Tchaikovsky Symphony No.5
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ワルター・メンゲルベルク | 不明 | 06/May/2008
聴き初めてすぐの頃は「最高!」、聴き慣れてくる頃には「だめ!」となる典型的な一枚です。凄い求心力で、“疾風怒濤”を地で行く演奏に、初めて聴いた時は確かに度胆を抜かされました。しかし、何度も聴くと、粗が目立ってくるのです。第二楽章など、VPOならもっと艶やかになるはずだし、終楽章に至っては金管楽器が崩壊寸前です。更に、センチメンタリズムの表出や、豊かなアンサンブル、構成の明晰さや独特の気品など、チャイコフスキー演奏に求められるものも欠けています。言葉は悪いですが“豪快さだけが取り柄”のような演奏になってしまっているのです。熱に圧倒されているうちはまだしも、耳が肥えると途端に熱から醒めて聴けなくなる、そんな問題作です。0 people agree with this review
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