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　2009/11/27

今も大人気のハリーポッターの初めのサントラ。音楽はジョン・ウィリアムズ。さすが大御所だけあってしっかりとした音楽！
チェリスタで始まるプロローグ等幻想的な曲が多いのですが、ブラス中心のパワー溢れる曲や木管の優しい感じの曲等これ一枚で様々な雰囲気の曲がきけます。ちなみに指揮のウィリアムズ以外の演奏者の名前が書いておりませんが、秘密の部屋のサントラの日本語ライナーによれば、スタジオ・ミュージシャンによる演奏との事。

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　2009/11/26

外山の管弦楽のラプソディー、丁度中間部が終わってから後半に入る所で掛け声が入っている。他の演奏では聴いた事がないのだがこれはなかなかよいアイデアだ。ただやはり後半部はお祭り騒ぎな響きを期待してしまう。芥川、伊福部、小山の作品は他盤のほうが良いがこの盤の演奏も悪くないだろう。近衛秀麿編の越天楽の録音というのは案外少ないのでないだろうか。これを新しい録音で聴けると言うだけでも貴重な一枚なのかも知れない。

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　2009/11/26

テレビアニメにしては珍しいフルオーケストラ、しかもモスクワのモスクワ・インターナショナル・シンフォニー・オーケストラとコンスタンチン・クリメッツと言う知る人ぞ知る巨匠を起用したゴージャスな録音。大島ミチルのスコアは時に壮大、シリアス、物悲しげと一曲ごとに色々な表情のある曲で例えアニメを見なくても楽しめる。ただライナーは簡素な気もするが。

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　2009/11/26

映画自体はあまりパッとしなかったようだがこのサントラはなかなか楽しい。ゴールデンサルのスコアはシリアスで幻想的でいかにもSF映画の曲という感じだ。いくつものの映画音楽を手掛けたロンドン交響楽団とダーク・ブロッセの指揮、合唱まで使ったゴールデンサルの壮大な音楽は例え映画を見なくとも楽しめるはず。

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　2009/11/26

スーザ吹奏楽シリーズ第四弾。なんといっても今回の目玉は「星条旗よ永遠なれ」だろう。HMVのレビュー通り普段聴きのがしてしまいそうなパートがよく聴こえる他、トリオではハープまで使用している。(実際スーザはある年以降この曲を演奏する時ハープを加えていたそうだ)ハープ入りの録音は珍しいのではないだろうか。勿論いつものように知られていないバンドの作品も収録されており資料的価値も高い。ただなぜか1〜3弾のCDに比べてやや音が小さい気がする。

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　2009/11/23

２つの世界対戦中にイギリスでよく演奏された行進曲を集めたCDです。演奏は近衛アイリッシュ・ガーズ軍楽隊。イギリス近衛兵付軍楽隊と言えば、グレナディア・ガーズやコールドストリーム・ガーズ、スコット・ガーズが有名で録音も多いのに対してこのバンドの録音はあまり見かけないのでその点は貴重と言えるのではないでしょうか。曲目はアルフォードを中心としたイギリス軍楽系作曲家の作品が中心ですが、中にはアメリカのスーザやロジャースの作品も収録してありちょっと驚きます。演奏はやや遅めのテンポですがイギリスのバンドらしい柔らかい響きであまり知られていないイギリス・マーチはなかなかの演奏。このレーベルの特徴かも知れませんがほとんど残響のない録音には疑問あり。

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　2009/11/22

曲の前半はイギリスの近衛兵のバンドが演奏している。さすが軍楽隊だけありマーチにはなれているのだろう。シャープな演奏でなかなか良い。後半は民間のバンドと言う事もあるのだろうかややぬるい。ただ祝典行進曲は佳演ではあるが。マーチ初心者向けだと思う。

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　2009/11/22

黄金期のスコット連隊軍楽隊の演奏を収録したCD。軍艦行進曲で聴ける重厚さを聴けばこのバンドが当時凄かったのが良くわかる。選曲も珍しい物が多い。(ただせっかくマーチ世界の旅というタイトルなのだからもう少し欧州以外の地域も取り上げてはとも思う)ただテープが傷んでるのか私のCDの製造ミスなのかは分からないが少しノイズが入っている。

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　2009/11/22

あまり演奏されない珍しい曲を何曲か含んでいて資料的価値も高く、演奏も良い上、価格も高くないという優良盤。録音も新しめ。スケーター・ワルツは良く演奏されますがワルトトイフェルだけの作品集となると意外と出ていないのでこの盤は貴重だと思います。

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　2009/11/19

シューベルトの未完成交響曲はどことなく東欧の田園をイメージさせる雰囲気の素朴な演奏だと思う。(スロヴァキアのオケが演奏しているから当然と言えばそうだが)一方のベートーヴェンは普通の演奏。有名な第一楽章は6分強と速めのテンポでこれはなかなかいいと思う。ただ少しオーケストラのキズが目立つ事が残念。録音は少し悪い気もするがこの価格なら問題はないだろう。

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　2009/11/10

演奏は残念ながら一級品と言いがたいが(特に何度も録音されている祝典行進曲は！)作品を知る分にはなんら問題ないレベルだと思う。それよりもなんといっても今回収録された曲の半分が初録音と言うのは驚きだ。作曲経緯は違う物のどの曲も明るく品のある作品でなぜ今まで演奏されていないのかが不思議なぐらいだ。録音はなかなか優秀。

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　2009/11/05

劇場音楽『殺されたはず』の唯一の全曲盤だが演奏自体はあまり楽しい物ではない。どこかノリきれてないような演奏。次の5つの断章も録音はかなり少ないがこれも演奏は似たような感じ。ジャズ組曲第一番は多数の音源が出ている中この演奏は厳しいだろう。とにかくつまらない。録音はまぁまぁ。資料的価値は抜群だが演奏はあまり良いとは言いがたいので基本的にファン向け。

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　2009/11/03

このCDに収録された4曲は全てSF特撮映画音楽の夕べと題されたコンサートで初演された物。SF交響ファンタジーは第一番がよく録音されるが(やはりゴジラのメイテーマが収録されているせいだろうか？)二番、三番はあまり録音がなく現在入手しやすいのはこの盤位だ。どれも細かくトラック分けされていて聴きたい部分だけをさっと聴けるのはなかなか嬉しい仕様である。倭太鼓とオーケストラのためのロンド・イン・ブーレスクは元々は数少ない伊福部の吹奏楽作品だが上記コンサートのために編曲されたそうだ(ライナーより)かつてはこのオーケストラ版の録音もいくつかあったようだが今現在入手しやすいのやはりこれのみのようで貴重だ。他の人も述べていらっしゃるがなかなかの熱演、これは良い。ライナーには伊福部氏による自作の解説もあり読みごたえ、資料性も抜群。

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　2009/11/02

演奏はどれもオーソドックスでまぁ、これといった演奏もありませんが安心して聴けるレベルです。選曲も親しみやすい曲が多く絵柄もかわいらしいのでお子さんのプレゼントに最適かも知れません。ただ音源には駅売り海賊盤の音源(例えばショルツやリッチォ指揮のやつ)も入っています。

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　2009/10/29

とにかくここに収録された曲は難解といってよく、ライナーによれば戦前日本で演奏された時、ほとんど相手にされなかったようだがそれも良くわかる。ともかく一回聴いただけで分かるような作曲家ではないのは確かだ。(反面あの時代にここまでのモダンな作品を残しているのはまさに天才！) ヤブロンスキー&ロシア・フィルの演奏は相変わらず良い仕事をしてない(それでも昔よりかはマシだが)が世界初録音という事もありこんな物だろうか。それにしても毎回、片山氏の詳細な解説はすごい。これだけでもかなりの価値あり。