例えばフレージングのちょっとした変化に天才的な能力の高さを示している。中間楽章の心に沁みわたるヴァイオリンの高貴な音はいかばかりか。また、終楽章の大空に向かって謳いあげるかのような晴れやかな音、すべてが音楽の塊のように思う。なるほど、キョンファもナージャもフェラスもいい、だがヴィートの奏する音楽は大きく次元が違う、という気がする。フルトヴェングラーの感化もあるかも、と思ったりする。(戦前、諏訪根自子がクナの伴奏でブラームスを弾いた時と同じように)

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     2024/08/13

    若干ステレオプレゼンスを加えているような音でとても聴きやすい。44年のレーンのベートーヴェン(一般の演奏評価は高くないが私は大好きである。レーンの真摯で深く掘り下げていこうという積極的な姿勢が音に出ている)など全くノイズがなく低音が分厚く響いてくる、DGとどちらが良いか迷うが私の好みはDGになる。DGのほうが演奏の生の雰囲気が音に出ているように感じる。しかし音圧が高く艶があるのはアンドロメダのほうで、DGは音に透明感があり生生しさが感じられる。これは聴く人の好みに任せよう。このレヴューはA)のCDPで聴いた感想だが、B)のCDPで聴けば違った印象、結果になると思う。(CDPは安価だが3台持っている。)あと、52年のヴィートのメンコンも艶があり香りあるロマンの響きで好ましいがレーンのほうが良い音だ。(テープ録音だからだろう)

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