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Review List of テディおじさん 

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  • 4 people agree with this review
     2023/06/28

    演奏はマーラーやブルックナーでのバーミンハム響やベルリン・フィルと歴史的名演奏を残しているラトルとは思えぬ平凡かつ妙に気を衒ったものであり、曲想にマッチしているとは言い難いカデンツアといい、繰り返して聴く気になれない内容のCD(SACD) でした。
    また音質もライブ収録とはいえDSD256フォーマット収録の良さが全く感じられず、むしろ1ビットの弱点である歯切れの悪いヌメーとした音質が目立ち情報量や帯域バランス、迫力に欠けるもので、昔のアナログ収録のオイストラッフ、クリュイタンスのCDの方が(演奏内容は言うまでもなく)音質面でも情報量、帯域バランス、臨場感全てで遥かに良いので、DSDで収録すれば最終商品の音が良いというものでは無い事の証明になっています。

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     2023/06/26

    演奏が超名演であることは言うまでも無いが、この38センチ/秒、2トラックから復刻されたというCDの音質については、この演奏のCDの中では、かなり良く出来ていると思うが、前に出ていたSpeaker Cornerのオリジナル・アナログ・マスターからラッカー盤を切り直して新しいスタンパーにより念入にり制作された180g重量盤LPの濃密、重厚な音質と比べると、かなり淡白で厚味の無い音質であり、やはり良いアナログ収録物は、出来るだけ若いアナログ・マスターから帯域制限や階調制限の無いアナログLP製品の方が音質的に遥かに優位であることが感じられる。

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     2023/06/25

    セレクションの仕方がベートーヴェンの田園交響曲がベルリン・フィル(1962録音)とフィルハーモニア響(1951録音)の両方が入っていたりと、アッセンブリーに一貫性は見られませんが、組合せからすると異色とも思えるグレン・グールド独奏、ベルリン・フィルのベートーヴェン ピアノ協奏曲第3番の意外な名演や、ギーゼキング独奏、フィルハーモニア響とのベートーヴェン ピアノ協奏曲第4番、第5番の文句無しの名演が入っていたりと、個別の1枚のCD だけでも、この組合せ値段以上の価値があり、かつこのEU製造のCDの音質が国内盤より、はるかに優れており10枚組で、この内容、音質で、この超廉価が信じられない素晴らしいものでした。また10代-30代頃までは、その(ベームなどと比較して)音楽、見た目の派手さで毛嫌いしていたカラヤンの音楽が、(最近の演奏者と比較すると)かなり正統的にしっかりしたものであることが認識され60代になって逆に好きになってきました。

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     2023/06/23

    演奏そのものは、この曲のリファレンスとも言える素晴らしいものですが、本重量盤LPの音質はとても酷いものです。理由は再生音質の忠実度の非常に高い重量盤LPで、元の素晴らしい音質のアナログマスターを、(アナログLPを作るのに有害でしかない)デジタル媒体作製用の24ビット/96kHzリマスターで空気感が損なわれ、かつデジタル歪み満載の情報に劣化させたマスターを使用して、それらのデジタル化で生じる空気感の欠落、デジタル歪みによる音の粗さ(アナログマスターでは感じない耳に不快と感じる成分の混入)が重量盤LPで見事に(残念にもと言うべきか)再生されており(良いアナログ再生機器を使えば使うほどデジタルマスターの音の悪さが如実に判り、耳の良い人には酷い再生音と感じられる)、このような意味の無い重量盤LPを製作、販売するWarner Classicsの、ただ重量LP化すれば高値で、ある程度売れて商売になるという
    認識での重量盤LP作製には音楽媒体製作のプロとしての恥が無いのかと思う。調べて見るとWaner Classicsの新しい全ての重量盤LP作製でデジタルリマスターを使用するという愚の骨頂がされているようで、アナログ重量盤LPを手間をかけてオリジナルアナログマスターを使用して元の空気感、空間情報満載でデジタル歪みを一切含まないラッカー盤、スタンパーにより、アナログマスターを彷彿させるような音の良い、気持ちの良い(デジタル歪みで神経を逆撫でされない)本来あるべき重量盤LPを(実際にグラモフォン等見識のある他社は、そうししている)作るのが、せっかくの素晴らしい演奏、音質のアナログマスターを所有する会社の責務だと考えます。(デジタルリマスター使用なら半値で買えるCDで十分です)

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     2023/06/19

    演奏自体は素晴らしいのだが、問題は、この重量盤LPの酷い音質である。本来、良い音質のアナログマスターテープには、(デジタル間引きサンプリングでは欠落する)収録時の空気感、奥行き感等の雰囲気情報が漏れなく含まれており、良い重量盤LPを製作するには、重量盤専門LP製作販売会社であるSpeaker CornerやClassic Recordsがやっていたように、アナログマスターテープより直接(当然アナログのままで)ラッカー盤を製作し、それによりスタンパー製作、重量盤を完成するのが、優秀アナログマスターテープの存在する録音物の最良の音質のLP製作方法なのだが、愚かにもこのWarner Classicsは重量盤LPの形にして出せば売れるとの頭しか無く、せっかくの雰囲気情報満載のアナログマスターを、多大な情報欠落し、空気感が全く無くなるデジタル(間引き)変換をしたデジタルマスター(24bit/192kHzサンプリングといえでも無限bit/無限サンプリンのアナログマスター音質を維持することは不可能)を愚かにも作成し(おそらく重量盤LPの面倒な手間を少なくするためのみに)それをまたアナログ変換し直してラッカー盤を作るという音楽媒体製作者としては信じられない工程で良いアナログマスターの美点を全て消し去る方法で意味の無い重量盤LPを製作しており(更に愚かにもデジタルマスターを使っていることを恥とも思わずに宣伝しているプロと思えぬ耳の悪さ)結果的に、せっかくの良い音質のアナログマスターを使って(馬鹿げたアナログー>デジタルー>アナログという音質劣化の無駄な変換をしたために)良いCD/SACDより音の悪い重量盤LPを販売するという超愚行の製品となっている。アナログマスターを持つ収録の良い音の重量盤LPを、それなりに高額販売するのであれば、他の重量盤製作者がやっているように、元のアナログマスターの情報量をなるべく損なわないように、手間をいとわず、きちんとアナログマスターから直接ラッカー盤を切って空気感、雰囲気感満載のアナログマスターの音の良さを再現した重量盤LPを製作すべきである。(デジタルマスターによるなんちゃって重量盤LPなどプロとして作るべきでは無い)Warner Classicsの音楽媒体製作者としての見識の低さを痛切に感じます。

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