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Review List of ユローヂィヴィ 

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     2012/07/22

    前作『エルナーニ』と同じく第一幕で合唱のあとテノールによる印象的なアリアが歌われる。

    ドラマの舞台はヴェネチアのサン・マルコ広場近くの統領宮殿周辺のみで、主に登場人物の心理を描いていくという内向的と言ってもいいような性格を持っていて、登場人物たちが具体的な行動をみせる例えば『アイーダ』などとは正反対の作品。

    動作の作品ではなく語りの要素の強い作品、観せるでなく聴かせる作品。

    極端な話、朗読オペラにしてもいいくらいだ。(コンチェルタンテに適しているとも言える。)

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     2012/07/19

    歌劇というよりオラトリオと言った方がふさわしいような気がする。

    第二幕第二景の祈りの美しさはまるで宗教曲のようだ。
    ときたまプーランク節が出てくるのだが。

    カメラがアップを映し過ぎて全体をもう少し映して欲しかった。

    演奏のレベルは高い。

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     2012/07/16

    5作目にして端々から後に確立していくヴェルディらしさが現れている。

    西洋の戯曲で義理と人情を描いたドラマというのも珍しいように思う。

    日本でいう男伊達、西洋ではこれも騎士の精神なのか?

    パヴァロッティもヌッチも貫禄たっぷりだが、個人的にはシルヴィアを歌うパータ・ブルチュラーゼが印象的だった。

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     2012/07/13

    全曲21世紀に入ってからの録音。名演奏。協奏曲全集も一緒になったお得なセット。

    いたずらにロシアの民族色を出すでもなく、それでいてこの旋律はいかにもロシア的だなと思われるところはしっかりと色合いを消さないというツボを抑えた実にスマートな演奏。

    これまでは交響曲第4・5番が好きだったが、この全集で改めてグラズノフの交響曲を全て聴いて交響曲第2、3、7番がいいなと感じた。

    また交響曲第8番はグラズノフ最後の交響曲になるが(第9番は未完成)、ここではまるでグラズノフが人生の晩年を迎える時が近づいてきたことを感じてこの世との別れ、儚さ、美しさを作品に込めたように思えた。

    バレエ音楽『ライモンダ』からの組曲も素晴らしい演奏だ。

    付属のブックレットには作品についての解説が全くないのが残念。
    (Web上でオリジナル・ブックレットを見れるようにURLが書かれている。)

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     2012/07/12

    ヴェルディの第4作目、歌劇『第一次十字軍のロンバルド人(ロンバルディア人)』。

    前作『ナブッコ』に比べるとヴェルディらしさが薄れているように思える。

    テーマが愛国的であったり、合唱のパートの比重が高かったり、吹奏楽が活躍したりと変化がつけられているのだが物足りなさを感じる。

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     2012/07/10

    メトロポリタン歌劇場ならではの豪華なセットに客席から拍手が鳴る。

    舞台映えするミルンズも素晴らしい。
    特に第3幕など貫禄を感じる。

    トモワ・シントウ、プリシュカ、モルドヴェアヌ、クラークと役者が揃っている。

    今となっては1984年でも古い映像と感じられる所もあるが、素晴らしい記録だ。

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     2012/07/08

    まさに動く油絵。(正確にはガラス絵)

    ロシアの主題による3作品。

    ロシアの牛と農場を描く「雌牛」。

    ドストエフスキイ原作の「おかしな男の夢」。

    そしてルサルカ! 「マーメイド」。

    まさに幻想のロシア。

    圧巻! 傑作集!

    制作風景やインタビューなど特典も内容が濃い。

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     2012/07/06

    ムラヴィンスキイの冷徹なまでのたゆまぬテンポ感が緊迫した表情をかもし出している。

    その指揮ぶりが一番顕著にあらわれたのが交響曲第12番だろう。
    ショスタコーヴィチの交響曲の中ではあまり評価の高くないこの作品を迫力満点に演奏している。

    交響曲第6番はライブとは思えない見事な演奏を聴かせてくれる。研ぎ澄まされたアンサンブルと響きはムラヴィンスキイ&レニングラード・フィルならではの
    ものだろう。

    交響曲第15番はまさに名演。

    交響曲第7番と第12番がスタジオ録音でそれ以外はライブ録音。

    第7番は楽譜が現行版とは違うと思われる聴きなれないところがあった。

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     2012/07/06

    テクニックというか、腕っぷしが強いというか、なるほど楽譜通りに弾いたらこうなるのかと初めて気付いた部分がいくつもあった。

    普通なかなかここまで力強く粒立ててはっきり響かせていない和音の連続箇所をいくつか聴いていてそう感じた。

    録音が古くてスタジオ録音のものでも音質が悪いのが残念だが、しかたのないことだ。

    録音された音の状態よりギンズブルクの芸術の方に耳も心も奪われてしまう。

    ただバッハのシチリアーノの演奏の時に咳き込み続けているお客さんに意識をそらされてしまう。

    モーツァルトやベルリーニ、グノー、ヴェルディの歌劇の有名な旋律をリストが編曲した作品は今回初めて聴いたが、リストなりの作品に対する見方や音楽的な解釈、再構成、味付けや衣装直しがとても興味深い。

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     2012/07/04

    ガルデッリとゴッビ以外は今回初めて知ったがいずれも素晴らしい歌手たちだ。

    録音はわりと古いが音質はいい。

    名演だ。

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     2012/07/02

    ショパンの名曲をグラズノフがオーケストレーションし、フォーキンが振り付けをした『ショピニアーナ』。

    この映画は1977年の制作でボリショイ劇場バレエ団と、この作品がデビューとなったナタリーヤ・ベスメルトノワが踊っている。

    90年代初頭のベスメルトノワを観てバレエが好きになったが、『ショピニアーナ』は特に物語もない形の連続のような作品なのでベスメルトノワもあまり生き生きとしていない(個性が発揮出来ていない)ように思えた。

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     2012/07/02

    映像が鮮明で録音がステレオなら☆5の価値はあるだろう。

    舞台が暗いためによけいに映像が不鮮明だ。

    1981年クレムリン宮殿コンサートホールでのライブを撮ったものだが今となっては懐かしの名演といったところだろうか。

    ネステレンコのイーゴリ公はボリス・ゴドゥノフより役にぴったりしているように思える。

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     2012/06/26

    ヴェルディが最愛の妻と二人の子供を亡くすという人生で最大の悲劇にみまわれていた時に作曲された喜劇。

    運命の皮肉だろうか作品の初演は失敗し1日限りの上演で打ち切られてしまう。
    その後の上演はあたたかく迎えられたというが、成る程音楽だけ聴いているとなかなか楽しいものがある。

    ヴェルディの音楽は一にも二にも劇的なイメージがあるが、ここでのヴェルディは喜劇の音楽という意外性だけでなく、他の作品では聴くことのできない管弦楽伴奏のないチェンバロでのレチタティーヴォや台詞だけで音楽のない部分がある。

    ガルデッリの指揮のもと単に珍しい作品だからという理由でなく熱の入った素晴らしい演奏を聴かせてくれる。

    コソット、ノーマン、カレーラス、ヴィクセル、サルディネロと豪華キャストの歌声だけでも聴く値打ちがある。

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     2012/06/23

    タクタキシヴィリの美しい「ポエム」から始まるロシア&ソヴィエトの作曲家によるピアノ音楽アンソロジー第2巻。

    ソヴィエトという国はいくつもの民族を抱えていたことで知られる。

    その豊かな民族性をピアノ音楽に取り入れた知られざる作品がこのディスクには並ぶ。

    「24の前奏曲」や「6つの小品」は全曲でなく抜粋なのが残念だ。

    カラーエフの24の前奏曲はロシアン・ディスクに抜粋で入っているのを以前聴いて是非全曲聴きたいと思ったが、今回もそのうち6曲しか収録されていない。
    ヴァインベルクの短いが思索的なピアノ・ソナタ第5番も素晴らしい。

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     2012/06/23

    メロディアの新シリーズ。
    ロシア&ソヴィエトの作曲家によるピアノ音楽アンソロジー。

    全30巻を予定しているというこのシリーズ。記念すべき第1巻はまずミャスコフスキイのピアノ・ソナタから始まる。

    他のレコード会社だが、同じくロシアのノーザン・フラワーズの「ソヴィエト戦時の音楽シリーズ」もミャスコフスキイから始まったようにミャスコフスキイの音楽が高く評価されてうれしいことだ。

    この第1巻は反ソヴィエトの作曲家とみなされた3人の作曲家以外にソヴィエト連邦作曲家同盟のお墨付きの作曲家で書記長も勤めた悪名高いフレニコフが入っているのが複雑な感じがする。

    フレニコフの音楽はこれまでに交響曲や協奏曲しか聴いたことがなかったが、世界初録音となった若い頃の小品を聴いたらなかなか面白かった。しかも演奏しているのはティホン・フレニコフ・ジュニアだ。

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