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Mozart (1756-1791)

CD Mozart: Clarinet Concerto; Flute Concerto; Fagot Concerto

Mozart: Clarinet Concerto; Flute Concerto; Fagot Concerto

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  • ★★★★☆ 

    一人のクラシックオールドファン  |  兵庫県  |  不明  |  17/June/2011

    1972年から1973年にかけてベーム(当時78歳の頃)/VPOがVPOの管楽器首席各奏者とモーツァルトの管楽器協奏曲を演奏録音したもので当時一連のモーツァルト物収録の一環であります。何れもVPOの昔のふくよかなサウンドの雰囲気がまだ残っている処にベームの(これもまだ維持していたやや武骨ながら)重厚な正攻法によるサポートが程よくブレンドされ各独奏者との絶妙なバランスが最高であります。中でもモーツァルトが愛した管楽器であるクラリネットの為のK622の協奏曲(タイム@13’05A8’09B9’34)はプリンツ42歳の時の録音で作品が作品だけに澄み切った境地と翳りの対照性を鮮やかに描き出しております。「陽」に包みながらふとした時に見せる「陰」のニュアンスと落ち着いた運びには独特なものがあります。私は本盤演奏を聴くに当たってやはりプリンツが丁度本盤演奏録音の十年前1962年ミュンヒンガー/VPOのバックで同曲を録音したものを思い出しました。師ウラッハゆずりながらその方の演奏も素晴らしくただ若さとバックの違いの為か軽快な典雅調が本盤より上回った感じを記憶しております。十年の年月がちょっぴり貫禄をもたらせたと思うのは気のせいなのでしょうか。K622からするとややマイナーな存在でありモーツァルト自身今一好みではなかったという先入観から正直私には少し散漫と思われるK313フルート協奏曲第1番は音楽的本質に迫ったハイクォリティな演奏をトリップは繰り広げております(タイム@9’39A9(43B7’53)。又K919はファゴットの為の珍しい協奏曲で演奏タイムは@7’11A7’39B4’24と更に前二曲より小ぶりになって作品自体もマァ「こんなものかな」の線をファゴットのツェーマンはただひたすら真面目に進めています。とにかくK622については代表的な演奏盤になっています。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

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