TOP > My page > Review List of レインボー

Review List of レインボー 

Showing 1921 - 1935 of 4929 items

%%header%%

%%message%%

  • 0 people agree with this review
     2017/08/07

    「兵士の歌」というタイトルの通り、東ドイツ内務省警察の歌を収録した通な一枚です。
    演奏は、東ドイツ労働者音楽祭管弦楽団&合唱団(指揮:ロルフ・リュコヴィスキ、フリードリヒ・クラール)ベルリン警衛連隊軍楽隊&合唱団(指揮:ジークムンド・ゴールドハンメル少佐、オットー・ミュラー大佐)東ドイツ内務省中央音楽隊(指揮:ヴォルフガング・アーレント大佐、フランツ・チューリング中佐、ヘルムート・ゾマー大佐、ウィリー・カウフマン大佐)であり、他にベルリン放送合唱団、及び内務省警察合唱団が参加しています。
    社会主義国らしい勇壮な曲調の行進歌が大半を占め、その大半は一度聴けば十分と言った所ですが、なかなか良いメロディーをもってる作品もあります。
    収録曲中、3曲がインストメンタルで、他は歌入り。
    いずれの団体も東ドイツのトップクラスの団体だけあり歌、演奏とも素晴らしい。
    最後の『内務省警察メドレー』は指揮者カウフマンの自作自演ですが、角の丸い柔らかいサウンドで、メリハリのついたカウフマンらしい演奏でお勧めです。
    録音年代のわりには音質良好。
    尚、ライナーは曲目のみです。

    0 people agree with this review

    Agree with this review

  • 1 people agree with this review
     2017/08/06

    日本クラウンが1987年に発売した吹奏楽大全集は、優秀なワンポイント録音と優れた演奏で、今なお語り継がれていますが、その第1回発売分の1つがこのCDです。
    国歌を集めた内容で、11巻の続編となっています。
    アジア、南米、ヨーロッパあたりから満遍なく収録されています。
    今でも現役の国歌が多数ですが『ルーマニア社会主義共和国』『ドイツ民主主義共和国』等、今となっては聴く機会がなくなった国の国歌が収録されているのがこのCDの聴き所であります。
    演奏は、陸上自衛隊中央音楽隊(指揮:野中図洋和2等陸佐、船山紘良2等陸佐)海上自衛隊東京音楽隊(指揮:早田透2等海佐)で、楽曲の性格上、誠実で正確なテンポの演奏となっています。
    とはいえ、指揮者、音楽隊毎にハッキリとカラーが出ているのはこの頃の音楽隊らしいでしょうか。
    1986年12月から1987年1月にかけて、武蔵村山市民会館と入間市市民会館で録音された物で、上にも書きましたが、録音は優秀で、良い音質です。

    1 people agree with this review

    Agree with this review

  • 0 people agree with this review
     2017/08/05

    ヨハン・シュトラウス2世の喜歌劇『ヴェネツィアの一夜』を収録した物。
    ほぼ全曲、台詞なしの音楽のみを収録。
    アントン・パウリク指揮、ウィーン交響楽団の演奏で1951年に録音された物で、コーラスは、ビルゲンツ祝祭合唱団となっている事からパウリクが創立したビルゲンツ音楽祭関連で録音された物と思われる。
    ただし、ライヴではなくスタジオ録音。
    本場ウィーンのオケらしい柔らかいサウンドとパウリクの庶民的な音楽、さらに歌手の好演も相まって演奏その物はなかなかだが、何と言っても音質が悪い。
    ある程度は年代を考えれば仕方ない所だが、全体的に曇った感じで強奏時は割れそうになる。
    録音も探せば多い作品だし、この盤はファンアイテムと言った音源でしょう。

    0 people agree with this review

    Agree with this review

  • 1 people agree with this review
     2017/08/03

    ヨハン・シュトラウス2世『ジプシー男爵』とオスカー・シュトラウス『ワルツの夢』を収録したCDです。
    両方とも抜粋収録。
    ジプシー男爵は、フランツ・アラーズ指揮、グラウンケ交響楽団の演奏で1969年に録音された物。
    この曲の決定盤として名高い音源であり、プライを初めとした声楽陣の歌唱も良い。
    尚、オリジナルは全曲録音なのでこの音源だけ狙いならそちらが良いだろう。
    『ワルツの夢』は、ヴィルヘルム・シュヒター指揮、大管弦楽団&合唱団による演奏。
    オーケストラの固有名称はないが、1958年にベルリンでの録音とある。
    こちらは録音を聴く限り最初から抜粋で録音された物と思われ、歌手もルドルフ・ショックを別にすれば有名な人物はいないが、手堅くまとまった演奏と言えるだろう。
    どちらも古い録音なので、それなりではあるが、年代を考えれば問題なく聴ける水準だろう。

    1 people agree with this review

    Agree with this review

  • 0 people agree with this review
     2017/08/02

    20世紀を代表するソプラノ歌手の一人、エリザベート・シュヴァルツコップ。
    ドイツ・リートやオペラ等、幅広く歌った彼女ですが、幾つかオペレッタの演奏も残しておりこのCDはそれを復刻した物となってます。
    トラック1〜4までは1939〜1940年にかけてテレフンケンに録音された、オペレッタのポプリでこれはそれぞれの作品の有名なアリア等を8分前後に繋いだ物。
    レハール『パガニーニ』『微笑みの国』スッペ『ボッカチオ』ヨハン・シュトラウス2世『ウィーン気質』の4曲が収録。
    シュヴァルツコップ以外の演奏者はルーペルト・グラヴィッチュ(テノール)ベルリン国立歌劇場管弦楽団、指揮者はヴァルター・ルッチェ、ハンス・ゲオルク=オットー(パガニーニのみ)
    このポプリの録音は若きシュヴァルツコップの歌声が聴けると言うのももちろんですが、共演のグラヴィッチュやルッチェ、ゲオルク・オットーといったドイツ・ローカルで活躍した演奏者の演奏が聴けるというのが魅力です。
    トラック5〜12はオットー・アッカーマン指揮、フィルハーモニア管弦楽団の演奏でEMIに録音されたレハール『微笑みの国』と『陽気な未亡人』の全曲録音からの抜粋。
    これなどは定評あるだけに演奏は確かです。
    前半のポプリは現在オーパス蔵やワーナーから、アッカーマンとの録音は本家EMIやナクソス等からも復刻されていますが、このヘンスラーのCDも共に聴きやすい音質で、ヒストリカルに慣れていれば問題なく聴けるかと思います。
    尚、解説書の曲目リストは全11曲収録となっていますが実際には前記の通り12曲収録です。

    0 people agree with this review

    Agree with this review

  • 1 people agree with this review
     2017/08/01

    ジョン・バルビローリが手兵、ハレ管弦楽団を振って録音したウィンナ・ミュージックのCDです。
    収録曲は、シュトラウス・ファミリー一色ではないものの、わりとポピュラーな部類と言えるでしょう。
    バルビローリの演奏、一見スタンダードにきこえますが、結構細部まで練り上げられて充実した演奏をしていたり、『ラデッキー行進曲』のように楽譜に手を加えて豪華にきこえるようにしていたりとなかなか楽しく聴かせてくれます。
    録音は1978年となっていますが、バルビローリは1970年に亡くなっているのでこれは間違い。
    本当は1966年のようで十分聴ける音質でしょうか。

    1 people agree with this review

    Agree with this review

  • 1 people agree with this review
     2017/07/31

    ポール・エアクス指揮、ドットワース・サクスフォン・バンドの演奏で録音されたクラウディオ・グラフーラの作品集です。
    グラフーラはこんにちでは行進曲『ワシントン・グレース』の作者として知られていますが、この曲以外の作品の知名度は皆無と言って良いです。
    一応グラフーラの作品集はアメリカ沿岸警備隊軍楽隊の録音があるらしいのですが、CDとして容易に聴けるのはこの盤ぐらいでしょう。
    この盤では、サクソルン系の楽器によって編成されたバンドによる演奏でグラフーラが活躍した19世紀のアメリカを彷彿とさせるノスタルジックなアルバムとなっています。
    サクソルン楽器によるバンドは日本では馴染みがないのですが意外と多彩な表現力があり驚きました。
    収録曲の大半はクイックステップと呼ばれる舞踏曲の一種で他に行進曲(ワシントン・グレースも含む)ワルツとギャロップという組み合わせです。
    これらはグラフーラが指揮をしていた軍楽隊のために書かれた曲ですが、中には他人の作品の借用曲があるのも、著作権に大らかな時代ならではという事でしょう。
    録音は良好。

    1 people agree with this review

    Agree with this review

  • 1 people agree with this review
     2017/07/30

    フレデリック・フェネルと、イーストマン・ウィンド・アンサンブルが録音した2枚の行進曲アルバムを復刻した物。
    1〜16曲目までが、「スクリーマーズ」のタイトルで出されたサーカス・マーチを集めた内容、17曲目からは「マーチ・タイム」のタイトルで出されたゴールドマンを中心としたアメリカのマーチを集めた内容となっています。
    吹奏楽の神様と言われるフェネルですが、個人的には、東京佼成ウィンド・オーケストラの指揮者になってからは凡演も多いと、感じるのですが、イーストマン時代の録音はなかなか良いです。
    特にこのマーチ・アルバムは、アメリカらしさ全開の豪快さと明るい演奏、多少の荒さはあるもまたそれが良い味になり、更に晩年の演奏には無くなった勢いがあります。
    また35ミリの映画用フィルムでの録音で、録音から半世紀以上たった今でも力強さと鮮明さ、当時のマーキュリーの音質へのこだわりが感じられます。

    1 people agree with this review

    Agree with this review

  • 0 people agree with this review
     2017/07/28

    ウィーン・フィルのニューイヤー・コンサート、1995年のライブ盤です。
    この年はズービン・メータが指揮をとりました。
    ボスコフスキー勇退後、マゼールが振るようになってから様々な指揮者が振りましたがメータは現在5回登場しており、この年は2回目にあたる物です。
    ニューイヤー・コンサートの楽しみの1つと言えばマイナーな曲が聴けるという点ですが、この年は比較的珍しい曲が多いように思います。
    演奏は良くも悪くもメータ節で、ウィーン・フィルの高い演奏技術もあって水準には達していますが、そこまで楽しい演奏とは思えません。
    録音、音質は良好。

    0 people agree with this review

    Agree with this review

  • 1 people agree with this review
     2017/07/26

    2002年は英国のエリザベス女王が即位50年を迎えた年でもあるのですが、このCDはそれを記念して発売されたアルバムです。
    フィリップ・ヒルズ中佐指揮、イギリス近衛兵グレナディア・ガーズ軍楽隊の演奏で録音された物。
    この手のアルバムとしては定番の『威風堂々』『ようこそ女王陛下』『宝玉と王の杖』と言ったクラシック・マーチ、『スピキオ』『ブリティッシュ・グレナディアーズ』『英国国家』『イェルサレム』のような式典曲、儀礼曲、ヒルズ中佐の自作自演等を集めた内容なっています。
    この手の曲は軍楽隊の得意レパートリーですから、演奏は大変良く、安心して聴けます。
    一部の曲では合唱入り。
    録音は問題ないでしょう。

    1 people agree with this review

    Agree with this review

  • 0 people agree with this review
     2017/07/25

    イラン出身のアルメニア人指揮者、ロリス・チェクナヴォリアンが1977年にナショナル・フィルハーモニー管弦楽団を振ってRCAに録音したボロディンの管弦楽作品集です。
    ここに収録された作品はスラヴ的でアジア的ないわゆる民族色の強い作品である。
    こういう作品はチェクナヴォリアンが得意とする部類であり、例えば交響曲を聴いても豪快でエネルギッシュな演奏であり、また寄せ集めのレコーディング専門オケながら、優れた奏者がそろったナショナル・フィルの実力を存分に引き出しており、チェクナヴォリアンの代表的録音と言ってよいだろう。
    私が所有しているのは最近出た国内盤だが、音質は問題ない。

    0 people agree with this review

    Agree with this review

  • 1 people agree with this review
     2017/07/24

    ティモシー・レーア指揮、テキサスA&M大学交響吹奏楽団の演奏でマークカスタムに録音されたレガシー・オブ・マーチシリーズの第7弾です。
    このシリーズはアメリカの行進曲を中心にかなり珍しい曲を新たに録音している事が売りの1つなのですが、このCDは勿論珍しい曲も有るものの、以前ほど物珍しい選曲は少なく、寧ろポピュラーな曲が比較的多く収録されています。
    演奏は曲によりけりと言った所で、アメリカの行進曲は自国の作品だけあり、テンポ設定や解釈等に優れた所はありますし情熱的な演奏ですが、その他の国の作品には微妙なのも(旧友等)ありで、良くも悪くもアマチュアらしい演奏でしょう。
    録音は鮮明で、音質は良好です。

    1 people agree with this review

    Agree with this review

  • 1 people agree with this review
     2017/07/23

    シャルル・ミュンシュ指揮、フランス国立放送管弦楽団の演奏によるビゼーの作品集である。
    1968年に録音された物で『交響曲第1番』『子どもの遊び』『祖国』を収録している。
    この音源、確かコンサート・ホールが原盤だったはず。
    ミュンシュはビゼーの交響曲を2回録音しており、1回目はロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団と、2回目がこの演奏である。
    旧盤に比べテンポは遅くなったが、その分ロマンティックになり、管楽器などに当時のフランスオケ独特の音色と相まってこの曲の決定盤と言える演奏。
    ミュンシュはこの曲のフランス初演者なのだそうで、それだけに生き生きとした楽しい演奏には圧倒的な説得力がある。
    また祖国は、スネアの強打が特徴的な出だしで始まり、情熱的でメリハリのある、こちらも名演奏というべき内容の演奏で必聴である。
    年代を考えれば録音はまずまず。

    1 people agree with this review

    Agree with this review

  • 0 people agree with this review
     2017/07/22

    オペレッタの名旋律を繋いでメドレーにした内容である。
    取り上げられたらオペレッタはウィンナ・オペレッタの有名な部類に属する作品ばかりである。
    基本的に歌なしオケのみなので、だいぶ寂しく、マニア向きな内容だろう。
    一曲だけ、ジャン・ピエール=ヴァツ指揮、RTL交響楽団の演奏があるほかは、ヤーノシュ・サンドール指揮、ブダペスト・フィルハーモニー管弦楽団の演奏で収録。
    ブダペスト・フィルはハンガリーを代表するオケではあるが、ここでの演奏は取りあえず手堅く纏めた演奏と言った物で、あまり楽しいとは言えない。
    録音年代は不明だが、デジタル初期位の録音のようで固めのサウンドだ。

    0 people agree with this review

    Agree with this review

  • 1 people agree with this review
     2017/07/21

    ハンス・フォンクがドレスデン国立歌劇場管弦楽団を振って録音したロマン派のフランスとドイツのコミック・オペラの序曲集です。
    この手の作品は一時よく演奏、録音された物ですが近年はあまり見られません。
    アダン『われ王者なりせば』やフロトウ『マルタ』ニコライ『ウィンザーの陽気な女房』等々この分野の傑作ばかりが集められています。
    フォンクは若くして亡くなった事や同世代の中では比較的地味な印象ですが、ドレスデン国立歌劇場管以外にもセントルイス響やケルン放送響の指揮者を務めた実力派であり、この盤でもツボをおさえた楽しい演奏を聴かせてくれます。
    帯には「おんがくはたのしむもの、わくわくするこの一枚」なるキャッチコピーがありますが、まさにこのCDの演奏を的確に現した文章でしょう。
    隠れた名盤と言えるでしょう。
    1986年録音、音質良好。

    1 people agree with this review

    Agree with this review

Showing 1921 - 1935 of 4929 items