Don Quixote : Herbert von Karajan / Berlin Philharmonic, Mstislav Rostropovich(Vc)(Single Layer)
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なごやん | 愛知県 | 不明 | 07/June/2017
手に汗握る・・・とは、こういう名演の時に正に当てはまる言葉。さらに、ドン・キホーテの、愛、諦観の情感豊かな楽想のところでは涙がにじむ。ロストロさんの何という表現力!それを支えつつ、オケのド迫力をぶつけるカラヤンさん。BPOの名奏者の名人芸がまたたまらない。全体に、音楽の推進力やうねりから生じる迫力は、カラヤン節であり、カラヤンの至芸。あっと言う間に聴き終えてしまう、とてつもない演奏とつくづく想う。1 people agree with this review
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つよしくん | 東京都 | 不明 | 18/January/2011
同曲演奏史上最高の超名演だ。録音は1975年であるが、これは、カラヤン&ベルリン・フィルの黄金時代。カラヤンにとっては、その後、様々な故障を抱えて体力的に衰えていく分岐点となった年であるし、ベルリン・フィルも、楽団史上最高の名奏者が集まった全盛期であった。そして、ロストロポーヴィチの脂が最も乗った時期でもあり、当時のベルリン・フィルの首席ヴィオラ奏者のコッホも加わったメンバーの組み合わせは、正に豪華絢爛にして豪奢と言わざるを得ないだろう。こうした豪華な面々の組み合わせがかえって仇になる作品もあるとは思うが、R・シュトラウスの管弦楽曲の場合は、そのオーケストレーションの華麗さ故に大いにプラスに働くことになる。カラヤン&ベルリン・フィルの重量感溢れる豪壮な演奏は、それだけで聴き手の度肝を抜くのに十分であるし、ロストロポーヴィチのチェロの表現力の幅の広さは、正に史上最高のドン・キホーテと言っても過言ではあるまい。主題提示部の圧倒的な迫力から、終曲の詩情豊かな繊細さに至るまで、このチェリストの底知れぬ実力を感じずにはいられない。カラヤン&ベルリン・フィルは、本盤の約10年後に、メネセスと組んで、ドン・キホーテを録音しており、名演ではあるものの、とても本盤ほどの魅力はない。HQCD化によって、音場がやや拡がった点も評価したい。9 people agree with this review
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