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TOP > My page > Review List of 吉川英治
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Showing 16 - 28 of 28 items
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2 people agree with this review 2014/03/06
ラロの交響曲は録音されること自体珍しい作品だが、ビーチャム盤は今なおこの曲の決定盤でありCDで復刻された事を素直に喜びたい。 ところで、フランクはサン=サーンスや同時代のフランスの楽壇を牛耳っていた保守派のお偉方達から冷遇され、逆に若手からは熱心に支持されて「フランキスト」という一派を生んだ事でも有名だが、ラロはフランクと同世代の作曲家中、最もフランクと懇意で、子息ピエール・ラロをフランクに師事させている。 ラロとフランクの交響曲を、こうして続けて聴くと、二つの交響曲が、ともに「循環形式」を活用して作曲されているという事実に、両者の友好関係を感ぜずにはいられない。
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3 people agree with this review 2013/08/25
過去にCD化されたマルティノン指揮によるサン=サーンスの交響曲第3番は、アランがオルガンを担当したエラート盤が演奏録音ともEMIの全集盤を凌駕していた。が、このエラート盤は「編集ミス」により第二楽章の91小節と92小節が丸ごとカットされているという「記録」としては致命的なキズがあった。 一方のEMIの全集盤は、それなりのシステムでの再生では高音域ばかり強調された、悪名高いT社のOKAZAKI氏によるドンシャリマスタリングのためその価値を減じていた。 このSACD盤の登場によって、やっとアナログ時代に盛名高かった仏EMIの優秀録音が蘇ったように思える。ただし、第3番のオルガンとの距離感はやはりエラート盤の方に軍配を上げたい。
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1 people agree with this review 2011/11/27
「ただ「歴史的」という言葉については明確な何かがあるわけではないようです。」とあるが、この文章を書いた人は、実際にこの交響曲を聴いていないように思える。タイトルにある「歴史的」というのは、この作品が「過去」から「現代(もちろんシュポアが生きていた時代)」までの代表的な音楽のスタイルを各楽章でなぞっている事に由来するからであり、それなりの音楽的知識がある人なら一回聴いただけで理解できる程度のこと。 第一楽章は対位法を駆使したバッハ、ヘンデルの時代 第二楽章のアンダンテはハイドン、モーツァルトの時代 第三楽章はベートーヴェン風のスケルツォ そしてフィナーレに当時流行していたグランド・オペラの序曲風の曲を置いている事からもわかる様に、シュポアは、この曲で音楽の歴史を振り返るふりをしながら、交響的作品より娯楽作品の方が受ける現代の風潮を皮肉っぽく表現していると言える。
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1 people agree with this review 2011/08/14
マーラー統治下のウィーン・フィルのチェロ奏者であり、CD黎明時代には交響曲作家として再評価され、ライテル、ハラース、ヤルヴィ(父)等が相次いで全集を録音していたフランツ・シュミットも、21世紀になってからは失速して入手難の時代が続いていた。 ここに来てファビオ・ルイジ、シナイスキーが相次いで交響曲全集を録音、再びカタログが充実し始めたのは同慶の至り。Naxosのプロジェクトは、ルーティンな仕事ぶりで演奏の質に難があったMARCOPOLO盤(ハラース指揮)を刷新する意味もあるのだろう、シナイスキーとマルメ交響楽団の演奏は、作曲家への共感にはさほど興味を示さず、あくまで音符を丁寧に実音化する事に心を砕いているように思える。そのため存命時にブルックナーの後継者と目されたようなスケールは、その交響曲からは感じられない。ブルックナーより中庸で折衷的な印象が強く、後世に名を残した同世代の作曲家達よりも保守的な範囲に停滞しており、「時代遅れのロマン派作曲家」というレッテルもあながち間違いではない。ただし、以前の全集が、交響曲のみの全集だっただけに、知られざる作曲家の紹介という観点から見ると洩れなくカップリング曲のおまけ(?)がつく事はは評価出来るし、この作曲家の作風を知るには過不足のない仕上がりだ。
17 people agree with this review 2011/03/08
<父親が作曲家の息子であるドホナーニは何となく「線」の細い指揮者である印象を拭えなくなって久しいです。>って無知も甚だしい(笑)。クリストフの父ハンスは、ヒトラー暗殺未遂に連座して処刑された犯ナチスの闘士。大作曲家の孫というだけ、先入観と偏見に満ちた「一人のクラシックオールドファン」氏の論評は、まったく的外れもいい所ですね!
17 people agree with this review
3 people agree with this review 2011/01/27
4チャンネル方式全盛だった頃、実際にリアスピーカーから、どんな音が出ているか気にしている人は多くなかった様に思う。昔のカタログなどを見直してみると「観客席にいる様な臨場感」とか「ホールトーンに包まれる様な音場」という言葉が無らんでいる。 で、このSACDは当時の4チャンネル録音のマスターをそのままマルチトラックで収録しているのだが、バンダがちゃんと後方から聴こえるじゃありませんか(私のシステムでは左後方の方が音が大きく聴こえる)!まあ、この録音がアナログLPで発売されていた頃は日本でマーラーの8番を実演で聴いた人もそんなに多くなかっただろうし、スコアも高価だったしバンダの配置なんかいちいち気にして鑑賞していた人はそんなに多くはいなかっただろうから、話題にもならなかったのだろうけど・・・
1 people agree with this review 2010/08/13
シューマンの4番(改訂稿)は、どうせならECOと録音して全集版に追加して欲しかった。
3 people agree with this review 2010/07/28
スウィトナー指揮SKBのブラームス交響曲全集の日本盤は廃盤になってから久しく、現在入手出来る輸入盤Boxは3番が2面にまたがる編集に不満が残る。今回、キングレコードから廉価で全集が復活するのは大変喜ばしいのだが、2番と3番合計約85分を一枚に詰め込んで発売するのは止めて欲しい。1番と2番は2枚組なんだから、こちらも2枚組でいいじゃないか。少々価格が高くなっても、この演奏の価値を知っている人は買うだろうに・・。
4 people agree with this review 2010/04/08
イタリアン・マーラーなどと見当違いな事を仰っている方がいるが、ベルティーにはモルドバ生まれイスラエル育ちの生粋のユダヤ人。 その点、このマーラー全集は、ユダヤ人ゆえの共感に満ちた演奏を満喫できる全集と言える。 私は、この全集録音進行中の来日演奏会で二番と六番を聴いたのだが、残念ながら、全集盤の二番と六番は初期に録音されたセッション録音で、ライブに比べて熱気が不足する。ベルティーの真価はライブに有ったのだろう。
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0 people agree with this review 2010/04/02
いささか軽量だが、造形をきっちりし、アンサンブルが破綻する事も無く、最後も盛大に盛り上げて感動的なフィナーレまで構築した標準的な演奏と言う感じ。ただし、最後の一音の残響音も消えぬ内に拍手をし始める客が邪魔。
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0 people agree with this review 2010/03/31
スコアの音を単になぞっただけのように思える指揮者と大味なアンサンブルのオケの組み合わせで、せっかくの名曲も台無し。だいたい「ありそうでなかった組み合わせで、第一印象のお得感が良い」とあるが、この組み合わせなら、アンセルメ、パレーにコミショーナという名指揮者の定評のある名盤が存在するし、そちらの方が価格も安い。私はフランクの交響曲を収集しているので購入したが、そうでもなけれお金を出して買う価値は無い。
2 people agree with this review 2010/02/07
この曲もそうなんだがHMVのHPがリニューアルされてから視聴音源がタイトルと全然無関係な曲にリンクされてるケースが目立つ。もう少しきちんとしてほしいね。
0 people agree with this review 2009/07/04
ウルトラ世代で吹奏楽部に在籍した私にとって、ウルトラセブンの歌は特別な曲。この曲を演奏する時は主役とも言うべき金管セクションが羨ましくて仕方が無かった(私はアルト・サックスであまり見せ場がない(^^;)。 独唱が尾崎紀世彦なら満点にしたんだけど。
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