Sym, 8, : Boulez / Vpo
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織工 | 東京都 | 不明 | 05/October/2014
ブルックナー没後100年記念として1996年9月、ザンクト・フローリアン教会でのウィーン・フィルとのライヴ録音。ハース版による演奏。それまでブーレーズがブルックナーを振った音源が一般に知られておらず、この記念すべきコンサートにブーレーズが起用されたこと自体、その話題性は十分だった。 ブーレーズは周到に準備をしたと思う。驚くべき解析力であり、さすがにスコアを読み尽くし音楽を再構成するという、自身も現代音楽の代表的な作曲家であるブーレーズならではアプローチの演奏である。 残響効果も巧みに計算に入れて全体構成を考えており、ウィーン・フィルの持ち前の木管楽器の世界最高水準の美しさは絶品。その分、金管の咆哮はかなり抑え気味で(実際の臨場感は別、こちらは録音テクニックかも知れないが)、全体のバランス感が見事に統御されている。 アゴーギクなどは抑制されほとんど感じないレベル、いわゆる「激情型」とは無縁の理知的な運行ながら、しかしクールな計算だけでない、音楽へのブーレーズ流の渾身の「入れ込み」は確実に伝わってくる。特に、テンポの微妙な変化、フレーズの絶妙な融合、両者のシンクロナイズ化によって、長い楽章も休止や転調を区切りとする「局所変化」が多様でまったく飽きさせない。好悪はあろうが、ブルックナーでもこうした「知的」演奏スタイルは実に有効といった見本のような演奏。2 people agree with this review
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ひさ | 神奈川県 | 不明 | 24/November/2007
ブルックナー=リンツの田舎作曲家という概念で聴くと、失望するかもしれませんが、現在にも生きている世界のブルックナーとして捉えた演奏には、拍手を送りたい。 同じ聖フローリアンでライブ録音した日本人指揮者のダイナミックレンジが狭く、管楽器がミスだらけの第7番を重宝がる人には、受け入れられないでしょう。 なお、私はDVDを勧めます。コンサートは音だけではその真価の半分しか伝えないからです。5 people agree with this review
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un portrait de PB | 東京都 | 不明 | 11/April/2006
非宗教家で厳しい作曲家のブーレーズにとって、この交響曲は「giganticで偉大な作品」ではないのだ。その代わり大きな構造とディティールの両面に等しく愛情を注ぎ仲介した大変頭の良い演奏だと思うが、希望通り十分実演を重ねずに録音した経緯もあり、オーケストラとの思惑のずれが随所に合奏の乱れとなって表れる。ホールトーンは切り詰め過ぎと思う。未調整の音源ではすべてが何と論理的に響くことか!ただ、指揮者の緻密な解釈と出会ったウィーン・フィルの和声・音色感覚の何ともいえぬ繊細さは他に替え難い。最近の7番はもっと良かった。2 people agree with this review
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もとこう | ながの | 不明 | 04/May/2005
わたしは結構好きですよ。弦の響きなんて、いいじゃないですか。0 people agree with this review
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