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TOP > My page > Review List of 和愚練庵
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0 people agree with this review 2011/01/02
強烈なフランチェスカッティ、ミトロプーロス盤に替わるディスクとして辿りついたのがパールマン、バレンボイム盤でした。 この曲に求めるエグさを、優れた録音バランスが後押しして、大変満足できた演奏です。 パリ管時代のバレンボイムは、「幻想」も強烈で、力の出し惜しみをしていないところが○です。 併録のサン・サーンスも素晴らしい演奏でした。
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2 people agree with this review 2011/01/02
この曲を最初に聴いたのが、このフランチェスカッティ盤で、管球アンプを自作している近所の電気屋さんで、LPレコードの時代でした。 そこの店主がこのレコードを、リファレンスディスクとして盛んにかけて聞かせるので、この演奏を刷り込まれてしまい、この曲のスタンダードになってしまいました。 録音は確か1959年だったと記憶していますが、既にステレオ録音は各社で行われていたにも関わらず、CBSソニーや米コロンビアのレコードは擬似ステレオで、初版オリジナルのモノラルプレスも入手して聞き比べをしましたが、モノラルの方がスッキリとして、レンジも広く感じられました。 このディスクを購入して聞いてみたところ、リマスタリングが巧妙に施されているのか、自然なステレオフォニックとして鑑賞できました。 レコードでのカップリングは、指揮者の違うパガニーニかブルッフのコンチェルトだったと思います。 演奏は、この曲の出だしの大袈裟で、下品で、扇情的な音楽と、ミトロプーロスの押し出しの強さ、フランチェスカッティの艶やかな美音とが強烈な印象として焼付けられています。 私にとっては、この曲のバイロイトの第九的な存在ですが、半世紀を越えてミッドプライスで提供されているということは、同じような思いの方が多いということなのでしょうか。
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2 people agree with this review 2010/06/07
アナログレコードでは、音がまったく前に出て来ないフンづまりで、フェラスとの一連のコンチェルトは全く評価できなかったのですが、このディスクを買いなおして聞いたところ、充分カラヤン・スタンダードな仕事をしていたのだと判り感激でした。 特にフェラスのヴァイオリンがレコードでは弱々しかっただけに、再評価できて嬉しい限りです。 フェラスのシベコンは、メータとのライブ映像、カラヤンとの71年定期でのライブ音源が残っていますが、完成度は当ディスクが一番だと思います。 チャイコフスキーに関しては、インテンポを頑なに守るカラヤンに、聞いていて足踏みしてしまうまどろっこしさがあってXです!
7 people agree with this review 2010/06/07
マタイという曲は、クリスチャニティを持ち合わせていない自分にも魂の浄化、聞き終えた後の清々しい気分にしてくれるという意味で、強く惹かれる曲ではありますが、今までの名盤と謳われてきたディスクは、巨大な伽藍のように立派なだけ、少なからぬ威圧感に窮屈さを感じてきたものですが、このクイケン盤は、ほっこりとした等身大の安心感と云うか、身近に感じるだけに切々と感動が押し寄せてくる演奏でした。私にとって「購入して本当にヨカッタ」と思える数少ないディスクです。
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2 people agree with this review 2010/02/15
1〜3)シベリウスがニコライ・アノーソフ指揮チェコ・フィルハーモニー 4〜6)ハチャトゥリアンはニヤーヅィ指揮ルーマニア放送交響楽団のライブ音源。 7)アントーニオ・バッツィーニのロンドと8〜9)サラサーテの二つのスペイン舞曲(マラゲーニャ、ハバネラ)のピアノ伴奏はベラ・ダヴィドヴィチです。 1958年に32歳の若さで夭逝したシトコヴェツキーの記録です。全身からエネルギー放射しながら自在に魔弓を操っている感じ。シベリウスも素晴らしいが、ハチャトゥリアンはさらに鬼神が憑依したような、胸のすく豪快な演奏。ロンドや舞曲の小品も集中度が高く、久しぶりに目の覚めるような演奏に出会った気がします。 モノラルで録音時期が古いですが、ハチャトゥリアンでは会場の熱気、二重奏は生々しさが伝わってきます。
3 people agree with this review 2010/02/05
指揮者のエイドリアン・リーパーは他の奏者ともシベコンを録音しており、ソリストの韓国人ドン・スク・カンは未知のヴァイオリニストでしたが、ムターやソネンバーグのようなクセ(灰汁?)の強い演奏とは違ってオーソドックスな演奏で、このディスクは期待していなかっただけに意外(失礼)な発見でした。 また併録されたセヴェンセンやシンディングなどの小品のチョイスもセンスが光って好感が持てます。 メジャーレーベルですとチャイコフスキーやブルッフ、メンデルスゾーン、ニールセンのヴァイオリン協奏曲を併録する傾向が強く、シベリウスの余韻をスポイルしてしまう場合が多いので、こうした配慮は素晴らしいと思います。
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1 people agree with this review 2010/02/03
シベリウスでのヴェンゲーロフは、まるでライブかのように思いのたけを自在に音を操って聞かせてくれます。シベリウスでのこうした意欲的な演奏が少ないだけに、大変新鮮に聞けました。 バレンボイムは昔DGGでズッカーマンと共演した時のような立派な演奏を期待していましたが、オケに粗さが目立ち、特に導入部の無神経なトレモロにはガッカリしました。最近の彼に多いヤッツケ仕事ととられても仕方ない仕上がりです。シカゴだけに期待していたのでガッカリです。 再生されるサウンドは素晴らしく、ヴァイオリンの芯のある美音がシッカリ再現されて満足しました。
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3 people agree with this review 2010/02/02
清冽なリリスズム!シベコンを70種以上聞いてきましたが、これほど素直で真っ直ぐな美音は聞いたことがありません。ラクリン、ブロムシュテットのゲヴァントハウス・ライブに比肩する名演です。
0 people agree with this review 2010/01/23
魅力的な組み合わせで購入したものの、DGGのシベコンとしてはムターに続いて失望した一枚。シノーポリのドライブは誠に立派で素晴らしい箇所がいくつかあるのだが、シャハムは我が道を行くスタイルで、オケと協調して音楽を作ろうという姿勢が感じられず、結果として感動とは程遠い演奏となっている。素晴らしいと満点評価をされている方がおられるので、何度か聞きなおしてみたが、この思いはかわらなかった。DGGで挙げるならミンツ、レヴァイン盤、さらに遡ってズッカーマン、バレンボイム盤の方がずっと聞き応えのある演奏だった。ラドゥロヴィチやラクリンのライブが遥かに素晴らしかったので、これらのヴァイオリニストに期待したい。
0 people agree with this review 2009/12/29
これほど主役であるニーナのアップを多用した映像は他になく、彼女の深々とした丁寧なレヴェランスや愛くるしい表情を見られるという点で、観劇での不満を解消してくれる貴重な1本と言えるでしょう。 奥行きのないオーチャードのステージが、俯瞰では窮屈そうで、踊りにくそうに見えるので、ホールに対して減点1です。オケもロシアらしい歯切れのあるテンポで、指揮者のソトコニコフは熊川盤でも振っていたと思いますが、ペルミの方が上で、各国の踊りもじゅうぶん楽しめます。
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