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0 people agree with this review 2009/04/29
'97年発表。96年はメンバー3人のソロ活動でも話題を呼んだブランキーのポリドール移籍後第1弾アルバム。いわゆるルーズでいてタイトなサウンドなサウンドは質感の重さを増し、人の心を見透かすかのように突き刺さる"うた"は、その表情の幅を広げている。吐き捨てるように歌われるDのせつなさ、先にマキシ・シングルとしてリリースされたGのシビアさ、それに反するIのメロウさ、さまざまな"うた"は感情の赴くままに真髄を伝えてくる。
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'97年発表。映画「ロミジュリ」のエンディングCに代表されるように、どんづまりの鬱屈した世界を泣けるほど美しい世界へと浄化させてしまうトムの魔法はやっぱりとんでもなくスゴイとウルウルせずにはいられない待望の3rd。これまでで最もレイドバックしてるメロウなサウンドが浮遊感あふれるトムのボーカルの孤高度を倍増しているのが印象的。また、転んでもただじゃ起きないシブトさも感じさせてくれたところにグッときた。
'97年発表。2ndアルバムのリリースから半年だが、早く新しい曲を聴いてほしかったのか、ミニ・アルバムを発表したザ・ハイロウズ。4曲とも新曲。だが、ABは前年のツアーでもプレイしていたナンバーなので憶えていたファンもいるだろう。豪快に飛ばすハードなナンバーから、ブルース・テイストあふれるナンバー、心地よい浮遊感も漂うナンバーまで、相変わらず、理屈抜きにエンジョイできるロックを提供してくれる。
'97年発表。このアルバムのタイトル。前作が「READY TO DIE」だったからこそのものだけれど。今となっては別の意味を持ってしまった。やばいよ。ヘタするとこれがギャングスタ・ラップ最後の大作ってことになるのかもしれない。97年3月9日、衝撃の銃撃死をとげたビギーのラスト・アルバムだ。奇しくも同じく銃殺された宿敵トゥパック同様、豪華ゲストをたっぷり迎えた2枚組。当時のアメリカのポップ・シーンのメインストリームど真ん中に位置したヒップホップの中心人物……という自信を象徴するものなのだろうけれど。その自信がやけに空虚なものにさえ思えてくる。こんな状況を迎えるために彼らはヒップホップという素晴らしいストリート・カルチャーを成長させてきたわけじゃないはずなのに。聴きながら、どこかくやしい思いを捨て去ることができなかった。 音のほうはむちゃくちゃ充実している。ショーン・パフィ・コムズやナシーム・メリック、スティーヴィー・Jらバッド・ボーイ・エンターテイメントの面々はもちろん、DJプレミア、モブ・ディープのハヴォック、イージー・モー・ビー、ディギン・イン・ザ・クレイツ・クルーのバックワイルド、ボーン・サグス・ン・ハーモニー、ノーティ・バイ・ネイチャーのケイ・ジー、リル・キム、クラーク・ケント、112、トゥ・ショート、R・ケリー、DMC、そしてなんとなんとウータン・クランのRZAなどがゲストとして、あるいはプロデューサーとして入り乱れる大傑作。新時代のポップ・ファンクの完成盤といってもいい。この盤が幕引きになってしまわないことを心から祈っている。
'97年発表。日本武道館・名古屋レインボーホール・横浜アリーナでのライブ"SPACE COWBOY SHOW"の模様を収録。@からもはや、一分のスキもないほどのエキサイトぶり!聴いてるだけで体が熱くなってくるって人が続出しそう。どこまでもスパークしっぱなしのギターと、吠えるようなボーカル、そして観客(9割以上が男か!?)の大歓声。興奮しないワケがない。ちなみに20万枚限定なので急げ!
1 people agree with this review 2009/04/29
'97年発表。転落、そして再生の歌。なんてサブ・タイトルを私たちは安易につけたがる。シンガー、デイヴ・ガーンの自殺未遂、ドラッグに絡む逮捕という一連の騒ぎの後では、バンドが元に戻って(とは言え、95年にアラン・ワイルダーが脱退し、本作からはトリオになっているが)アルバムを作っただけでも奇跡のように思えるのだから。しかし、93年の前作「ソングス・フォー・フェイス&デヴォーション」でついに世界の頂点を極めた後の、この運命の皮肉な変転、それがもたらした精神的なダメージは、ハタからは簡単に測りがたいものに違いない。 それにしても堂々のカムバックだ。壮麗にして陰影に富んだエレクトロニック・ポップという彼らの昔からのコアの部分を維持しつつ、サウンド面ではさらに冒険的(プロデューサーのティム・シムノンの手腕が冴える)でハードかつヘビーになり、
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'96年発表。え、こんなにかっこいいバンドだったっけ。40男ロバート・ポラード率いるGBVの本作はローファイへのこだわりを捨て、カチッとしたバンド・サウンドに挑戦した意欲作。そのぶん、以前から定評のあったポラードのメロディ作りのうまさが、よりくっきりした。これは、もうギター・ポップだろう。やればできるじゃないか。でも、やり過ぎないところが40男の節度ってやつ。ブリーダーズのキム・ディールがプロデュース。
0 people agree with this review 2009/04/28
'90年発表。インディーズでリリースした事実上の1stアルバムの再発。当時のgはBLOODY IMITATION SOCIETYの室姫深。20年近く前、洒落た新聞(ペーパー)付きで発売されたこのアルバムを初めて聴いた時の衝撃は今でも忘れられない。パンキッシュでエネルギッシュ、それでいて捻りのあるサウンド、ここまでやってくれるバンドが日本にもいたのかと。激しい衝撃をそのまま現在に蘇らせる、新世代必聴の1枚だ。
1 people agree with this review 2009/04/28
'97年発表。立花ハジメの活動は、本当に測定不可能であるとまたまた思い知らされた。オーディオCDというメディアとしては、「バンビ」から数えて実に5年ぶりとなる"ミュージシャン"としての本作は、エレクトリック・ピアノのみのインストゥルメンタル・アルバム。ウーリッツァのチープだが暖かみのあるサウンドは、むしろ力強く、そしてポップな調べ。あらゆるメディアを縦横無尽に駆使する彼こそ、リアル・アーティスト。
'92年発表。90年代半ばのロック・シーンがいかにノー・フューチャーかを改めて思い知らせてくれたリユニオンが話題だったセックス・ピストルズのコンピレーション。再結成後はともかく、なにしろオリジナル・アルバムが1枚しかないバンドだからベストもクソもないのだが、残された音源すべてがベストだと主張してもいいんじゃないの、彼らなら。文句なしの全20曲だよ。
'96年発表。飛ばしてたバンド、ザ・ハイロウズの2nd。勢いのあるオープニング・ナンバーからヒット・シングルAへ、まずはスピーディなロック・サウンドが炸裂する。その後も、彼らなりにブルースやロックンロール、ポップスなどのエッセンスを効かせながら、何よりの魅力は突っ走っていくロック・バンドの気持ちよさやカッコよさだ。なお、ロック通だったら、同時発売された完全限定アナログ盤というのも聴いてみたいところだ。
'96年発表。95年の「SMOOCHY」でチェロを積極的に使うのが目立ったが、今度は全曲、教授のピアノにチェロ、バイオリンのトリオ編成だ。映画音楽を含む既発曲の再アレンジで、ベスト的選曲でもある。この小編成が、教授の基本的に悲しみの美学に基くといえるような音楽性によく合う。クラシックのイメージに近いLから、ほとんどコードだけで曲として聴かせてしまう新曲Dのセンスまで。教授の音楽のベースも見えてくる。
'96年発表。元レイン・パレード(という肩書はもう不要?)のデヴィッド・ロバックのサイケデリックなギター・プレイ(電気と生の両刀)とホープ・サンドヴァル嬢のブラック・キャンディ・ボイス。そのふたつが作り出す、はかなげな歌は、まさに現代のアシッド・フォーク。姿は見えているのに、どこまで追いかけても抱きしめることができない、そんなもどかしさを感じさせながらも聴く者を誘惑してやまない、実は恐ろしい音楽。
'96年発表。「キッズ」のサントラ盤で一気にメジャー感を強めたフォーク・インプロージョンの中心メンバー、ルー・バーロウのもうひとつの(あといくつあるのか本当のところは知らないけど)プロジェクトがセバドー。いや、こっちのほうが本家かな。 キング・オブ・インディーズ。4トラックの王者。むちゃくちゃ気合いの入っていないような、スキだらけのような、それでいてハードエッジな宅録サウンドを作る連中で。でも、そのパラドクスだらけの肌触りがなんとも不思議な吸引力を持っている、と。以前のアルバムに対してはそんか印象をぼくは抱いていた。が、フォーク・インプロージョンのガレッジ・シーンでの本格ブレイクを経て、セバドーもちょっと様子が変わった。相変わらず精神的エッジはきいているものの、物理的な音の手触りが曲によっては以前にくらべてよりなめらかに。あるいは、よりタイトに。よりキャッチーに。昔からの支持者には"わかりやすくなっちゃって、つまんね-よ"と文句言われそうな展開ですが。でも、これはたぶんセバドーが小さく閉じこもっていたある種の予定調和に満ちた箱庭的世界から一歩、外の世界に足を踏み出し、より緊張感あふれる活動を目指そうとしている証拠なんだろう。これからが彼らのパンク・スピリットの本来的な見せ場だ。かつてのソニック・ユースあたりと同じ境遇か。とはいえ歌詞のほうは存分に皮肉で、自
'96年発表。夏の終わりにフラリと尾道を旅したことがある。志賀直哉が、林芙美子がかつてこの街で小説を綴った理由がわかるような気がしたり、日本の情緒を優しく残した街の表情に気持ちがほっこりしたのをよく憶えている。その時の記憶を反芻したくなったのは@のせいなのだけれど、初めて訪れた土地なのにすぐに心がなじむことがあるように、前2作とは趣の異なる本作に慣れ親しむのにそう時間はかからなかった。 ピアノ、ウッド・ベース、パーカッション等を配したアレンジの新鮮さはどうだろう。先行シングルAもそうだが、このシンプルかつ奥行きの深い音と彼のボーカル・スタイルの相性がすごく良い。ジャズ風のフェイクとはまた違うリズミカルな独自の唱法が歌詞のニュアンスを引き立てていて無理がないのだ。スカパラ・ホーンズが参加した南国調のDやハープと歌のみで綴られるEなどもスタンダードのように聴こえるから不思議。小沢健二の作る音楽はめざしてそうなるわけではなく、自ずと普遍性を持ってしまうという性質があるように思える。それがこの3枚目で明確になった。高度情報化社会のそのまた消費スピードの速い音楽の世界で、スタンダードの基準や価値を見出だすのは確かに容易ではないが、ここに収められた曲の明度はいつの日も道を歩くには十二分な灯りのようである。
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