Complete Chamber Works Vol.1: Kalnits(Vn)Volpov(Vc)Poliansky(P)
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レインボー | 不明 | 不明 | 22/October/2023
近年トッカータ・レーベルで紹介され知られる様になったスコットランドの作曲家、チャールズ・オブライエン。 今まで管弦楽作品集やピアノ作品集がリリースされていますが今回新しく室内楽作品集がリリースされました。 いずれも、ピアノ、チェロ、ヴァイオリンによる三重奏作品です。 ピアノ三重奏ソナタ第1番と、ピアノ三重奏ソナタ第2番は共に1940年に初演された作品。 スコットランド色は薄めだが、ここでもオブライエンの特徴である美しい旋律が印象的。 比較的明るいタッチが特徴の第1番とどこか影のある第2番ともになかなかの出来で、知られざる名作としておすすめ。 ピアノ三重奏のための2つのワルツも旋律の美しさは変わらないが、ピアノ三重奏程の出来ではないと思う。 演奏は、ピアノをオレグ・ポリャンスキー、ヴァイオリンを、ユーリ・カルニッツ、チェロをアレクサンドル・ヴォルポフが弾いている。 3名とも名前から分かる様にロシアとウクライナ出身の演奏家で、オブライエンと関係は無さそうな組み合わせであるが、演奏はなかなか共感豊かで素晴らしい。 世界初録音ということも考えると充分な水準と言えるだろう。 録音も2017年と最近なので、問題ない。0 people agree with this review
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