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Review List of madman 

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     2008/08/17

    '08年発表。クラクソンズとのツアーや大沢伸一のチョイスで話題となったアイルランドのエレクトロ・ユニット。キテレツなネーミングを裏切らないノイジーなシンセの波状攻撃とアシッディなクールさは、かつてのケミカルにも通じるスケール感。まさに救世主的"ニュー・ロック"の降臨!

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     2008/08/17

    '91年発表。やはり"テクノ・バンド"としての808を一般に知らしめたのは、やはり本作。ここに収録された「キュービック」「イン・ヤー・フェイス」は多くのクローンを生んだ、ハードコア・テクノのプロトタイプと言える。とはいえ、このアルバムで彼らのテクノ的側面のみに耳を奪われてはいけない。ここにある音楽の多面性は実際驚くべきもので、聴くたびに新しい発見がある。テクノ・ハウスを越えたクラシック・アルバム。

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     2008/08/17

    '78年発表。冨田勲「月の光」に感銘を受け本格的なシンセ・サウンドに挑戦。松武秀樹のモーグVを舞台に上げたのも、前年の「ゆく年くる年」とYMOより早く、そこで演奏されたベートーヴェンのシンセ版「合唱」が「ヨ・ロ・コ・ビ」と改題して再録音された。リズム隊は前作と同じで、NYで録音。ベアズヴィルに移ってのシンセのダビング作業には、名匠ロジャー・パウエルを招いた。同行した松武秀樹との東西プログラマー対決は聴き物。ロジャー・パウエルはおなじみプローヴを弾いているが、松武秀樹はこの録音でオーバーハイムの存在を知って、帰国錚々に購入を決めたとか。初のシンセ作品を記念して、冨田勲「新日本紀行」を歌詞付きでカバー。

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     2008/08/16

    '82年発表。新作としては2年ぶりの登場。この間、FM音源のシンクラヴィアがスタジオに導入されており、その研究のための小休止だったのか、以降は"プラズマ・シンフォニー・オーケストラ"名義でのリリースに。今作は20世紀の作曲家フェーデ・グローフェの31年の組曲で、アリゾナ州北部の名所「大峡谷」を音で表現した管弦楽曲。ラヴェルの「ボレロ」のように厳かに始まる「日の出」、「赤いさばく」はFM音源らしい艶やかなベル・サウンドが印象的に響き渡る。「山道を行く」では、いつものユーモラスな冨田サウンドが復活。通常はウインド・マシンを使う「豪雨」で、自身が体験した落雷の音を見事にサウンド化している。

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     2008/08/16

    '76年発表。英国の現代音楽家、ホルストの17年作品の編曲だが、34年の逝去時にホルストの遺志で編曲を禁じた、いわくつきの作品。「木星」のコーラス・パートのみに大勢の合唱隊を必要とするため、上演されにくい演目として知られるが、冨田勲はモーグの真骨頂とばかりに、分厚い合成人声コーラスでハイライトを飾っている。イントロでは、パンチカードに打ち込んで作曲できる手回しオルゴールが登場。管制塔と宇宙飛行士の会話の場面に、シンセサイザーで合成した"パピプペ親父"の声を富士山の五合目からトランシーバーで飛ばし、空気中の電波やノイズが干渉した音を使うという、自然現象とのセッションという発想も冨田勲らしい。

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     2008/08/16

    '76年発表。ショートピース中心の過去作から一転して、初の長編作品に挑んだ第3作は、ストラヴィンスキーのバレエ組曲。前2作がピアノ曲だったのに対し、初の管弦楽曲を取り上げたこともあり、オーケストラ編曲はより壮大に。「魔王カスチェイ」を宇宙人になぞらえた新解釈は、SFマニアの冨田勲らしい。シタール風の弦楽器表現や、人声合成による深いエコーの混声合唱、京劇風のコミカルなパーカッションなど、モーグのシステム55が新たに加わって、表現もより多彩に。後半は「月の光」、「展覧会の絵」のアンコール編として、ドビュッシー「牧神の午後の前奏曲」、ムソルグスキー「交響詩"はげ山の一夜"」を収録している。

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     2008/08/16

    '75年発表。ムソルグスキーの代表作。以前、虫プロが第1作として劇場アニメ化した際に、ラヴェル編曲の使用を巡って著作権問題が起こり、急遽依頼され短期間で仕上げた冨田勲編曲版が使われたこともあった因縁の曲。管弦楽版やEL&Pのロック版などで知られる同作品の中でも、冨田勲版はもっとも個性的な仕上がりだろう。創作手法の確立により、前作の半分の7ヶ月で完成。「卵の殻をつけた雛の踊り」で聴ける、ヒヨコと親鶏、途中でおじゃま虫に登場するドラ猫のやりとりは、まさに手塚アニメのような描写力。FM音源のような鋭いトーンを生み出す、シーケンサーをオシレーターに使った独創性には、発明者のモーグも舌を巻いた。

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     2008/08/16

    '74年発表。14ヶ月をかけて完成した冨田勲のモーグ作品第1作。「スイッチト・オン・バッハ」が正確無比な建築を志向していたのに対し、冨田勲はドビュッシーのピアノ曲を題材に、アニメーション的な音の動きを加えてリアライズ。最初に完成したのが、パピプペ親父が登場する「ゴリヴォーグのケークウォーク」。表題曲は「ベルガマスク組曲」の第3番で、1音ずつパンニングする音の動きが後の立体音響探求を予感させる。「アラベスク第1番」では、トミタ・ブランドを刻印する、おなじみのポルタメントによる口笛メロディーが登場。後にグラミー賞4部門にノミネートされる成功を収めるが、当時の日本の会社で理解できる者はおらず、冨田勲は米国のRCAにアプローチ。8枚分の契約を勝ち取り、以降の作品は"洋楽扱い"で日本に紹介されることになる。

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     2008/08/13

    '02年発表。全世界でロングランとなった「アゲイティス・ビリュン」に続く3作目だが、タイトルは括弧のみ。8個の曲を含め、聴き手それぞれが抱いた想像で言葉を与えてほしいとのこと。絶妙のタイミングで絶妙なことをやってくれたものだが、音のほうも飛翔力・包容力が無限であるかのようなスケールの広がり。

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     2008/08/13

    '08年発表。現代を代表するロック・バンド、ストロークスのギタリストがギター片手に気持ちの赴くまま、3人のミュージシャンと作ったソロ第2弾。ギタリストのソロとはいえ、ギターの腕前をひけらかすことに興味はこれっぽっちもないようだ。ギターとひとつになった歌心が素晴らしい。グラム・ロック〜NYパンクの流れを受け継いだロックンロールという意味では、本家ストロークスと大きな違いがあるわけではない。しかし、ルースともいえる多彩なアプローチはソロならではのフットワークの軽さだろう。本家の新作が待ち遠しい人は、とりあえずこれを聴けばいい。

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     2008/08/10

    '03年発表。ユトレヒト大学内にあるソノロジー研究所は、西ドイツ放送局と並ぶ、ヨーロッパの電子音楽の拠点。本盤はドイツのBV Haastが編集した、ソノロジー研究所の歴史を作品で辿る2枚組。ヴァレーズ、クセナキス、ケーニッヒなど縁のある巨匠作品から、スタジオ出身のオランダ作家作品まで網羅している。 60年に同大学内に最初の電子音楽スタジオ、STEM(Studio Voor Electronische Muziek)が完成。ヴァレーズ「ポエム・エレクトロニク」(58年)は、ここで一部が制作された。フィリップス物理研究所からラーイメーカーズが教育者として招かれ、芸術監督もバディングス(62〜64年)、西ドイツから招かれたケーニッヒ(64年〜)など、蒼々たるお歴々が関わっている。ここで、ディセヴェルト、ヤン・ボアマン、ピーター・シャット、ウィル・エイスマらが作品を制作。ほか、篠原眞、コンラッド・ボーマーらが来訪し、NHK電子

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     2008/08/09

    '08年発表。2年ぶり10作目のスタジオ・アルバムは、プロデューサーに迎えたデンジャー・マウス(ナールズ・バークレイで大ブレイク)とのコラボレーションの趣が強く、ふたりが手を組んで拓いた新境地、と言いたくなるほど。バンドの音を大胆にいじったエレクトロニック処理にはビックリさせられるが、基本にあるのはベックの血の中に流れているブルースやカントリー、フォークなどルーツ・ミュージックのきわめてシンプルな歌で、そのアーシーな手ごたえがいっそう生々しい。時間軸がずれたような、なんとも不思議な音楽体験だ。えらく奇妙で、そして美しい。

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     2008/08/09

    '08年発表。5年ぶりのリリースとなったニュー・アルバムは、セルフ・プロデュースかつ、ピアノにアコーディオン、マリンバ、グロッケンシュピールなど、数多くの楽器を自ら演奏したマルチな1枚。ジャズ、スウィングからポルカ、キャバレーまで、時代も国境も超えたあらゆる音楽と共振した、唯一無比の幻想的なポップ・ワールドが構築された力作だ。

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     2008/08/09

    '00年発表。ビョークの歌は相変わらず変幻自在で、いたってエモーショナル。アクの強いサウンドに拮抗、あるいは凌駕している。サントラとはいえ、頭のてっぺんから爪先までビョークといった感じの秀作。

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     2008/08/09

    '08年発表。"FUJI ROCK FESTIVAL '08"への参戦。いまやイギリスの国民的バンドとなった彼らの通算6枚目。06年のベスト盤で集大成したキャリアを踏まえて、新たなサイクルに足を踏み出すポジティブなバイブレーションが、力強いギター・サウンドに宿っている。

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