TOP > Music CD・DVD > Classical > Mozart (1756-1791) > Die Zauberflote: Fricsay / Berlinrias.so, Stader, Streich, Otto, Haefliger

Mozart (1756-1791)

CD Die Zauberflote: Fricsay / Berlinrias.so, Stader, Streich, Otto, Haefliger

Die Zauberflote: Fricsay / Berlinrias.so, Stader, Streich, Otto, Haefliger

Customer Reviews

Showing 4 star reviews > Read all customer reviews

Do you want to write a review?

Write you own review

Showing 1 - 2 of 2 items

  • ★★★★☆ 

    タイガー哲  |  埼玉県  |  不明  |  01/November/2011

     別のCDのレビューにも書いたが、このソフトの欠陥はディースカウがパパゲーノを歌っていること。この優等生的な真っ正直な歌いぶり(うまいというほかない歌いぶり)は、パパゲーノがこのジングシュピールの狂言廻しであることを忘れてしまっている。ディースカウが魔笛で歌うのなら、ショルティ盤のように弁者しかない。すこし年代が違うが、やはりプライあたりの歌で聞きたかった。→  のっけから苦言を呈したが、このパパゲーノ以外のキャストは言うことがない。特筆すべきは夜の女王を歌うリタ・シュトライヒ。この人の夜の女王を聴くと他のものは聴く気がしなくなる。一時期グルベローバの評価が高かったが、その無理のない発声、コロラトゥーラの技巧、dictionのいずれをとってもかなわない。いまやリタ・シュトライヒも完全に過去の人になったが、もっと評価されてしかるべき人である。小生に言わせれば、この人の夜の女王を聴かないで、魔笛の演奏をあれこれ論じるのは論外。リタ・シュトライヒを聴くためだけに持っていたいCDである。→  フリッチャイの指揮ぶりも聴いていて心地よい。テンポも妥当、オケが前に出ることも引っ込むこともない、まず十全のタクトといえる。RIASOから非常に柔らかな響きを紡ぎ出すことに成功している。モーツアルトのオペラ、特にメルヘンである魔笛には木管を中心として、柔らかな、聴くものを包み込むような響きがなにより重要であると思う。DGのベルリンセッションであるから、おそらくイエス・キリスト教会が使われていると思われる。この録音場所の選択もこのCDが成功した一因である。→  冒頭、ディースカウのことをくさしたが、一つだけ救われているところがある。それは終幕近くのパパゲーナと歌う「パパゲーノ、パパゲーナ」のデュオ。リーザ・オットーが生気はつらつとしてまことに可憐な歌いぶりで、ディースカウもそれまで死に体だったものが、一気によみがえったようなところがある。リーザ・オットーに救われたといってよい。→  ジングシュピールというので、せりふを役者が演じている。この頃のDGはジングシュピールというと、この方法を取って録音しているが、はっきり言って成功しているものはない。この魔笛のものは残響などを考慮して行なわれていて、まだましな方である。もっとひどいものがいくつもあった。プロデューサーの見識が問われるところである。出演者はみんなオペラをやっている人であり、この程度のセリフがしゃべれないで、オペラが歌えるはずもない。→  Die Zauberfloteを「魔笛」と訳すのは、日本人の悪しき教養主義のなせる業。日本人、特に音楽評論家はやれザラストロは哲学を語っているだの、モーツァルトとフリーメーソンの関係を論じるところから、このオペラを語ろうとするからそうなる。このオペラは子供も見て楽しめる「メルヘン」なのだ。だから魔笛などとせず、「まほうの笛」とでもしておけばよいのだ。そうすれば、もっといろんな人が、それこそクラシックなどを一度も聴いたことがないという人でも、聴くかもしれない。→  それを念頭において映画を作った人がいる。イングマール・ベルイマン。この人の映画は、人の心をえぐるような深刻な映画ばかりなのだが、なぜかこのオペラを映画にしている。魔笛はメルヘンであるというコンセプトの下に作られた映画といってよい。DVDになって発売されているので(廃盤かもしれないが)、ご覧になることをおすすめする。オペラハウスのライブ物よりずっと楽しめること請け合いのソフトである。なによりタミーノ・パミーナが美男・美女(この監督は面食いだった)。三人の次女も豊満な熟女ばかり。幕開きでタミーノが失神しているときに、三人でタミーノを取り合いすることの意味がこれでハッキリとする。モーツァルトはわいせつな人間で、自分の作中の登場人物にも、わいせつなことをさせたり、語らせたりしているが、そういったこともこの映画ではしっかりと作りこまれている。序曲の演奏中、このオペラを見る子供たちがスクリーンに映し出されるが、その子供たちの表情もすばらしい。ぜひご覧になっていただきたい。→  小生がオペラの全曲レコードを買ったのは、このフリッチャイの魔笛が最初だったと思う。日本DGの廉価レーベルだったヘリオドール、3枚組3000円。当時LPは1枚2300円から2500円していたから、助かった覚えがある。この値段でもちゃんとボックス入りで対訳もついていた。当時の日本DGは良心的だったのだ。生涯初のオペラ全曲ということだけでなく、リタ・シュトライヒの夜の女王を聴くために、これからも残しておきたいソフトである。モノラルであることも気にならないレベルの出来。  →は段落を示します。 

    6 people agree with this review

    Agree with this review

  • ★★★★☆ 

    ベルフィオーレ  |  tokyo  |  不明  |  08/October/2005

    名盤である。ただし、パミーナ・タミーノ・パパゲーノのセリフは別の俳優がやっているので、ちょっと違和感がある。モノラル録音であるが、特に気にはならない。ヘフリガー、フィッシャー=ディスカウ、シュターダー、リタ・シュトライヒら往年の名歌手の美声が聴ける。

    3 people agree with this review

    Agree with this review

Showing 1 - 2 of 2 items