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TOP > My page > Review List of 一人のクラシックオールドファン
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3 people agree with this review 2010/10/24
本盤1970年録音演奏(セル73歳の頃)は前回1957年録音の同曲演奏盤(タイム@13’31A13’37B9’06C10’33)同様贅肉を落とし早めに進めて行く「グレイト」でセルらしい演奏ですが少しタイム的に先ず@14’09A14’22B9’38C11’34と余裕・遊び的なものが聴き取れます。全体ロマンチックに過度に陥らず見通しの良いスッキリ感はセルらしさの基本ですが第1楽章遠いホルンからスタートし展開アレグロ部への山がかりは割りとじっくり攻めます。反復・起伏も見せながらテンポは早く所々「溜め」も作っています。クライマックスでは充分引き付けダメ押し、〆フェルマータもあり表情付けがオーケストラCLOの精緻なアンサンブルにより更に効果的に・・・。次楽章以降も端正な作りと全強奏でも決して濁らせずきっしりポイントを押さえた演奏です。私はこの曲のスッキリ演奏タイプとして前回より好きな演奏です。それはそうとこの曲はシューベルトの死の年の作曲であり演奏もセルの死の年にあたるものであることがある感慨をもたらせます。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)
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0 people agree with this review 2010/10/23
1950年代後半ハイフェッツは四大ヴァイオリン協奏曲を録音しておりバックサポートはチャイコフスキーとブラームスはライナー/CSO、ベートーヴェンとメンデルスゾーンはミュンシュ/BSOで本盤先ずチャイコフスキーVCは1957年ハイフェッツ56歳の頃の収録の名盤であります。大体ハイフェッツは明確さと正確さを好む性格なのかその傾向が演奏にも如実に現れております。演奏タイムはハイフェッツ演奏らしく@15’43A5’30B8’08と短めで第1楽章は特に一部略?があるのか短いです。出だしオーケストラは比較的アッサリ味、やがてヴァイオリンが入りますがロシア物につきものの情緒たっぷりというわけではなく完璧な技巧が先行しがち。例えば何回か出て来るオーケストラ全奏に到る前のステップ取りは中々ユニーク。カデンツァも少しキンキンと聴こえますがきっちりしたもので聴き様では少し小馬鹿にしたような印象を受けました。ライナーのバックも媚びない厳しい運びです。第2楽章も「咽び」は抑制され深入りはしていないようです。最終楽章、逆にテクニックは他の演奏家の演奏の楽章間の相対的関係からすると本盤演奏ではロシア的でないこともあって(味も素っ気もない・・・?)目立たないで終わります。マァこれも一時代を担った名演奏なのでしょう。ハイフェッツのチャイコフスキーVC演奏盤はそんなに多くはないのでは?私の手元資料では他に1930年代バルビローリ/LPOバックの録音盤(タイム@16’56A6’07B8’39)が販売されているようです。本盤収録のもう一曲、ブラームスVCは1955年同じくライナー/CSOバックでの録音(タイム@18’40A8’08B7’11)演奏なのですが私は未聴でありますのでランクは慎重にしておきましょう。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)
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3 people agree with this review 2010/10/22
2008/6に書き込んだレビューを先ず転記いたします・・・「故黛氏の「涅槃」交響曲と共にこの「舞楽」と曼荼羅交響曲は氏の遺した日本の誇るべき作品です。演奏はこれ又このジャンルには抜きん出た故岩城氏の指揮によるもので間合いというか呼吸の見事さとスコアの再現力には所謂洋楽クラシックでは発揮出来ないと思われます。競合盤が少ないので相対的評価は難しいのですが「涅槃」交響曲については個人的好みとして意外と W.シュヒター指揮/NHK交響楽団にも惹かれてはいます。」1967年録音の「舞楽」は演奏タイム@13’49A9’45、1965年録音の「曼荼羅交響曲」はタイム@6’16A10’14であります。レコード・アカデミー賞受賞の本盤演奏、仕様改善によりより最高ランクに。文中の「涅槃」交響曲についてデータを追記しておきます。なお、1958年「涅槃」交響曲初演者の岩城には後年NHKSO他を振った盤その他もありますが手に入り易いのは1995年録音TMSO他を振った盤でタイム@10’17A8’50B4’43C2’40D5’57E5’13です。私の気に入り(LPとCD共に聴いてる)W.シュヒター/NHKSO他盤は@9’01A7’44B3’45C2’14D5’28E4’33と結構タイムには差もあります。この「舞楽」と曼荼羅交響曲を聴かれマァ気に入った方は是非「涅槃」交響曲・・・岩城、シュヒター以外にも盤はありますので一度聴かれる事をおすすめします。
0 people agree with this review 2010/10/22
1950年代後半ハイフェッツは四大ヴァイオリン協奏曲を録音しておりバックサポートはチャイコフスキーとブラームスはライナー/CSO、ベートーヴェンとメンデルスゾーンはミュンシュ/BSOで本盤先ずチャイコフスキーVCは1957年ハイフェッツ56歳の頃の収録の名盤であります。大体ハイフェッツは明確さと正確さを好む性格なのかその傾向が演奏にも如実に現れております。演奏タイムはハイフェッツ演奏らしく@15’43A5’30B8’08と短めで第1楽章は特に一部略?があるのか短いです。出だしオーケストラは比較的アッサリ味、やがてヴァイオリンが入りますがロシア物につきものの情緒たっぷりというわけではなく完璧な技巧が先行しがち。例えば何回か出て来るオーケストラ全奏に到る前のステップ取りは中々ユニーク。カデンツァも少しキンキンと聴こえますがきっちりしたもので聴き様では少し小馬鹿にしたような印象を受けました。ライナーのバックも媚びない厳しい運びです。第2楽章も「咽び」は抑制され深入りはしていないようです。最終楽章、逆にテクニックは他の演奏家の演奏の楽章間の相対的関係からすると本盤演奏ではロシア的でないこともあって(味も素っ気もない・・・?)目立たないで終わります。マァこれも一時代を担った名演奏なのでしょう。ハイフェッツのチャイコフスキーVC演奏盤はそんなに多くはないのでは?私の手元資料では1934年バルビローリ/LPOバックの盤(タイム@16’56A6’07B8’39)が販売されているようです。
2 people agree with this review 2010/10/21
1950年代後半ハイフェッツは四大ヴァイオリン協奏曲を録音しておりバックサポートはチャイコフスキーとブラームスはライナー/CSO、ベートーヴェンとメンデルスゾーンはミュンシュ/BSOで本盤ベートーヴェンVCは1955年ハイフェッツ54歳の頃の収録の名盤であります。演奏タイムはこの両者の演奏らしく@20’38A8’48B8’22と短めなのですがこの曲の独奏部分とオーケストラ部分が対等な処を結構両者が対となって展開されているのが充分楽しめます。第1楽章スタートの前奏は直截ストレートな感じでテンポはミュンシュの引き締まったリードと共に速め。そして艶やかなヴァイオリンが入ってこのベートーヴェン作品の幸せ感を伝えて行きます。カデンツァは普段聴くものとは異なり独自なものでいろいろな曲想が盛り込まれており聴き物です。第2楽章も艶やか中にも余計なものを削ぎ落として端正な出来上がりとなっております。最終楽章との間のカデンツァも普通はほんのちょっとしたものなのがこの演奏では異なり聴き処です。第3楽章ヴァイオリン、オーケストラとも心地よく進み短めのカデンツァでやはりアクセントをつけます(ハイフェッツ盤のカデンツァはアウアーやヨアヒムのものをマイナーチェンジしたものらしいです)。なお、ハイフェッツのこの協奏曲録音盤としては1940年トスカニーニ/NBC盤(タイム@21’16A8’42B8’30)、1945年ロジンスキー/NYPOライブ盤(タイム@21’23A8’55B8’28)、1956年ミトロプーロス/NYPOライブ盤(タイム@20’51A8’33B8’32)などが本盤演奏の他にありますので聴き比べもしたいですね。更に1959年収録のメンデルスゾーンも超名演で演奏タイムは@10’57A7’06B5’56と出だしなどこの曲の官能性の程度も少なく相変わらずストレートな感じであらためて聴くと1960年代初めまでロシア系代表的ヴァイオリニストたるに相応しく微塵の感傷も交えずの完璧技術をもっての演奏に対してキリッと背筋を真直ぐにした次第です。ベートーヴェンVCと同様他の演奏盤をメモしますと1937年バルビローリ/LPO盤(タイム@11’04A7’28B5’51)、1944年トスカニーニ/NBC盤(タイム@10’33A6’58B6’08)、1949年ビーチャム/RPO盤(タイム@11’03A7’29B5’53)、1954年カンテッリ/NYPO盤(タイム@10’54A7’13B6’12)等単にタイム上では大差はないのですがハイフェッツのこの曲へのアプローチ暦も興味がありますし年季がそれだけ入っているということなんでしょう。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)
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0 people agree with this review 2010/10/20
1950年代半ばハイフェッツは四大ヴァイオリン協奏曲を録音しておりバックサポートはチャイコフスキーとブラームスはライナー/CSO、ベートーヴェンとメンデルスゾーンはミュンシュ/BSOで本盤ベートーヴェンVCは1955年ハイフェッツ54歳の頃の収録の名盤であります。演奏タイムはこの両者の演奏らしく@20’38A8’48B8’22と短めなのですがこの曲の独奏部分とオーケストラ部分が対等な処を結構両者が対となって展開されているのが充分楽しめます。第1楽章スタートの前奏は直截ストレートな感じでテンポはミュンシュの引き締まったリードと共に速め。そして艶やかなヴァイオリンが入ってこのベートーヴェン作品の幸せ感を伝えて行きます。カデンツァは普段聴くものとは異なり独自なものでいろいろな曲想が盛り込まれており聴き物です。第2楽章も艶やか中にも余計なものを削ぎ落として端正な出来上がりとなっております。最終楽章との間のカデンツァも普通はほんのちょっとしたものなのがこの演奏では異なり聴き処です。第3楽章ヴァイオリン、オーケストラとも心地よく進み短めのカデンツァでやはりアクセントをつけます(ハイフェッツ盤のカデンツァはアウアーやヨアヒムのものをマイナーチェンジしたものらしいです)。なお、ハイフェッツのこの協奏曲録音盤としては1940年トスカニーニ/NBC盤(タイム@21’16A8’42B8’30)、1945年ロジンスキー/NYPOライブ盤(タイム@21’23A8’55B8’28)、1956年ミトロプーロス/NYPOライブ盤(タイム@20’51A8’33B8’32)などが本盤演奏の他にありますので聴き比べもしたいですね。本盤もう一つの収録曲ブラームスのヴァイオリン協奏曲(1955年録音@18’53A8’14B7’26)は未聴ですので素晴らしいランクに止めておきます。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)
0 people agree with this review 2010/10/19
1950年代半ばハイフェッツは四大ヴァイオリン協奏曲を録音しておりバックサポートはチャイコフスキーとブラームスはライナー/CSO、ベートーヴェンとメンデルスゾーンはミュンシュ/BSOで本盤ベートーヴェンVCは1955年ハイフェッツ54歳の頃の収録の名盤であります。演奏タイムはこの両者の演奏らしく@20’38A8’48B8’22と短めなのですがこの曲の独奏部分とオーケストラ部分が対等な処を結構両者が対となって展開されているのが充分楽しめます。第1楽章スタートの前奏は直截ストレートな感じでテンポはミュンシュの引き締まったリードと共に速め。そして艶やかなヴァイオリンが入ってこのベートーヴェン作品の幸せ感を伝えて行きます。カデンツァは普段聴くものとは異なり独自なものでいろいろな曲想が盛り込まれており聴き物です。第2楽章も艶やか中にも余計なものを削ぎ落として端正な出来上がりとなっております。最終楽章との間のカデンツァも普通はほんのちょっとしたものなのがこの演奏では異なり聴き処です。第3楽章ヴァイオリン、オーケストラとも心地よく進み短めのカデンツァでやはりアクセントをつけます(ハイフェッツ盤のカデンツァはアウアーやヨアヒムのものをマイナーチェンジしたものらしいです)。HMVカタログには同年本盤演奏録音直前における同じミュンシュ/BSOのバックでのライブ録音盤も載っています。更にハイフェッツのこの協奏曲録音盤としては1940年トスカニーニ/NBC盤(タイム@21’16A8’42B8’30)、1945年ロジンスキー/NYPOライブ盤(タイム@21’23A8’55B8’28)、1956年ミトロプーロス/NYPOライブ盤(タイム@20’51A8’33B8’32)や1950年クーセヴイッキー/HBSOライブ盤などが本盤演奏の他にありますので聴き比べもしたいですね。本盤他の収録曲は未聴ですので素晴らしいランクに止めておきます。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)
0 people agree with this review 2010/10/18
0 people agree with this review 2010/10/17
1950年代半ばハイフェッツは四大ヴァイオリン協奏曲を録音しておりバックサポートはチャイコフスキーとブラームスはライナー/CSO、ベートーヴェンとメンデルスゾーンはミュンシュ/BSOで本盤ベートーヴェンVCは1955年ハイフェッツ54歳の頃の収録の名盤であります。演奏タイムはこの両者の演奏らしく@20’38A8’48B8’22と短めなのですがこの曲の独奏部分とオーケストラ部分が対等な処を結構両者が対となって展開されているのが充分楽しめます。第1楽章スタートの前奏は直截ストレートな感じでテンポはミュンシュの引き締まったリードと共に速め。そして艶やかなヴァイオリンが入ってこのベートーヴェン作品の幸せ感を伝えて行きます。カデンツァは普段聴くものとは異なり独自なものでいろいろな曲想が盛り込まれており聴き物です。第2楽章も艶やか中にも余計なものを削ぎ落として端正な出来上がりとなっております。最終楽章との間のカデンツァも普通はほんのちょっとしたものなのがこの演奏では異なり聴き処です。第3楽章ヴァイオリン、オーケストラとも心地よく進み短めのカデンツァでやはりアクセントをつけます(ハイフェッツ盤のカデンツァはアウアーやヨアヒムのものをマイナーチェンジしたものらしいです)。なお、ハイフェッツのこの協奏曲録音盤としては1940年トスカニーニ/NBC盤(タイム@21’16A8’42B8’30)、1945年ロジンスキー/NYPOライブ盤(タイム@21’23A8’55B8’28)、1956年ミトロプーロス/NYPOライブ盤(タイム@20’51A8’33B8’32)などが本盤演奏の他にありますので聴き比べもしたいですね。本盤他の収録曲は未聴ですので素晴らしいランクに止めておきます。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)
0 people agree with this review 2010/10/16
1950年代半ばハイフェッツは四大ヴァイオリン協奏曲を録音しておりバックサポートはチャイコフスキーとブラームスはライナー/CSO、ベートーヴェンとメンデルスゾーンはミュンシュ/BSOで本盤ベートーヴェンVCは1955年ハイフェッツ54歳の頃の収録の名盤であります。演奏タイムはこの両者の演奏らしく@20’38A8’48B8’22と短めなのですがこの曲の独奏部分とオーケストラ部分が対等な処を結構両者が対となって展開されているのが充分楽しめます。第1楽章スタートの前奏は直截ストレートな感じでテンポはミュンシュの引き締まったリードと共に速め。そして艶やかなヴァイオリンが入ってこのベートーヴェン作品の幸せ感を伝えて行きます。カデンツァは普段聴くものとは異なり独自なものでいろいろな曲想が盛り込まれており聴き物です。第2楽章も艶やか中にも余計なものを削ぎ落として端正な出来上がりとなっております。最終楽章との間のカデンツァも普通はほんのちょっとしたものなのがこの演奏では異なり聴き処です。第3楽章ヴァイオリン、オーケストラとも心地よく進み短めのカデンツァでやはりアクセントをつけます(ハイフェッツ盤のカデンツァはアウアーやヨアヒムのものをマイナーチェンジしたものらしいです)。なお、ハイフェッツのこの協奏曲録音盤としては1940年トスカニーニ/NBC盤(タイム@21’16A8’42B8’30)、1945年ロジンスキー/NYPOライブ盤(タイム@21’23A8’55B8’28)、1956年ミトロプーロス/NYPOライブ盤(タイム@20’51A8’33B8’32)などが本盤演奏の他にありますので聴き比べもしたいですね。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)
0 people agree with this review 2010/10/15
1 people agree with this review 2010/10/14
チョン・キョンファ・・・私はもう少し若い世代の演奏家と思っていましたが我々とそう年齢的に違いがないのですね。代表的なヴァイオリン協奏曲を次々録っておりそれはレコード会社の移籍に伴うものと先の年齢加齢に伴うものとからでしょう。ベートーヴェンのVCについては彼女は1979年コンドラシン/VPOのバックで一度録音(演奏タイム@25’35A9’48B10’12)しており特に第1楽章でのバックのゆっくりした余裕?ある運びに対してそれに呑み込まれた感のある彼女のヴァイオリンは瑞々しくはあってももうこの録音の頃は31歳(と知ったのは後年)、それなりの主張があっても・・・と思いはしました。しかし冒頭述べたようにもう少し若い前提だったので結構VPOの余裕ある抒情性と神妙な彼女の演奏に好感は持っていました。コンドラシンが珍しくVPOを振ってのベートーヴェンということもあり今でも私は好きな演奏です。あれから10年後1989年今度はライブですがテンシュテット/RCOバックでの演奏、タイム的には@24’52A9’42B10’15と前回分とそう大差はありません。独奏部分とオーケストラ部分が対等なこのVCでは結構両者が対となっているのが面白く本盤演奏も(ライブ故もありますが・・・)チョン・キョンファが丁寧な自然の流れの中にも起伏を見せて聴き応えが出ております。第1楽章は穏やかな幸福感の中にも流石締まった処がポイント稼ぎとなっております。第2楽章は「艶」とまでは行かなくてももう少しプラスαがあっても・・・という勝手な思いが当方に湧きはしました・・・。ブルッフの方のヴァイオリン協奏曲(演奏タイム@8’35A9’02B7’27)は未聴です。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)
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0 people agree with this review 2010/10/13
アンセルメの指揮する「展覧会の絵」は古くは珍しくLSOを振って1947年録音のもの、そして手兵SROを振って1953年、1958年及び本盤ステレオの1959年(アンセルメ76歳)録音盤があり演奏コンディション、音質から言って本盤が代表的なものと愛聴されているようです。SROもアンセルメ亡き後録音件数もぐっと減り寂しい限りですがそういった我々若い頃に馴染んだ楽団が影をひそめてしまってもう久しいですね。さて、本「展覧会の絵」・・・演奏タイムとしてトータル31’03と比較的コンパクトにまとめたものですが先ず当然ロシア的アプローチではなくそれだけ(ラヴェル編曲からか)フランス的というか理性的であり各画での個別性がコンパクトな演奏にも関わらずプロムナード移りの「間」により重視されているようで最後の「キエフ大門」に到るまでの積み上げ過程がフローとして私には捉えられずマァこんな演奏も変に興奮を伴わないで「良いか」として聴いています。「キエフ大門」での重低音は追加的なオルガンで更に効果が上がってはおります。「はげ山の一夜」(タイム11’04)やその他は未聴です。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)
1 people agree with this review 2010/10/12
アンセルメの指揮する「展覧会の絵」は古くは珍しくLSOを振って1947年録音のもの、そして手兵SROを振って1953年、1958年及び本盤ステレオの1959年(アンセルメ76歳)録音盤があり演奏コンディション、音質から言って本盤が代表的なものと愛聴されているようです。SROもアンセルメ亡き後録音件数もぐっと減り寂しい限りですがそういった我々若い頃に馴染んだ楽団が影をひそめてしまってもう久しいですね。さて、本「展覧会の絵」・・・演奏タイムとしてトータル31’03と比較的コンパクトにまとめたものですが先ず当然ロシア的アプローチではなくそれだけ(ラヴェル編曲からか)フランス的というか理性的であり各画での個別性がコンパクトな演奏にも関わらずプロムナード移りの「間」により重視されているようで最後の「キエフ大門」に到るまでの積み上げ過程がフローとして私には捉えられずマァこんな演奏も変に興奮を伴わないで「良いか」として聴いています。「キエフ大門」での重低音は追加的なオルガンで更に効果が上がってはおります。「はげ山の一夜」(タイム11’04)やその他は未聴です。本盤は更に仕様向上されており期待されます。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)
1 people agree with this review 2010/10/11
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