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Review List of 一人のクラシックオールドファン 

Showing 1981 - 1995 of 2357 items

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     2009/09/19

    以前録音されたAbramovicのピアノでブラームス、パガニーニその他の作曲家の作品を演奏した盤(今現在カタログNo・・・56161)とそれ以降年の本盤収録曲をつまみ食いして聴いたのですがサラ・チャンのかくも感性の繊細さと厳しさはどこから来るのだろうか、多分「血」民族的な感性もあるだろうしだからこそ多少生意気というか向こう意気の強さが彼女の演奏の魅力の基本と思われます。収録曲は大半小品なので余計その見せ場が強調され特にフランスものは「あヽこうして演奏したらフランス作品独特のノラリクラリが多少軽減されメリハリついたように」聞こえるのも不思議なものです。やはり若いっていいですねぇ。

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     2009/09/18

    後年録音されたフォークトのピアノでフランス作曲家の作品を演奏した盤(今現在カタログNo・・・5576792及びTOCE55645)とそれ以前若き頃の本盤収録曲をつまみ食いして聴いたのですがサラ・チャンのかくも感性の繊細さと厳しさはどこから来るのだろうか、多分「血」民族的な感性もあるだろうしだからこそ多少生意気というか向こう意気の強さが彼女の演奏の魅力の基本と思われます。収録曲は大半小品なので余計その見せ場が強調され特にフランスものは「あヽこうして演奏したらフランス作品独特のノラリクラリが多少軽減されメリハリついたように」聞こえるのも不思議なものです。やはり若いっていいですねぇ。

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     2009/09/17

    1958年収録のステレオ録音・・・当時としてはまだ珍しいかったのでは?それとコロンビアSOではなくNYPOの処がミソ・・・?前年度に録った歌唱陣は異なるもののこのNYPOとの演奏ライブの延長戦ではないでしょうが。さて、本演奏大げさなものでなく・・・そう同じNYPOとの共演バーンスタインと比較するまでもなく比較的淡々としたものとなっています。私はLPベースなので今回の仕様改善CDは聴いてはいないのですが演奏そのものからすると終始熱演する新旧バーンスタイン盤がユダヤ的雰囲気ムンムンを感じさせる一方ワルターは多分私などが聴きとれないほど単に表面的なものでなく深いものを織り込んでの演奏を展開してくれているのでしょう。タイム的には例えばバーンスタイン盤などより概ね各楽章ほんの少しだけショート気味です。

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     2009/09/17

    第4番(2008年収録)が私には分り易いのでこの曲を聴いての感想です。出だしから些かトーンの高い?ホルンでソフトにスタートします・・・やはりヤンソンス流で耳障りの良い(録音の良いのも起因?)、所謂ドイツ風ではなくこれこそインターナショナル風なのでしょうか・・・ゆったりと進んで行きます、こうしてタイム的に若干長めの第1楽章が終わります。続く楽章もどちらかと言えばHMVレビューにもありますように16分余とゆったりRCOの馥郁たる音色は楽しめます。第3楽章、終楽章は普通のタイム・・・全体聴きとおして何かファッとした感じが残りあのブルックナーの特にこの曲にイメージする森林の自然さとは違った演奏でした・・・これからこういう私のような固定観念では駄目なのでしょう、第3番の方は未聴ですので当面OKランクとさせて下さい。

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     2009/09/16

    かつての名コンビによる1982年収録のローマ三部作です。全体ではこのコンビによるフランス物を演奏する時のようなエレガントさが見え隠れしますが
    レスピーギのこの作品ではそれが決定打とはならず・・・勿論作品自体の性格に因る処が大きいのです・・・少し私が求めるメリハリ感に及んではおりません。しかしそこはデュトワ・・・ローマの松の迫力のある処やローマの泉水での微妙な繊細さは東京都の方が書き込まれている通りおおいに肯くのに躊躇はしませんが、結局最後は好みになるのでしょう、当面OKランクとさせて下さい・・・もうちょつと聴き込みましょう。

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     2009/09/16

    LP時代からのCD切替での愛聴盤となっております。コダーイの「ハーリ・ヤーノシュ」のユーモアと皮肉を綯い混ぜたこの曲をキリッと〆てやヽドライな表情で聴かせるのは死の前年とは言えセルの生来の演奏スタイルの結晶なのでしょう。プロコフィエフ「キージェ中尉」もなかなかバランスの取れた演奏で、セルはこのようなスラブ又は民族系音楽に対してその民族性とかいったものにのめり込ませずある意味でグローバルスタンダードで演奏出来る才能の持ち主なのでしょう。「最高」の出来ですね。今回の仕様変更で音質が更に改善されていることも期待されます。

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     2009/09/16

    カラヤンのハイドン交響曲に初めて接したのはVPOを振っての1959年他のDECCAのLP盤「太鼓連打」「ロンドン」だつたリスナーも多いと思います。後年カラヤンはハイドン交響曲を1975年頃BPOとEMIに、そして1980年代初め同じBPOとDGに録音しておりますます豪華な重厚な交響曲へと仕上げられて行きヴェテランレガートの味は堪能出来ますでしょう。しかし三つ子の魂百まででDECCA盤のある意味溌剌さは後年には求める事は出来ません、なお例えば「ロンドン」等最終楽章で本盤は後年盤で演奏された反復部分は略されておりスッキリしています。今回の仕様変更で音色は更に良くなっていることが期待されますね。演奏だけからも「最高」とします。

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     2009/09/15

    他盤HMVレビューにもあるように西側セッション録音で神秘と言われたリヒテルの当時天下を睥睨しつつあるカラヤンとのチャイコフスキー協奏曲共演舞台。曲自体派手な物なのにこの共演者は競争するというか時には攻撃的とも思われる場面も感ぜられ今となっては大時代的でもありましたが冒頭から面白く聴け名盤にカウントされていたのも肯けました(VSOも往時は元気!)。ラフマニノフは男っぽいリヒテルの骨太さが楽章により私の好みとマッチ、アンマッチを鮮明に感じた次第でトータル素晴らしい盤となってます。

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     2009/09/15

    ラヴェルの代表的な管弦楽曲集はいろんな指揮者特にフランス・ラテン系の演奏家によるもので占められており私はLPではクリュイタンスなどを聴いていますがこのパレーのCD盤も最近聴き始めております。P.パレーは比較的ドイツ物を得意としていたフランス指揮界の長老で毅然とした指揮ぶりがこの盤のデトロイトSOの1950年代の黄金時代?を保ったのでしょう。有名な「ボレロ」からスタートする本盤・・・・意外なのか割とテンポは速くクリュイタンスその他の演奏で15分台タイムで慣れていた私には面食らったというのが正直な感想(13分台なのですが確かマルティノン等もそうでした・・・)、こうしたアッサリ然が彼の持ち味の時もあるのです。他の曲はマァマァ、「ダフニスとクロエ」第2組曲が結構次第に盛り上がって行く雰囲気作りなど楽しめました。全体としてやはりパレーの毅然とした演奏がフランス物でも同様なのだなぁと思いました・・・最高ランクにはちょつとしんどいレベル?

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     2009/09/14

    クナッパーブッシュ/VPOブルックナーの唯一ステレオ録音(1956年)盤です。私は既に投稿されている方にも一部おられたようにLPでこの演奏を知りました。LP1.5枚つまり二枚目の裏面は全くノッペリのLPでした。さて、演奏はクナッパーブッシュが原典版を使わない方針なのかこの第5番もあれこれ特に第4楽章に加減の手が入れられた版を採用してカトリック的世界を再現していますがそのスケール感は少し私には大げさにも思われました。曲自体私個人として大変好きな第4番と第6番に挟まれたやや中途半端なイメージがつきまとっていてその割りに単調な大風呂敷的演奏が更に足を引っ張ったのでした。ブルックナーの交響曲の中では比較的「クセ」のある曲目だけにその扱いも指揮者の料理腕次第でクナッパーブッシュと言えどやや及ばない未消化な処もあるようでそれは当時の録音条件から来る要因もあるのでしょう。本盤は幾分仕様変更されているメリットがあるかもしれませんがOKランクに当面させて下さい。

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     2009/09/14

    クナッパーブッシュ/VPOブルックナーの唯一ステレオ録音(1956年)盤です。私は既に投稿されている方にも一部おられたようにLPでこの演奏を知りました。LP1.5枚つまり二枚目の裏面は全くノッペリのLPでした。さて、演奏はクナッパーブッシュが原典版を使わない方針なのかこの第5番もあれこれ特に第4楽章に加減の手が入れられた版を採用してカトリック的世界を再現していますがそのスケール感は少し私には大げさにも思われました。曲自体私個人として大変好きな第4番と第6番に挟まれたやや中途半端なイメージがつきまとっていてその割りに単調な大風呂敷的演奏が更に足を引っ張ったのでした。ブルックナーの交響曲の中では比較的「クセ」のある曲目だけにその扱いも指揮者の料理腕次第でクナッパーブッシュと言えどやや及ばない未消化な処もあるようでそれは録音条件から来る要因もあるのでしょう。OKランクに当面させて下さい。

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     2009/09/13

    私は本アルバムの全てのCDを聴いたわけではありません。一部他の人の所有盤・・・例えばセル指揮CPOドヴォルザークのチェロ協奏曲とかティボー、コルトーとの共演室内楽の数曲・・を聴いたりはした事はありました、正直古い録音これらは多分1920年代後半の録音でただその「有難さ」のみに気持ちを注力したものです。私自身の持っているLP化エンジェルGR盤では1930年代後半収録のバッハ無伴奏チェロソナタガアリコレハ長く聴いていた物で3枚各々の説明・解説とともに紺地に金ラベルのジャケットが特徴でした。更にCD化それもいろいろな音色技術で改訂版がリリースされて私などには正直フォロー出来ていないのが現状。たヾ1930年代後半カザルスが小生の年頃での収録、今となっては音状態は勿論演奏技術自体も幾らでも優れている盤は散見されるのに彼の本家物というかとにかく曖昧さの無い人生肯定的な悠々とした精神性はクラシック録音盤の「最高」の一角を占め一般的にはどの盤でもよいからチョイスを楽しんで聴いておくべき「演奏」でしょう。兎に角CD9枚でマルチバイだと3千円を切る価格とはスペースに余裕があれば経典か聖書のように置いて時々聴くいて人生甲斐のひと時を味わうのも一興では。
    しかし私自身冒頭申し上げた様に全てを聴いているわけではありませんのでワンランク大事をとって素晴らしいランクとまりとします。

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     2009/09/13

    ガーディナーは周知のようにルネッサンス、バロック音楽で手兵のオーケストラ・コーラス隊で演奏記録盤に現われてきた演奏家ですが他のこういう類いの大半の演奏家同様他の古典派、ロマン派の作品にもその手腕を発揮し最近ではシューマン、ブラームスの交響曲などのCDが私には印象的であります。さて、本盤はマスネの余りポピュラーではないけれど割と作品として聴き易い曲を色彩豊かに提示してくれその録音年代は1970年代というのですからガーディナーのレパートリーの多様さへの才能も然りですがいち早いマーケット・ファーストの読みもある意味サプライズに私には思えました。

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     2009/09/13

    私は本アルバムの内LPでCD1とCD2を聴いております。夫々の演奏については各CD盤に私なりの感想を書き込みましたのでここでは省略しますが本盤では同じ曲目を他のバック指揮者で聴ける(ラヴェル、チャイコフスキー)事とアルゲリッチなりに演奏姿勢の変化が良く耳の肥えたリスナーなら聞き分けられる楽しみそして何よりもかなり高いレベルの各演奏をCD7枚でマルチバイでこんなに手頃過ぎる価格で入手出来るのはまだアルゲリッチのCDに接しておられずこれから・・・という方には是非前向きに彼女の血滾る演奏(に比して概ね冷静な絶妙なバック演奏も含め・・)を聴かれたらと思っております。

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     2009/09/12

    私は初回LP盤で「1968年度ACCディスク大賞受賞」の帯がついていた盤でこのカップリング協奏曲を聴きました。さてこのラヴェルピアノコンチェルトなかなかのもの、クラシック通になる一つのメルクマールのようでアルゲリッチは煌びやかなそれでいて繊細なラヴェル音色を抜群のテクニックで表出しています。少しガーシュインに似た楽章もあれば第2楽章の管楽器とのデュエット様なピアノの静かな流れ、「ゴジラの逆襲」のテーマ似が瞬間過ぎる終楽章・・演奏者も覇気溢れ若かった1967年録音でこの曲をバックを指揮は同じアバドでオーケストラをLSOに変えて1975年再録しております・・最高!ですね。プロコフィエフもクラシック通になる一つのメルクマールのようでアルゲリッチは抜群のテクニックで作曲家独特のアイロニー混じりを上手く表出しています。アバドのサポートもBPOはやヽ重いもののバッチリ!作曲年代1910年台後半からして日本に立寄った影響か和音階も聞き分けられます。

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