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Izumiko Aoyagi

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ショパン・コンクール 最高峰の舞台を読み解く 中公新書

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    ヤックン  |  岡山県  |  不明  |  29/July/2021

    青柳さんの著書は他にも読んだことがあり、その時はピアノの技術的な話が結構ありよくわからなかったところも多かったのですが、今回はコンクールの舞台裏の人間臭い話や、演奏の評価など興味津々で一気読み。 コンクールで演奏されたショパン の曲を知ることもでき、ライブラリー作成の参考になります。

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    Tan2  |  神奈川県  |  不明  |  18/April/2021

    ピアニストで日本ショパン協会の理事であり、一流の物書きでもある青柳いづみこさんによる2015年の第17回ショパン・コンクールの密着ドキュメント。  スポーツと違って、音楽コンクールは「審査員の採点」によって結果が決まるため、その基準や判定結果には常に「不明」なものがつきまとう。そもそも審査員は「客観的」に審査しているのか、そもそも音楽や演奏における「客観性」などあり得るのか? 「優勝」と「2位以下」では、その扱いが大きく異なることになるので、その辺が大いに気になるところである。  そういった点で、ご本人がピアニストであり、審査員の多くと「仲間」としてお付き合いのある青柳さんの書くことは、事実や本音に近い「実態」に迫っているのもと思われ、非常に興味深く読んだ。  とはいっても、それでも多くの疑問点やもやもやは残り、そういったものに青春を賭けないといけない若手音楽家たちに心が痛むし、そこにうごめく(であろう)音楽ビジネスや「大衆人気」のようなものも心に引っ掛かる。(「良いものは良い」はずなのに、「コンクール入賞」の箔が付くと出演機会やギャラが大きく変わるのだろう)  本来であれば2020年に開催されるはずの第18回ショパン・コンクールも、コロナの影響で今年2021年の秋に延期されたが、予備審査も遅れているようである。今からでも間に合うので、この本を読んで、予備知識なりコンクールの裏側に思いをはせながら、同時進行するコンクールを注視してみてはいかがでしょうか。

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